【Vol.4】日本人アマル&ケイジュのデビュー決定 『LOUD(ラウド)』最終章~Team JYPプロフィール

Team JYP

韓国の大手芸能事務所「JYPエンターテインメント」代表パク・ジニョン(J.Y. Park)と、『江南スタイル』が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが争奪戦を繰り広げた次世代K-POPボーイズグループ発掘オーディション『LOUD』(ラウド)が9月11日に最終回を迎え、ついにそれぞれの事務所から1組ずつ、計2組のボーイズグループが誕生しました。日本人参加者もアマル、ケイジュがJYPから、コウキがP NATIONからデビューすることが決定。最終章では第6~8ラウンドの生放送ラウンドを中心に振り返り、【Vol.4】ではTeam JYP、【Vol.5】ではTeam P NATIONのデビューメンバーのプロフィールと名場面を紹介します。

※敬称略
※年齢は2021年10月1日現在。放送内では韓国での数え年が使われていますが、文中では日本での満年齢で表記

記事制作:オリコンNewS

 

第6ラウンド:生放送ラウンド【1】19人→16人

負ければ2人が脱落 初戦はP NATIONが完勝

LOUDより

第5ラウンド「キャスティングラウンド」を経て、JYPはイ・ゲフン、ケイジュ、イ・ドンヒョン、アマル、ユン・ミン、ユン・ドンヨン、チョ・ドゥヒョン、パク・ヨンゴン、カン・ヒョヌの計9人、P NATIONはチョン・ジュニョク、ウ・ギョンジュン、オ・ソンジュン、ダニエル・ジェガル、チェ・テフン、ウンフィ、イ・イェダム、キム・ドンヒョン、コウキ、チャン・ヒョンスの計10人の所属が決定し、いよいよ最終的なデビューメンバーを決める「生放送ラウンド」に突入しました。

第6ラウンド(第12話)~第8ラウンド(第14話)は3話連続で、仁川(インチョン)松島(ソンド)コンベンシアから生放送。第6ラウンドでは、Team JYP、Team P NATIONがそれぞれ3つのステージを披露し、視聴者投票によって勝敗を決めます。

■第1ステージ「アイデンティティーミッション」

Team JYPの第1ステージ

Team JYPの第1ステージ
P NATION:『I'm Your Brother』(Jessi)
JYP:『Again & Again』(2PM)

生放送初戦は、双方の事務所のカラーを象徴するような楽曲対決。P NATIONは所属歌手Jessiのヒップホップナンバー『NUNU NANA』をアレンジした『I’m Your Brother』を、JYPは事務所の創世期を支えた“長男”グループ2PMの『Again & Again』を披露します。

Team P NATIONが披露した『I'm Your Brother』

Team P NATIONは生放送ラウンドのために宿舎で合宿をして培ったチームワークを武器に、LEDを使った衣装によるド派手な演出のステージを展開。JYPが「最初のステージでLEDまで使って反則だよ!」とクレームを入れると、PSYは「きょうに懸けているんです」と、並々ならぬ想いでこのラウンドに臨んでいることを口にし、「小さな木(事務所)からも大きな実がなることを証明した」と努力を称えました。

LEDを使ったパフォーマンスを披露したTeam P NATION

LEDを使ったパフォーマンスを披露したTeam P NATION

一方のTeam JYPは、本家2PMをオマージュした衣装をまとい、9人全員の動きがそろったK-POP王道の群舞ダンスを披露。PSYは「この曲はK-POP第2世代の序幕を知らせた曲。体が震えるくらいかっこよかった。まるでプロのようなステージ」と絶賛。JYPも「2PMのメンバーも彼らのファンも誇らしく思うでしょう」と太鼓判を押すステージで老舗アイドル事務所の風格を見せつけました。

Team JYPが披露した『Again & Again』

■第2ステージ「同一曲ミッション」

Team P NATIONの第2ステージ

Team P NATIONの第2ステージ
P NATION:『10 Minutes』(Lee Hyori)
JYP:『10 Minutes』(Lee Hyori)

2戦目は、2003年に韓国で大ヒットしたLee Hyori(イ・ヒョリ)の『10 Minutes』。同じ曲に両社が異なるアレンジ、演出を加えて企画力を競うもので、両プロデューサーにとっても腕の見せどころ。

Team P NATIONが披露した『10 Minutes』

P NATIONはダンディーなディスコ調のアレンジで、セクシーな魅力が詰まったステージを展開。フィーリングが難しい振付にしたことを実は心配していたというPSYは「短期間で仕上げたなんて信じられない!」と想像を上回るパフォーマンスを褒め称えます。

Team JYPの第2ステージ

Team JYPの第2ステージ

一方、JYPはロックテイストのアレンジに、PSYへの宣戦布告のような挑発的な自作ラップを乗せました。PSYは「歌詞がディスるレベルで面白かったです。今までお互いに褒め合うばかりで、この流れでいいのか疑問でしたが、やっと目が覚めました」と笑い、JYPは「ドンヒョンくんの歌詞が立派でした。今、中学2年生? 作詞能力がすばらしい」とJYP最年少14歳のドンヒョンに賛辞を送りました。

Team JYPが披露した『10 Minutes』

■第3ステージ「クロスオーバーミッション」

Team P NATIONの第3ステージ

Team P NATIONの第3ステージ
P NATION:『Growl』(EXO)×『Lazenca, Save Us』(N.EX.T)
JYP:『About Romance』(Choi Baek Ho)×『IDOL』(BTS)

このラウンド最後の対決はジャンルの異なる2曲を組み合わせた「クロスオーバーミッション」。今後グループの中核を担いそうな参加者が登場する注目の対決です。

Team P NATIONが披露した『Growl』×『Lazenca, Save Us』

P NATIONは、ジュニョク、テフン、ヒョンス、ウンフィ、コウキの5人で、K-POPダンスナンバー『Growl』(EXO)とシンフォニーロック『Lazenca, Save Us』(N.EX.T)をマッシュアップした壮大な楽曲。エネルギーを爆発させた強烈なステージで圧倒し、JYPは「ジュニョクくんから“僕がチームを引っ張る”という気概が感じられた」と感嘆します。

Team JYPの第3ステージ

Team JYPの第3ステージ

JYPは、ゲフン、ケイジュ、アマル、ドンヨン、ヨンゴンの5人で、「トロット」と呼ばれる韓国演歌曲『About Romance』(Choi Baek Ho)と、BTSの『IDOL』をミックスした大胆なアレンジ。斬新な組み合わせでしたが、PSYは「なぜJYPが大手事務所なのかがわかりました。もともと1曲であるかのように見えました」とうなります。

Team JYPが披露した『About Romance』×『IDOL』

そして脱落者の発表です。第6~8ラウンドは毎回、勝敗に関係なく、両社の事務所評価で1人ずつ脱落。その後、生放送中の視聴者投票の結果が発表され、負けたチームのうち事前投票順位最下位の参加者が脱落。つまり、敗者チームは一気に2人が脱落する過酷なサバイバルです。両プロデューサーは1度だけ、ワイルドカードを使って脱落が決まった参加者1人を救済できることも説明されました。

LOUDより

事務所評価により、JYPはヒョヌ、P NATIONはドンヒョンの脱落が決定。そして、ステージごとの視聴者投票の結果はP NATIONが3対0で完勝。事前投票でJYP最下位だったヨンゴンの脱落も決まり、P NATIONは9人、JYPは7人が次のラウンドに進出しました。

 

 

第7ラウンド:生放送ラウンド【2】16人→14人

まさかの連敗でJYPがワイルドカード発動

Team JYP

Team JYP

7人にまで減ってしまったJYPは、この緊急事態にエースのゲフンが3戦とも“緊急出動”することに。ゲフンは「このメンバーを一人でも多く守るために頑張る」と気を引き締め、JYPは「僕のオーディション番組への認識が甘かった。PSYは強敵でした。今後はコンサートだと思って臨みます」と反省も含めて入念な準備をして挑みます。

Team P NATION

Team P NATION

■第1ステージ「ビルボードミッション」

Team JYPの第1ステージ

Team JYPの第1ステージ
JYP:『bad guy』(Billie Eilish)
P NATION:『Havana』(Camila Cabello)

初戦は、米ビルボードチャートで1位になった人気曲で対決する「ビルボードミッション」。JYPはBillie Eilishの『bad guy』を選曲し、それぞれが自分の“バッドガイ”な部分をイメージトレーニングして臨みました。PSYが「ゲフンくんに圧倒されました」と話すと、JYPは「僕は勝敗にこだわらず、ステージに備えながら実力を養えと言ってきました。でも、ゲフンくんを見て絶対に勝つ気だと思った」と、死力を尽くすエースのパフォーマンスに心を動かされます。

Team JYPが披露した『bad guy』

P NATIONの出番を前に、イ・スンギは「“ビルボード”と聞いて、『江南スタイル』の乗馬ダンスを期待したはず」と視聴者の思いを代弁。PSYは「僕の曲は残念ながら1位じゃなかった(2位)ので、参加者たちは乗馬ダンスを踊らずに済みました」と笑い、Camila Cabelloの『Havana』を選曲。編曲はこのチームならではのウンフィとダニエルに任せました。

Team P NATIONの第1ステージ

Team P NATIONの第1ステージ

数日泊まり込みで作ったというデモを聴いたPSYは「これが我が社の未来だ。天才です」と改めて彼らの才能にほれぼれ。メンバーで意見を出しあって韓国語の歌詞も取り入れたステージにJYPは「ダニエルとウンフィにこんな大仕事を任せたことに驚いている」と語り、PSYは「番組が求めるものをすべて自分たちでやり遂げた。K-POPの未来を示すステージでした」と喜びをかみしめました。

Team P NATIONが披露した『Havana』

■第2ステージ「コンセプトミッション」

Team JYPの第2ステージ

Team JYPの第2ステージ
JYP:『School Life』(Stray Kids)
P NATION:『No more dream』(BTS)

アイドルにとって必須テーマともいえる「スクールライフ」をコンセプトに、企画力を競う「コンセプトミッション」。JYPはそのままズバリの楽曲、先輩グループStray Kidsの『School Life』で、型にはまった息苦しい学校生活からの逸脱や開放感を、机を使いながらパワフルに表現します。

Team JYPが披露した『School Life』

Team P NATIONの第2ステージ

Team P NATIONの第2ステージ

P NATIONはBTS(防弾少年団)のデビュー曲『No More Dream』で応戦。強烈なビートに乗せ、夢も見つからず、理解もしてもらえないもどかしさを表現しました。JYPは「いいステージを作るためにはプロデューサーと演出チームのアイデアと、あとはアーティストしだい。どちらも最高レベルだった。完璧なステージだった」と絶賛しました。

Team P NATIONが披露した『No More Dream』

■第3ステージ「ガールズグループミッション」

Team JYPの第3ステージ

Team JYPの第3ステージ
JYP:『Peek-a-Boo』(Red Velvet)
P NATION:『Run Devil Run』(少女時代)

このラウンドの最後は、ガールズグループの楽曲での対戦。JYPはゲフン、ケイジュ、アマル、ドンヒョン、ミンの精鋭5人を投入し、跳ねるようなリズムとかわいらしい曲調が特徴のRed Velvet『Peek-a-Boo』に挑戦します。ケイジュは「セクシーでかわいく」を意識して猛練習し、ソロダンスも披露。PSYは「男性のチームでうまく表現できるのか不安に思いましたが、舞台全体の企画力が圧倒的で、ボーイズグループの曲のようでした」と難しいコンセプトを完璧にこなした参加者たちとJYPの構成力を称えました。

Team JYPが披露した『Peek-a-Boo』

Team P NATIONの第3ステージ

Team P NATIONの第3ステージ

一方、P NATIONは日本でも大ヒットした少女時代の『Run Devil Run』。P NATION流の編曲でダークに生まれ変わり、冒頭にはコウキが提案したヴァンパイア風の振付を採用し、カリスマ性あふれるステージを披露しました。JYPは「ダンスで決着をつける覚悟を感じました。一糸乱れぬパフォーマンスは努力の結晶です。最高の舞台でした」と舌を巻き、PSYは「完璧でした。『人気歌謡』(『LOUD』を放送しているSBSの音楽番組)のトリのようでした」と大満足します。

Team P NATIONが披露した『Run Devil Run』

そして、事務所評価による脱落者の発表となり、JYPはドンヨン、P NATIONはイェダムを選択。両社のスタッフが大泣きするなか、2人はそれぞれ「もっと成長した姿で戻ってきます」と夢をあきらめずに追い続けることを宣言しました。続けて、生放送中の視聴者投票の結果が発表され、なんと今回もP NATIONが3戦全勝。緊張感がピークに達していたコウキは安堵感からか、ソンジュン、ヒョンスに抱きついて初めて涙をみせました。

勝利したP NATION

勝利したTeam P NATION

事前投票でJYPの最下位だったドンヒョンの脱落が決定すると、ドンヒョンの才能に惚れ込んでいるJYPが間髪入れずに挙手し「ワイルドカードをここで使います」と宣言。ドンヒョンは「何の取り柄もない僕をずっと励ましてくださったパク・ジニョンプロデューサーに感謝します」と号泣しました。

号泣するドンヒョン

号泣するドンヒョン

感謝のコメントも

感謝のコメントも

 

 

第8ラウンド:生放送ラウンド【3】16人→14人

死闘の後、先輩アーティストとの夢コラボ

LOUDより

いよいよ最終デビューメンバーが決定する最終決戦のステージに、JYP6人、P NATION8人が登場しました。JYPは「練習してきたことや僕たちのコメントは全部忘れて、楽しんでください」と激励。PSYは「僕のようなベテランの歌手でも6ヶ月のプロモーションは疲弊します。若いメンバーたちが6ヶ月の間に感じてきたプレッシャーは想像以上でしょう。後悔のないように頑張ってほしいです」と親心を見せます。

JYP

JYP

PSY

PSY

ファイナルラウンドは2戦が行われたあと、勝敗とは関係なく、各事務所の先輩アーティストとのコラボステージを披露。今回は全員がすべてのステージに出演します。

■第1ステージ「ファン推薦曲ミッション」

Team P NATIONの第1ステージ

Team P NATIONの第1ステージ
P NATION:『Move』(X1)
JYP:『Love Me or Leave Me』(DAY6)

初戦は、7月にアプリを通じて各チームに生放送で歌ってほしい曲をファンに推薦してもらった楽曲で対決。PSYは「ファンがTeam P NATIONにリクエストしてくれたのはX1の『MOVE』です。いい選曲で、ファンの洞察力に感嘆しました」と感謝。ソンジュンは「全員で前転する動作はインパクトがあると思います」とアピールし、ギョンジュンは「このステージでファンの心を動かせるよう一生懸命努力します」と宣言してパフォーマンスしました。PSYは「元練習生5人と、そうではない3人の一体感が生まれてエネルギーが最大しました。すばらしかった」とチームワークの良さを称えます。

Team P NATIONが披露した『Move』

Team JYPの第1ステージ

Team JYPの第1ステージ

一方、Team JYPへのリクエストは先輩グループ・DAY6の『Love Me or Leave Me』。今回負けると4人となってしまうため、ゲフンいわく「本当に本当に一生懸命、切実に、慎重に」準備。前半にスカーフを使ったダンスを取り入れ、紙吹雪が降るなか、繊細かつ華麗なパフォーマンスで魅了しました。PSYは「今のステージはまるでケイジュくんのようでした。ソフトだけど力強かった」と称え、JYPは「年上メンバーであるドゥヒョンくんとミンくんから“絶対に負けないぞ”という覚悟が伝わってきました。パフォーマンス以上に感動がありました」と胸を打たれました。

Team JYPが披露した『Love Me or Leave Me』

■第2ステージ「レトロK-POPミッション」

Team P NATIONの第2ステージ

Team P NATIONの第2ステージ
P NATION:『A Chance Encounter』(Songgolmae)
JYP:『You In Vague Memory』(Hyun Jin-young)

そして、最後の対決は、1980~90年代の名曲をK-POPスタイルに編曲する「レトロK-POPミッション」。P NATIONが選んだSonggolmae(ソンゴルメ)の『A Chance Encounter』についてPSYは「歌謡チャート番組でバンドとして初めて5週連続1位に輝いた曲で、ダンス歌手にとっては教科書的な曲を再解釈しました」と解説します。

Team P NATIONが披露した『A Chance Encounter』

選曲を聞いたときには「一体どうするつもり?」と怪訝顔だったJYPは、ステージ後には「振付の選択肢が少ない曲にもかかわらず型破りなステージでした。コウキくんの才能が爆発して、小さなコウキくんが初めて大きく見えました」と称賛。PSYは「P NATIONはさわやかなステージは苦手では?と疑問視されていましたが上手です。全員立派でしたが、この曲でもジュニョクは我がチームの心臓です」とエースに絶大な信頼感を寄せます。

Team JYPの第2ステージ

Team JYPの第2ステージ

対するJYPが選んだ曲は「ヒョン・ジニョン先輩の曲『You In Vague Memory(ぼやけた記憶の中の君)』。(1992年当時)国中がこのダンスを踊っていました。韓国歌謡の感性とHIP HOPを巧みに混ぜ合わせたことが特徴です」と説明。「新しいけどあの時代を活かした衣装、ダンス、パフォーマンスすべてに自信があります」と胸を張りました。

アマル

アマル

ステージを終えると、スーパーエージェントでMCのイ・スンギは「JYPが世界に誇れるキレのあるダンスを披露してくれました!」と大興奮。PSYも思わず「アマル!!」と呼びかけ、JYPは「はじめにアマルの歌声を聴いた瞬間、とても誇らしかった」と喜びをあらわにしました。

Team JYPが披露した『You In Vague Memory』

■「LOUD限定コラボステージ」

「3RACHA」とコラボしたTeam JYP

「3RACHA」とコラボしたTeam JYP
P NATION:『I’m Not Cool』HyunA
JYP:『Back Door』3RACHA from Stray Kids

こうして3週にわたる生放送ラウンドの身を削るような“死闘”が終わり、締めくくりのステージは事務所の先輩アーティストとの夢のコラボステージが繰り広げられました。

HyunAとコラボしたTeam P NATION

HyunAとコラボしたTeam P NATION

P NATIONには、パフォーマンスクイーンのHyunA(ヒョナ)が参加。メンバーとの初対面時のVTRでヒョナは「コラボの話が来たときすごくうれしかった。みんなのことを初めから観ていてこう思うの。必ずいいものが作れる」と、ステージの成功を確信したことを伝えます。自身の今年のヒット曲『I’m Not Cool』を、メンバーたちと話し合いながらよりエネルギッシュに再編曲していき、P NATIONの事務所カラーを体現した強烈なパフォーマンスで沸かせました。

Team P NATIONが披露した『I’m Not Cool』

Team JYPが披露した『Back Door』

JYPは、8人組ボーイズグループ・Stray Kidsのバンチャン、チャンビン、ハンからなるユニット「3RACHA」(スリラチャ)とコラボ。セルフプロデュースグループの中核を担う3人が『Back Door』をダイナミックに再編曲し、ラップ部分はTeam JYP全員が考えてきた歌詞の中から、3RACHAがミンのリリックを採用しました。JYP練習生時代、ともにデビューを目指した3RACHAとゲフンの夢の共演ともなり、感動的なステージとなりました。

最後の脱落者発表 そして全デビューメンバー決定

LOUDより

コラボステージ後、投票が締め切られ、まずは事務所評価による脱落者が発表されます。JYPからはドゥヒョン、P NATIONからはダニエルが脱落となりました。ドゥヒョンは「ここまで来られただけで光栄に思います」とさわやかにあいさつ。ダニエルは「僕はアイドルに向いていないようです。でも一緒に過ごせて楽しかったです。脚本と編集に取り組みたいです」と、今後は映像制作の道を目指すことを笑顔で明かしました。

ダニエル

ダニエル

そして、最後の脱落者が決まる生放送投票の結果の発表です。ゲフンとアマルが固く手をつなぎ、祈るようにして見守るなか、Team JYPの勝利が決定。5人全員のデビューが決定すると抱き合って泣き、中でもケイジュは顔をぐしゃぐしゃにして号泣しました。

デビューが決定したTeam JYPのメンバー

デビューが決定したTeam JYPのメンバー

抱き合うJYPチーム

抱き合うJYPチーム

負けたP NATION側は、スンギがデビューメンバーを1人ずつ発表していく形式に。「呼ばれる順番はファン投票の結果とは関係ありません」と前置きしたうえで、ジュニョク、ギョンジュン、ウンフィ、テフン、ソンジュンの順に名前が呼ばれ、コウキとヒョンスの2人が残りました。

名前を呼ばれたコウキを抱きしめるヒョンス

名前を呼ばれたコウキを抱きしめるヒョンス

スンギは「6人目のデビューメンバーは……おめでとうございます。コウキ」と発表。同時にヒョンスの脱落も決定しました。第2ラウンドで同じチームとなり、ともに脱落危機を乗り越えながらここまで来た2人とあり、コウキは複雑な表情で涙をこぼし、スタッフも元練習生の脱落に声をあげて泣きました。

ヒョンス

ヒョンス

ヒョンスが最後のあいさつをしていると、PSYは「待ってください」と待ったをかけ、「P NATION初のアイドルグループなので、いいチームにしたいんです。後輩のメンバーを見る最初の先輩には、チャン・ヒョンスは外せません。ワイルドカードで復活させます」と宣言。顔を覆って泣くヒョンスをコウキが小さな体で抱きかかえ、メンバーも集まって泣きながら抱き合う感動的なシーンとなりました。

PSY

PSY

PSYは「実を言うと最後までずっと悩んでいたことがあります。コウキくんのことです。最後までみんなと(バランスを)合わせられるかと心配していました」と明かしつつ、「小さな巨人コウキ、ファンの皆さんと視聴者の皆さん、僕たちと一緒に育ててあげてください」と呼びかけ。スンギも「コウキくんはまだ幼いのに、すばらしい実力の持ち主です。かっこよく成長してほしいですね」と期待しました。

抱き合うTeam P NATION

抱き合うTeam P NATION

このあとには事前投票の順位と得票数も発表され、コウキは両チームを通じて最多得票となる4万8387票で1位通過だったことも明らかになりました。

■第14話 視聴者投票順位

【TEAM P NATION】

1位 コウキ 48,387票
2位 ウ・ギョンジュン 45,412票
3位 オ・ソンジュン 44,242票
4位 ウンフィ 42,700票
5位 チョン・ジュニョク 37,874票
6位 チェ・テフン 33,576票
7位 チャン・ヒョンス 26,362票(脱落→ワイルドカードで復活)

【TEAM JYP】

1位 イ・ドンヒョン 44,726票
2位 イ・ゲフン 43,360票
3位 ケイジュ 40,014票
4位 アマル 36,299票
5位 ユン・ミン 32,719票

 

 

グランドフィナーレ

Team JYP、Team P NATIONオリジナル曲初披露

LOUDより

最終回の第15話のグランドフィナーレでは、このステージにために両プロデューサーがメンバーのために作った初めてのオリジナル曲を初披露しました。Team JYPの5人はオーディションのタイトルも込められた『Get Loud』。歌詞の一部はメンバーが『LOUD』への思いを込めて作詞し、エネルギーにあふれたステージを披露しました。

Team JYPが披露した『Get Loud』

Team P NATIONの7人は『180秒』と名付けられたファンクとHIP HOPをミックスしたオリジナル曲を初披露。タイトルどおりジャスト3分で視聴者を魅了するP NATION初のボーイズグループのアイデンティティーを感じさせる1曲となりました。

Team P NATIONが披露した『180秒』

半年に及ぶステージのフィナーレには、JYP、PSY両プロデューサーが初めて作詞・作曲を共作した『LOUD』ファンソング『Walk your walk』を両社のデビューメンバー12人全員で初披露。紙吹雪が華やかに舞うなか、両グループのメンバーが入り混じって、番組のファンのみならず、脱落した参加者たちにも向けられた感動的な1曲を歌いました。

『Walk your walk』

PSYは両グループのメンバーに向け「ここまでの過程を忘れずにお互いが心強い存在であってほしいです。兄弟グループになってほしいですね。頼れる良き友であり、同僚になってもらいたい。そんな思いで見つめていました」と伝え、「半年間お疲れさまでした」とねぎらいました。

ゲフン

ゲフン

番組の最後には、生放送中に行われたMVP投票の結果も発表。これまで11回発表された視聴者投票結果のうち8回1位となるなど、人気・実力の両面でNo.1だったゲフンに決定し、スンギから副賞の最新プレミアム家電の目録が授与されました。

■MVP投票結果

1位 イ・ゲフン(J)
2位 チョン・ジュニョク(P)
3位 ケイジュ(J)
4位 コウキ(P)
5位 ウンフィ(P)
6位 ウ・ギョンジュン(P)
7位 アマル(J)
8位 イ・ドンヒョン(J)
9位 ユン・ミン(J)
10位 チェ・テフン(P)
11位 チャン・ヒョンス(P)
12位 オ・ソンジュン(P)
※J=JYP、P=P NATION

LOUDより

ここからはTeam JYPのメンバーとなった5人のプロフィールと名場面をご紹介します。

 

 

Team JYPメンバー プロフィール&名場面

イ・ゲフン
LEE GYE HUN

イ・ゲフン

次世代のJYPを背負って立つ『LOUD』MVP

生年月日:2004年9月16日(17歳)
血液型:O型
特技:ダンス、ラップ、ラップ作詞、カップ積み、50メートルランニング、テコンドー、水泳
視聴者投票推移:【#4】1位 【#5】1位 【#6】1位 【#7】1位 【#8】1位 【#9】1位 【#10】2位 【#11】1位 【#12】1位 【#13】9位 【#14】5位 【#15】1位《MVP》
コメント:僕がMVPに選ばれるとは思いませんでした。皆さんの応援の気持ちが反映されたすべての1票が貴重です。ファンの皆さんに感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

イ・ゲフン

韓国のハワイとも言われる済州(チェジュ)島出身で末っ子として育ったゲフンは、小学6年(2016年)のときにJYP公開採用オーディション(12期)で優勝してJYP練習生に。翌2017年にStray Kidsがデビューするときにはゲフンにもチャンスが訪れたもののつかめず、「それでも年が若いので、いつかはチャンスが来ると信じて頑張ってきた」そうです。

イ・ゲフン

練習生としての5年間の努力に裏打ちされた卓越したパフォーマンスでTeam JYPのエース的存在となったゲフンは、第8ラウンドのラストステージでStray Kidsのバンチャン、チャンビン、ハンからなるユニット「3RACHA」(スリラチャ)とコラボすることに。

バンチャンから「ゲフンは2人(チャンビン、ハン)より先輩なんじゃない?」と投げかけられると「チャンビンさんよりも先に入りました」とにっこり。ゲフンのほうが4歳下(放送時は5歳下)ではあるものの入社は先とあり、チャンビンが「そうです! 先輩の言うとおりです!」とヨイショする微笑ましい場面も。バンチャンは「2人はいいコンビだ。やり取りを入れよう」と、2人が手を組むパフォーマンスも盛り込まれ、視聴者の感動を呼びました。

ゲフンのパフォーマンスまとめ

ケイジュ
OKAMOTO KEIJU

ケイジュ

愛嬌の天才 日本人14歳のK-POPスターの卵

生年月日:2006年10月4日(14歳)
血液型:A型
特技:ダンス、料理
視聴者投票推移:【#4】7位 【#5】5位 【#6】6位 【#7】3位 【#8】2位 【#9】2位 【#10】1位 【#11】3位 【#12】3位 【#13】1位 【#14】7位 【#15】3位
コメント:この『LOUD』の企画でいろいろなスタッフの皆さんに支えられて、いい舞台を作ることができました。本当にありがとうございます。

ケイジュ

ふだんはニコニコ笑い、愛嬌たっぷり。でもステージに上がれば一変し、JYPが愛弟子の人気歌手Rain(ピ)を重ね合わせて「あまりにもスター性がある」「スターが現れた」と絶賛するほどキラキラしたケイジュ。エース・ゲフンも「ケイジュはチームのエネルギー源。年上のメンバーに元気をくれます。急に手をつないできたり、甘えてきたりしてみんなにパワーをくれます」とチームの潤滑油となっていることを明かします。

笑顔がキュートなケイジュ(中央)

韓国の番組にもかかわらず、視聴者投票で2回も1位となる人気ぶり。最終回の第15話では、両チームのエースメンバー各2人によるドリームステージにも選抜され、「ウケチョンゲ」(ウ・ギョンジュン、ケイジュ、チョン・ジュニョク、イ・ゲフンの頭文字を取った愛称)でBTSの『MIC Drop』を披露しました。

『MIC Drop』を披露した”ウケチョンゲ“

4人はこれまで一度も同じチームになったことがなかったことから、ファンにとってはまさにドリームステージ。SNSでは「ウケチョンゲ最高すぎる」「レベル高すぎウケチョンゲ」「ウケチョンゲ何回も見たい」「ウケチョンゲデビューしてください、お願いします」といった歓喜の声であふれました。

ケイジュのパフォーマンスまとめ

アマル
MITSUYUKI AMARU

アマル

JYP絶賛「LOUDの歌声」 韓国語も堪能な15歳日本人

生年月日:2005年10月21日(15歳)
血液型:O型
特技:ラップ、歌、皿回し、サッカー、陸上競技
視聴者投票推移:【#4】6位 【#5】7位 【#6】5位 【#7】5位 【#8】5位 【#9】3位 【#10】5位 【#11】5位 【#12】5位 【#13】7位 【#14】9位 【#15】7位
コメント:サポートしてくれた皆さんに感謝します。この番組は日本でも視聴できますよね。家族に一言いいですか? お母ちゃん、見てますか。今やっと終わりました。おつかれさまです。頑張ります。

アマル

埼玉県出身で、介護の仕事をしている祖母と母を支援するためにK-POPアイドルとしての成功を目指し、単身渡韓したアマルは、15歳にして韓国語が堪能。1日3曲ずつ書いてきたという韓国語の歌詞ノートだけで4冊目という努力家です。歌詞は日本語で考えているのではなく、はじめから韓国語で書いているといいます。

韓国語を勉強するアマルのノート

韓国語を勉強したアマルのノート

高水準のオールラウンダーながら、最大の魅力は唯一無二の歌声。一時期JYPから指摘されていた、韓国語の歌を無意識のうちに既存の歌手の真似をして覚えてしまう外国人の壁を乗り越え、15歳とは思えないほど深い味わいの歌声を響かせると、第5ラウンドのキャスティングラウンドではJYP、P NATION両社が獲得に動き、争奪戦を繰り広げました。

アマルの第5ラウンドパフォーマンス

集大成のステージとなった最終決戦の第8ラウンド第2ステージ「レトロK-POPミッション」では、1992年のHyun Jin-youngのヒット曲『You In Vague Memory(ぼやけた記憶の中の君)』に挑戦。アマルの歌い出しに完全にノックアウトされたPSYは「アマル~!! すごく上手だったよ! 自分のものにするのが難しいとても激しい曲をよく歌いこなしました。アマルの出だしに圧倒されました」と大絶賛。JYPも「はじめにアマルの歌声を聴いた瞬間、とても誇らしかったです。“LOUDの歌声”は彼しかいない」と歌手として最上級の褒め言葉を送りました。

アマルのパフォーマンスまとめ

イ・ドンヒョン
LEE DONG HYEON

イ・ドンヒョン

氷上のアイドルから転身 愛されマンネ

生年月日:2007年3月13日(14歳)
血液型:A型
特技:歌、ダンス、アイスホッケー、詩を書くこと
視聴者投票推移:【#4】9位 【#5】8位 【#6】11位 【#7】10位 【#8】11位 【#9】11位 【#10】11位 【#11】10位 【#12】10位 【#13】13位 【#14】3位 【#15】8位
コメント:(自分にとって『LOUD』とは)夢の中です。デビューメンバーに決まったことも実感がわきません。本当の歌手になれるなんて夢みたいです。感謝しています。夢の中にいるみたい。

イ・ドンヒョン

Team JYPの愛されマンネ(末っ子)は、韓国の大邸(テグ)でアイスホッケーの中等部代表として活動していた「氷上のアイドル」。昨年11月からK-POPアイドルを目指し、歌やダンスのレッスンを始めたばかりにもかかわらず、第4ラウンドではJYPに「一番怖い参加者はドンヒョンくんです。白紙の上に何でも描く。歌詞に合う表情で歌いながら正確に踊ります。ベテランがやることです」と言わしめたポテンシャルの持ち主です。

ホッケー姿を公開したドンヒョン

危なげなく勝ち進んできたものの、第7ラウンドでTeam JYPが敗者となり、視聴者投票最下位のドンヒョンが脱落することが決定してしまいました。しかし、「ドンヒョンのファン」を公言していたJYPは間髪入れずに手を挙げると「ワイルドカードをここで使います。ドンヒョンくんと次に進みたい」と宣言しました。

ドンヒョンのパフォーマンスまとめ

ドンヒョンは天を仰ぐと「正直言ってなんの取り柄もない僕をずっと励ましてくださったパク・ジニョンプロデューサーに感謝します」と大泣き。JYPは「彼に足りないものは練習でカバーできる。逆に彼の才能は練習では補えないものだ。彼の未来は明るい」と太鼓判を押し、PSYは「ドンヒョンくん、まだ幼いんだなと気づきました。ふだん年齢を感じさせないほどしっかりしてるから。負担も大きかったと思います」と思いやりました。

ユン・ミン
YOON MIN

ユン・ミン

PSY救済でJYPからデビューの最年長“ホルモン”

生年月日:2000年12月22日(20歳)
血液型:B型
特技:歌、ラップ、作詞作曲
視聴者投票推移:【#4】17位 【#5】15位 【#6】13位 【#7】15位 【#8】13位 【#9】14位 【#10】15位 【#11】11位 【#12】13位 【#13】12位 【#14】11位 【#15】9位
コメント:半年前が思い出せないほどです。番組に出演して考え方も変わって視野も広がった用に思います。今は(Team P Nationと)グループが分かれていますが、同じチームで練習したこともあるのでたくさんの思い出があります。これからそれぞれに活動していきます。メンバー同士心強い存在になりたいです。ありがとうございました。

フィナーレのステージもリーダー的存在でチームを引っ張ったミン(右)

フィナーレのステージもリーダー的存在でチームを引っ張ったミン(右)

第1ラウンドではJYPが3段階中の2段階までしか進まず、脱落しかけたところをPSYが優先合格権を使って救済しました。「パク・ジニョンプロデューサーの判断が間違っていたと思わせられるように頑張る」と一念発起し、その後は作詞・作曲、ダンス面でも年長者としてリーダー的存在となり、献身的にチームに尽くしてきました。

優先合格権で合格となったミン(右)

優先合格権で合格となったミン(右)

JYPはその姿勢を「頑張りすぎることで自分が隠れている。それを直そうとして頑張るから余計に隠れてしまう」と指摘しつつも「気配りができて、誠実で自分を犠牲にする姿」をスタッフが評価している点を汲み取ってキャスティング。PSYに救ってもらったミンが、JYPからデビューする劇的な展開となりました。

ミンのパフォーマンスまとめ

第7ラウンド第3戦の「ガールズグループミッション」では、Red Velvetの『Peek-a-Boo』に挑戦。のちにデビューが決定した5人がもともとボーイズグループの楽曲だったかのように昇華させ、JYPは「ゲフンが脊椎(のような存在)なら、ユン・ミンくんは体中に分泌されるホルモン(体のさまざまな働きを調整する重要な物質)」と例えました。

リリックが採用されたミン(左)

リリックが採用されたミン(左)

ファイナルラウンドの3RACHA from Stray Kidsとのコラボステージでは、『Back Door』のラップ部分の歌詞をTeam JYPが担当することに。作詞力に定評のあるゲフン、アマルを押さえて3RACHAはミンのリリックを採用し、改めて作詞能力の高さに注目が集まりました。

番組情報

dTV『LOUD』特設サイト

◆第1話~15話アーカイブまとめ

◆個人クリップ・ダイジェスト・動画コメントも

◆ユニバーサルミュージック『LOUD』公式サイト
スペシャルCD『LOUD -JAPAN EDITION-』12月15日リリース決定
参加者たちのパフォーマンス音源配信中

https://www.loud-japan.jp/

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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