7月16日にスタートするフジテレビ系木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』で主演を務める石原さとみさん。数多くのドラマや映画に出演し、キュートな小悪魔や勝ち気な女子など幅広く演じ分け、豊かな演技力を発揮しています。今回はそんな石原さんのハマり役ぶりが際立つ作品をアンケート(※)し、TOP5をピックアップ。皆さんの推し作品は何位にランクインしたのでしょうか?
※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:172
記事制作/オリコンNewS
5位(12票)【リッチマン、プアウーマン】澤木千尋(さわき・ちひろ)→夏井真琴(なつい・まこと)
●2012年7月期フジテレビ系ドラマ、2013年4月フジテレビ系ドラマ(単発)
偶然と運で、29歳にして億万長者となったIT企業社長・日向徹(小栗旬さん)と、勉強や資格取得に励んできたにも関わらず、就職先がいまだ見つからない東大生・澤木千尋(石原さん)が、ひょんなことで出会い、恋に落ちる“月9”らしい恋愛ドラマです。“現代版プリティ・ウーマン”とも呼べる作品で、スペシャルでは米・ニューヨークでもロケが行われました。
石原さんは、堅実で努力家、一方で就活に力を入れているにも関わらず、なかなか職が見つからないヒロインの真琴を等身大で演じました。ファンからは「ひたむきな姿が魅力的です。今改めて観るとちょうど就活している自分と重なる部分があって、違った視点から観られて面白いです。また社会人になったら、違った感情を抱くのかなと思います」と共感を覚える声が多数寄せられました。
4位(17票)【失恋ショコラティエ】高橋紗絵子(たかはし・さえこ)→吉岡紗絵子(よしおか・さえこ)
●2014年1月期フジテレビ系ドラマ
●原作『失恋ショコラティエ』(水城せとな/小学館)
松本潤さん演じる主人公・小動爽太(こゆるぎ・そうた/ソータ)が、チョコレートが大好きなサエコ(石原さん)のために、「チョコ」と「片思い」を捧げ続けるラブコメディー。石原さんが演じたサエコのは天然なのか計算なのかわからない、いわゆる“女子力”の塊のような女性。天真らんまんに、しかし時には思わせぶりに振る舞い、ソータを翻ろうする“小悪魔”の演技力に高い評価が集まりました。
言うなれば“最強天然系小悪魔女子”であるサエコは石原さんのハマり役との声も。「良い意味でとにかく魔性の女って感じが似合いすぎていました。同性ですが、私も振り回されたいと思ってしまいました」、「あのかわいいぶりっこは石原さとみしかできない」と絶賛するコメントが届きました。
そして、石原さん演じるサエコにソータのように骨抜きになったファンも。「計算高いけど、そんなのどうでも良いくらいかわいくて、なんでも許せるし、してあげたくなる」とキュンキュンは止まりませんでした。
3位(20票)【5→9~私に恋したお坊さん~】桜庭潤子(さくらば・じゅんこ)
●2015年10月期フジテレビ系ドラマ
●原作『5時から9時まで』(相原実貴/小学館)
デビュー当時から「いつか月9のラブストーリーで主役を演じる」という目標を掲げていた石原さんにとって念願の月9初主演作品です。制作会見では「人の“記憶”に残るような作品になるといいなって思っています」と意気込みを語っていましたが、願いは届き多くの人の心に留まる作品になりました。
彼氏なしで迎えようとした29歳の誕生日目前に突然アプローチが重なり、人生最大のモテ期が訪れた主人公の英会話学校講師・桜庭潤子(石原さん)と、高学歴・高身長・高収入のイケメン僧侶の星川高嶺(ほしかわ・たかね/山下智久さん)のラブコメディー。石原さんは前半のツンツンした姿と、後半のデレっぷりのギャップを好演しました。「ツンデレ感がとても良かったです! いい展開になったかと思いきや最悪の展開になったりとハラハラドキドキの恋愛ドラマでした! 最終回のクリスマスツリーのシーンは泣きました!」と支持が集まりました。
劇中の英会話シーンも見逃せません。「石原さとみさんの英会話力が引き立ってます」、「英語もペラペラ!」と、その英語力の高さを絶賛する声も多かったです。
2位(21票)【地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子】河野悦子(こうの・えつこ)
●2016年10月期日本テレビ系ドラマ、2017年9月日本テレビ系ドラマ(単発)
●原作『校閲ガール』(宮木あや子/KADOKAWA)
ファッション雑誌の編集者を目指し出版社に入社するも、予想外の校閲部に配属された河野悦子が、地味と思われていた校閲の仕事に新しい風を巻き起こす痛快作。思ったことをすぐ口に出す性格で、人の心を動かしたりピンチを乗り越えたり、時には怒られたりしてしまう悦子の姿は大きな反響を巻き起こしました。
この投稿をInstagramで見る
かっちりと前髪をあげ、おおぶりのゴールドアクセサリーにスカーフを合わせた“デキる女”風のパンツスーツ姿や、出社初日にはパープルの華やかなトップスが際立つスタイル、オフではファーベストにペイズリー柄のスカートを合わせたフェミニンな装いなど、第1話だけでも多くのバリエーションを見せたファッションも見どころになりました。
この投稿をInstagramで見る
「毎回毎回服が変わっていて見飽きない!」、「さとみちゃんだからこそ演じられるお仕事への熱心な向き合い方と、思わず真似したくなる可愛らしいお洋服や髪型!」と多くのファンのハートをがっちり掴みました。
1位(40票)【アンナチュラル】三澄ミコト(みすみ・みこと)
●2018年1月期TBS系ドラマ
死因究明専門のスペシャリストが集まる研究所を舞台に、法医解剖医メンバーが「不自然死」に隠された真実を究明しながら、浮かび上がるさまざまな人間ドラマを描いていく作品です。石原さんは「不自然死究明研究所(UDIラボ)」に所属するミコトを演じました。
アンナチュラル最終回まで、
— アンナチュラル【TBSドラマ公式】 (@unnatural_tbs) March 16, 2018
あと1時間です‼
とにかく。スッキリ温かな気持ちが残る最終回になっていると思います😌#tbs #金曜ドラマ #アンナチュラル #石原さとみ #井浦新 #窪田正孝 #市川実日子 #松重豊 pic.twitter.com/cVVelBAFeH
ミコトは、石原さんがこれまでさまざまな役で演じてきた「女の子らしさ」の要素を極力抑えたそうで、メイクはほぼ“すっぴん”。演技もとにかく“ナチュラル”を求めた結果、新しい魅力も開花しました。「石原さとみさんは天真爛漫(らんまん)な役を演じられることが多いイメージでしたが、アンナチュラルのミコトはどこか陰があってカッコいいリケジョで、新しい石原さとみさんを見られて新鮮でした」と、石原さんが30代に入って初めてのドラマで見せた一面に女優としての成長を感じさせています。
アンナチュラル8話放送まで、
— アンナチュラル【TBSドラマ公式】 (@unnatural_tbs) March 1, 2018
あと24時間切りました⤴✨
明日は、ミコトと六郎がふたりでお食事に...😆ドキドキ。
それにしても。
この鰹は美味でした💕
最後はスタッフも美味しく頂きましたよ!#tbs #金曜ドラマ #アンナチュラル #石原さとみ #井浦新 #窪田正孝 #市川実日子 #松重豊 pic.twitter.com/zD5NFcTPvq
幼い頃に家族が無理心中をしたという壮絶な生い立ちから、誰よりも生きることにこだわりを持ち、生死と向き合う解剖医のミコト。石原さんの演技力が光り、重いテーマを扱いながらも、どこか上品さや美しさを纏う作品に仕上がりました。ファンの中には「絶望する時間があったら美味しいもの食べて寝ます」とミコトの生き方に大きな影響を受ける人もいたほどです。
30代に入り、ますます演技の幅が広がる石原さん。どんどん魅力的になるキュートな笑顔で、これからどんな役柄を演じていくのか目が離せません。
■関連記事■