梶裕貴の演じた好きな役ベスト5 少年の葛藤・成長を絶妙に表現する演技力

梶裕貴

9月3日は声優・梶裕貴さんの誕生日。今やアニメファンならずとも、その存在は広く知られるようになり、人気声優としての評価を不動のものとしています。今回はそんな梶さんの35歳のバースデーを記念して、ファンの皆さんに好きな梶さんの出演作品・役についてアンケートを実施(※)。

多くの人気キャラクターを務めるだけに票はかなり多岐に割れましたが、上位の5作品だけを見ても、これを全て同じ人が演じているのかと感心せずにはいられない結果となっております!

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施  総評数102

記事制作:オリコンNewS

 

5位(5票) アニメ『からかい上手の高木さん』西片(にしかた)                    

『からかい上手の高木さん2』Vol.5 [Blu-ray]、東宝、2020年(左が西片)

『からかい上手の高木さん2』Vol.5 [Blu-ray]、東宝、2020年(左が西片)
  • TVアニメ:第1期・2018年1月~3月、第2期・2019年7月~9月
  • 原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』(小学館『ゲッサン』連載)

梶さん演じる中学生男子・西片と、高橋李依さん演じるクラスメイトの女子・高木さんのやりとりを描く日常系ラブコメディー。西片のことが気になって仕方ない高木さんがあの手この手でからかい、西片はそんな高木さんに一杯食わせてやろうと仕返しを目論むも、いつもあっけなく彼女のからかいの策にハマってしまう……。そんな2人の尊い関係性に思わずニヤニヤさせられてしまう作品です。


TVアニメ『からかい上手の高木さん2』PV第1弾

西片に対する好意を、思わせぶりな言葉や態度で示して翻弄する高木さん役・高橋さんの小悪魔な演技。一方、そんな彼女にムキになって悶々とさせられるウブな西片を梶さんがリアルに表現し、思わず自分ごとのように感情移入させられてしまいます。かわいすぎる高木さんの隣で赤面し必死になっている西片も、同じくらい超かわいいのです。

原作者・山本宗一朗氏による今年の七夕イラスト

《ファンの声》

「毎回高木さんをからかおうとして逆にからかわれてしまう西片が好きです! また、中学生という思春期真っ只中の役を見事に演じきる梶さんも大好きです!」

4位(6票) アニメ『ハイキュー!!』孤爪研磨(こづめ・けんま)

『ハイキュー!!』vol.4 (初回生産限定版) [Blu-ray]、東宝、2014年(左が狐爪研磨)

『ハイキュー!!』vol.4 (初回生産限定版) [Blu-ray]、東宝、2014年(左が狐爪研磨)
  • TVアニメ:第1期・2014年4月~9月、第2期・2015年10月~2016年3月、第3期・2016年10月~12月、第4期・2020年1月~4月&10月~
  • 原作:古舘春一『ハイキュー!!』(集英社『週刊少年ジャンプ』2020年7月に完結)

バレーボールに青春をかける男子高校生たちの姿を描く人気作品。梶さんは、主人公・日向翔陽(ひなた・しょうよう/CV:村瀬歩さん)が所属する烏野高校バレー部のライバル校、東京・音駒高校のセッター・狐爪研磨を演じています。

“プリン頭”がトレードマーク

普段はマイペース&無気力な“癒し系”で母性本能くすぐられる感じですが、いざプレーになるとめちゃめちゃにクレバー。セッターとして戦況を見極めチームメイトに的確なボールを上げる姿はまさに知略型の司令塔で、オンとオフのギャップに心を掴まれます。無気力な見た目の奥に熱い闘志をたぎらせる梶さんの緻密な役作りが際立つキャラクターといえるでしょう。中村悠一さん演じる幼なじみの主将・黒尾鉄朗(くろお・てつろう)との友情にも胸が熱くなります。


狐爪研磨擁する音駒高校の戦いを描くOVA『ハイキュー!! 陸 VS 空』本PV

《ファンの声》

「研磨の普段の感じと翔陽に対してだけ見せる、少し元気がある感じがすきです。早くアニメの続きが見たいです!」

「無気力なのにバレーするときはかっこよくて、でも普段はかわいくて、黒尾さんとのペアも好きです!!」

3位(14票) アニメ『七つの大罪』メリオダス

『七つの大罪 戒めの復活1』(完全生産限定版) [DVD]、アニプレックス、2018年(中央がメリオダス)

『七つの大罪 戒めの復活1』(完全生産限定版) [DVD]、アニプレックス、2018年(中央がメリオダス)
  • TVアニメ:第1期・2014年10月~2015年3月、第2期・2018年1月~6月、第3期・2019年10月~2020年3月、第4期・2021年1月~、劇場版・2018年8月公開
  • 原作:鈴木央『七つの大罪』(講談社『週刊少年マガジン』2020年3月に完結)

古の時代、「ブリタニア」の地を舞台に、7人の“大罪人”からなる伝説の騎士団「七つの大罪」の戦いをめぐる物語。梶さんは「七つの大罪」の団長にして「憤怒の罪」を背負うメリオダス役で主演を務めています。


TVアニメ新シリーズ「七つの大罪 憤怒の審判」制作決定PV

このメリオダスも、梶さんの見せるギャップを魅力に上げる声が多かった役。ひょうひょうと明るく少年のような容姿ですが、その正体は魔神族(まじんぞく)であり戦闘では圧倒的なパワーを発揮。さらに、自身の正体などに関しては秘密主義な一面もあり、一筋縄ではいかない複雑な内面を抱えるキャラクターです。一つの作品・キャラでいくつもの顔を見せるメリオダスこそ、梶さんの芸達者ぶりが存分に味わえる役と言えるでしょう。

魔神化し「殲滅状態(アサルトモード)」となったメリオダス

《ファンの声》

「今まで熱い役や真面目な役が多いイメージだったのですが、明るく軽妙でいてどこか全てを見せていないと感じさせる演技がとても印象的でした。その後兄弟のゼルドリスも演じられましたが、どちらの演技も引き込まれました。アニメの続編を楽しみにしています。」

「少年ボイスから低音ボイスになるのが本当に好きです。明るくて可愛いショタっ子メリオダスも魔神族の少し怖いメリオダスもどちらとも梶くんの演技が素晴らしくて最高です!!」

2位(16票) アニメ『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍(とどろき・しょうと)

『僕のヒーローアカデミア』2nd Vol.3(初回生産限定版)[Blu-ray]、東宝、2017年(背後に描かれているのが轟焦凍)

『僕のヒーローアカデミア』2nd Vol.3(初回生産限定版)[Blu-ray]、東宝、2017年(背後に描かれているのが轟焦凍)
  • TVアニメ:第1期・2016年4月~6月、第2期・2017年3月~9月、第3期・2018年4月~9月、第4期・2019年10月~2020年4月
  • 原作:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)

クールな表情が印象的な轟(1枚目)

世界人口の8割が超常能力“個性”を発現させるようになった超人社会で、個性を悪用するヴィラン(敵)を取り締まるヒーローを目指す国立英雄高校の生徒たちの成長を描く物語。主人公のデクこと緑谷出久(みどりや・いずく/CV:山下大輝さん)の幼なじみで英雄高校の同級生・轟焦凍を梶さんが演じています。


第2期・英雄体育祭でのデクVS轟

轟はNo.2ヒーローのエンデヴァーを父に持ち、将来No.1のヒーローになることを厳命され育てられた身。父からは炎の個性、母からは氷結の個性を受け継ぎつつも、父との確執から炎の能力を使うことを最初は頑なに拒んでいました。自分の生き方に葛藤しており、梶さんの押し殺したような声の演技が胸に迫ります。アニメ第2期の英雄体育祭で見せるデク役・山下さんとの“演技合戦”は壮絶。デクの言葉によって内面も技も変化していく轟の姿が感動を誘います。

一方、かわいい天然発言で不意を突いてくるところもファンにとってグッとくるポイントのようです。


第2期・英雄体育祭、デクの言葉で轟が父から受け継いだ個性を開放

《ファンの声》

「梶くんの低音ボイスで放たれるあの天然発言ホントに可愛い あと顔がいい たまに出る末っ子感が可愛い あと顔がいい バトル時の本気顔がめちゃくちゃかっこいい」

「梶さんが演じられている役で他にも沢山好きな人居ますがわたしの中でナンバーワンはやっぱりトド様です。ギャップすぎる轟くんのCVが梶さんとかもう、しかもイケボなんですよ……声がいい……」

「梶くんの作品のキャラは全員好きだけど、轟君は格別に好きです!! 冷静なところ、ちょっと抜けてるところ、全てがかっこいい!!」

1位(17票) アニメ『進撃の巨人』エレン・イェーガー

『進撃の巨人』Season 3 第4巻 (初回限定版) [Blu-ray]、ポニーキャニオン、2019年

『進撃の巨人』Season 3 第4巻 (初回限定版) [Blu-ray]、ポニーキャニオン、2019年
  • TVアニメ:第1期・2013年4月~9月、第2期・2017年4月~6月、第3期 Part.1・2018年7月~10月、第3期 Part.2・2019年4月~7月、劇場版:2014年11月、2015年6月、2018年1月公開
  • 原作:諌山創『進撃の巨人』(講談社『別冊少年マガジン』連載)

梶さんの出世作となったエレン・イェーガー役。壁の向こうから襲いくる巨人を倒すことに命をかけるエレンの壮絶な姿で、梶さんの魅力を知ったという人も多いのではないでしょうか。


『進撃の巨人』The Final Season PV

アニメ序盤の、有名な「駆逐してやる!」という鬼気迫るセリフはもちろん、その後いくつもの試練に晒され、多くの仲間を亡くしながら怒り泣き咆哮する、めくるめく感情表現。時に見るのがいたたまれなくなるほど、梶さんの神がかった芝居が心をえぐってきます。「エレンという役はライフワーク」と梶さんも語っており(2018年、『劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~』舞台あいさつにて)、特別な思い入れを抱いていることがうかがえます。


『進撃の巨人』Season3梶さんのインタビュー

時期は未定ですが、NHKでTVシリーズのファイナルシーズン放送が決定しており、果たしてエレンと仲間たちの長きにわたる闘争の日々は報われるのか、心して待ちたいと思います。


10分で追いつける『進撃の巨人』Season1-2ダイジェスト

《ファンの声》

「やっぱり梶さんといえば……この作品です。梶さんがエレンに「なりきる」のではなく、梶さん自信がエレンに「入り込んで」演じている所が他の作品よりも1番感じます。進撃の巨人……ここまで先が読めない作品に出会ったのは初めてです。最終話まで応援し続けます!」

「初めて見た時は、私の中で今まで2次元だったキャラが3次元に飛び出してきたかのような衝撃でした。進撃の巨人のお陰で、キャラクターに命を吹き込んでいる声優さんのお陰で新しい世界が見えた気がしました。梶くんが声をあてているエレンの感情が爆発するシーンは毎回ドキドキしてます」

「残酷な現実に葛藤しながら成長していくエレン。1つ1つ選択していくエレンの心情が痛いほど伝わってきて大好きです」

 

これらの他には『SERVAMP‐サーヴァンプ‐』のクロ、『BROTHERS CONFLICT』の弥(わたる)、『鬼滅の刃』の錆兎(さびと)、『あんさんぶるスターズ!』の衣更真緒(いさら・まお)などなど……、全部で35もの役名が挙がりました。演じてきた役の振れ幅に、改めて驚かされます。今後も、また新たなハマリ役、当たり役で私たちを夢中にさせてくれることを心から期待したいと思います。

 

■関連記事■

 

 

 

この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
ORICON NEWS