Amazonプライム・ビデオのリアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』。この夏には男女が逆転した『バチェロレッテ・ジャパン』も配信される予定です。配信が始まる前に『バチェラー・ジャパン』の過去の名場面を振り返っておきましょう。
恋愛リアリティー番組である同シリーズは、1人の独身男性=バチェラーが真の愛を見つけ出すために、「彼の心をつかみたい」と思っている20人の女性とゴージャスな婚活体験を行います。ルールとして毎回、バチェラーはいいと思った女性にバラを渡して、渡されなかった女性は番組から去ります。回を追うごとに人数は減っていき、最終話の時点でバチェラーの心を射止めた女性がいる場合は、その1人にバチェラーから結婚を前提とした交際の申し込みが行われるという流れです。Vol.2ではファンが沸いた「ローズモンスター」の登場や、バチェラーデレデレの温泉回など、シーズン2を振り返ります。
※本編の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※本文中の肩書や年齢は当時のものです
記事制作/オリコンNewS
【エピソード1 白熱のアピール合戦】
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2代目のバチェラーは小柳津林太郎(おやいづ・りんたろう)氏(35)。京都生まれ、ニューヨーク育ち。慶應義塾大学経済学部を卒業し、サイバーエージェントの幹部というITエリートな肩書きを持っています。趣味はバスケットボールで、「考えごとの整理ができたり、悪いことがあったら公園でバスケをして気分転換にもなっています」とさわやかに話します。
小柳津さんのもとにはシーズン1にも増して個性豊かな女性が集いました。着物で登場したり、ワイングラス片手にバチェラーと一足先に乾杯したり、竹刀を持参して“面”を披露したりと、ファーストインプレッションで思い思いにアピールをしていきます。
倉田茉美さんこの投稿をInstagramで見る
イラストレーターの倉田茉美さん(27)は手製のイラストを持参。自身をバラに見立てた一枚には、「Choose me」というメッセージが添えられています。小柳津氏は「ロマンティック。うれしかったです」と感激していました。
右手愛美さんこの投稿をInstagramで見る
劇団主宰の右手愛美さん(30)は「私、右手って書いて『うて』って読むんです」と自己紹介し、バチェラーに向かって右の手のひらを向けます。そこには「声がタイプです」という文字が。小柳津氏の反応は「ちょっとうれしい」と上々でした。
岡田茉里乃さんこの投稿をInstagramで見る
ヨガインストラクターの岡田茉里乃さん(25)は、バスケットボールを抱えてリムジンから降り立ちます。そして、レッドカーペットをドリブルしながら小柳津氏のもとへ。最後は「運動好きの女性は好感度が高い」と話していた小柳津氏へパス。岡田さんは「ちょっとでも覚えてもらえたらなと思って」と緊張気味な笑顔を向けたところ、「いきなりドリブルして歩いてきたら印象に残ります。一緒にバスケしたいですね」と、小柳津氏と意気投合していました。
お次は、初めてのカクテルパーティー。乾杯を終えるやいなや、小柳津氏は「茉里乃さん、せっかくなので」と2ショットに誘います。バスケの話で再び盛り上がると、小柳津氏は「ちょっと待っていてください」と一言。「サプライズなんですけど、最初の会話がバスケのパスだったのがうれしくて。なので、バラを渡したいです。受け取っていただけますか?」と、ローズセレモニーを前にバラを渡す “ファーストインプレッションローズ”をプレゼント。岡田さんは「ありがとうございます! 頑張ってよかった」と歓喜の表情を見せました。
エピソード2より。ヘリコプターでナイトクルージングデートを楽しむ岡田さんこの投稿をInstagramで見る
ほぼ第一印象だけで、5人が脱落する初日。バチェラーと共通の話題があり、うまくアピールに使えた岡田さんの作戦勝ちでした。
【エピソード4 バラが人を変える? ローズモンスター誕生】
野田あず沙さんこの投稿をInstagramで見る
シーズン2に登場する女性の中でも大きなインパクトを残したのは、元プロ野球チアリーダーの“あずあず”こと野田あず沙さん(28)でした。エピソード3では貸し切りのスカイツリーでデート。地上350メートルから夜景を眺め、ロマンティックなムードが漂います。そして、ローズセレモニー前にバラをプレゼントされる“サプライズローズ”が。さらには、頬に2度のキスを贈られ、最高の一夜を過ごします。
エピソード4の沖縄では、驚きの事件も。ビーチ・フラッグス(旗取り競争)で優勝した野田さんは、小柳津さんと2ショットでベッドに寝そべります。小柳津さんの誕生日ということもあり、野田さんはローズオイルを使った艶めかしいマッサージをプレゼント。あまりに刺激的な光景に共演者たちからは「見方によってはエロい」「あれは違うと思う」とボヤきが止まりませんでした。
ビーチでのマッサージも……『バチェラー・ジャパンの魅力』ーシーズン2「女のバトル編」
最終回直前のトークスペシャルでも、野田さんは話題の中心に。「みんな2話までは優しかったけど、(私が)サプライズローズをもらった瞬間に変わった」と振り返ります。すると、野田さんとバチバチの言い争いをした岡田さんは「ローズが生んだ化け物」と、野田さんを表現。“ローズモンスター”というシリーズ屈指の名言の誕生に、周囲は大爆笑でした。
“ローズモンスター・あずあず”こと野田さんの名言集この投稿をInstagramで見る
残念ながらバチェラーには運命の相手に選ばれなかった野田さんでしたが、昨年に結婚したことを発表。番組とは別の場所で幸せを掴みました。
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【エピソード6 “若様”がセクシーすぎる温泉デートにバチェラーメロメロ】
若尾綾香さんこの投稿をInstagramで見る
野田さんと同様に強烈な印象を残したのはモデルの若尾綾香さん(28)です。「ミス・スーパーナショナル2015」日本代表に選ばれた経歴を持つ、誰もがうらやむようなプロポーション。自信も満々で「ライバルはいない」「私の物語のためにありがとう」と豪語します。そんな若尾さんに畏敬の念も込めて「若様」という愛称が付けられました。沖縄編では「武器は使う」と宣言しつつ美ボディ全開の水着姿を披露し、バチェラーだけでなく、スタジオコメンテーターの指原莉乃をも虜にします。
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若様の魅力が凝縮されていたのは、軽井沢編の温泉デート回です。デートのお相手に選ばれたことを知ると「そうだよね」と自然と笑みがこぼれます。「温泉で、色気で落としてくるわね」と宣言して、草津温泉に向かいました。
温泉デートシーン(0:25~)
浴衣姿でバチェラーの前に現れた若様。一足早く温泉に入っていた小柳津氏は、「気を緩めちゃダメだと思って彼女を待っていました」とのちに語ったように、凛とした表情を見せていましたが、髪をお団子ヘアでまとめ、ほぼすっぴんで登場した若様に一瞬で虜になります。ソフトなボディタッチになんともいえない表情となった小柳津氏は「なんか恥ずかしいなぁ……」と完全にデレデレ。若様は「鼻の下がすごく伸びてましたね」と、してやったりな表情でした。
【エピソード7 福良さん、待望の2ショットデート】
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バラエティ豊かな“顔芸”を披露して物語に華を添えていた受付嬢の福良真莉果さん(31)。ただ、残り7人となったエピソード6までに、2ショットデートが一度もないという悲劇に見舞われてしまいます。
不安に涙する福良さん(0:15~)
グループデート中の2ショットタイムでは、小柳津氏に、なぜ自分を誘わないのかと直撃。小柳津氏は「デートは手段であって目的ではない。1回も行ってなくても、今ここにいるということは見てるということ」と告げました。誘われないことで不安もあった福良さんでしたが、小柳津氏からの温かい言葉に涙を流しました。
福良さん“顔芸集”この投稿をInstagramで見る
そして、に物語はエピソード7へ。残るは5人。今回勝ち残った女性たちは次回、実家に戻り、バチェラーを迎え入れる用意をすることが伝えられます。そして、東京を舞台にした最後のデートに行くことに。小柳津氏から「2人でデートに行きたい」と最初に誘いを受けたのは福良さんでした。突然の展開に「腰抜けた……」と崩れ落ちて喜びを表現。ライバルとなる4人も、福良さんの思いを知っているだけに祝福モードでした。
デートの場所は驚きの結婚式場。ここで福良さんは自身の家族について話し、普段の明るい福良さんからは想像もつかない苦しい生い立ちを小柳津氏に告白。福良さんが紡ぐ言葉に、「真莉果と過ごす時間を今まで以上に大事にしたい」と胸を打たれていました。そして、誕生日プレゼントとしてストールを贈られた福良さん。小柳津氏は「2ショットデートをして、全然知らない真莉果さんを知れた。結婚をするというイメージが進んだ。めちゃくちゃいいデートだったんじゃないかな」と振り返ります。
ここも勝ち残った福良さん。エピソード8では福良さんの実家が舞台となり、お母さんとのやり取りもほっこりさせました。福良さんの存在は時にピリピリしがちな『バチェラー・ジャパン』の癒やしとなりました。
『バチェラー・ジャパン』シーズン2ダイジェスト
『バチェラー・ジャパン』は、現在シーズン1から3まですべて配信中。毎シーズンの1話ごと、見逃せない展開がぎゅっと詰まっています。
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