8月からABEMAで放送中の恋愛リアリティー番組『オオカミくんには騙されない』。今シーズンは17歳から23歳まで、役者・モデル・アーティスト・プロサーファーなどさまざまな経歴を持つ男女5名ずつが集いました。ディスタンスをとろうと声高に叫ばれる昨今ですが、好きの気持ちに距離を置くなんて無理と言わんばかりに、熱く切ない恋模様が動き出しています。
男子の中に潜んでいるオオカミくん(=好きでもないのに好きなフリをする嘘つき)は誰なのか、誰と誰が結ばれるのか。今後の展開に思いをはせつつ、今シーズンの胸キュンシーンを振り返りたいと思います!※本編の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
記事制作:オリコンNewS
【今シーズンのメンバーは?】(※年齢は放送開始時のもの)
男性
※この中に最低1人以上、“オオカミくん(=好きでもないのに好きなフリをする人)”がいます
押田岳(がく):俳優 23歳
Kaito(カイト):アーティスト 19歳
平原颯馬(そうま):プロサーファー 18歳
Masafumi(マサ):アーティスト 22歳
藤枝喜輝(よしき):俳優 18歳
女性
世良マリカ(マリカ):モデル 17歳
松永有紗(ありさ):女優 22歳
中澤瞳(ひとみ):モデル 21歳
染野有来(ゆら):女優 20歳
佐藤ノア(ノア):モデル 23歳
【#1:君がオオカミに見えるのは何故?】
――みんなオオカミくんっぽい! 顔も言動もイケメンすぎる男性陣――
番組冒頭、恒例の男女顔合わせでは、男性メンバーのハイレベルすぎるイケメンぶりにスタジオメンバーからも驚きの声が漏れます。その後、緑の中に佇む一軒家に場所を移し10名でのバーベキューがスタート。男性陣は自然なトークで場を盛り上げ、さり気なく手を差し伸べるなどエスコートもそつなくこなし、言動までイケメンぶりがあふれます。これには女性陣も「みんな優しいし素敵」(ありさ)、「紳士的。さらっとほめる技術が備わってる。人生2回目なのかな」(ノア)と絶賛。しかし、そんな“できすぎ感”ゆえに、「みんなオオカミくんっぽい」という悩みも発生していました。
男性陣が第一印象で気になった女性にアプローチする「赤いブレスレット作戦」では、よしきとカイトがありさへ、がくとマサがひとみへ、そうまがノアへブレスレットをプレゼント。一方、女性陣の印象を聞くと、ありさ・ゆらがカイト、ひとみがマサ、ノアがそうま、マリカがカイトとマサの間で揺れており、カイトのモテモテぶりが際立ちました。
今シーズン10人に与えられたミッションは、「メンバー全員で1つの映像作品を作る」こと。テーマは「言葉の壁を越えて、世界中の人々に恋することの素晴らしさを伝える」で、このテーマに沿った映像を10人が一人ずつ主人公を務めて制作。その10本を合わせて1本のオムニバス作品にすることがゴールです。制作のリーダーには、がくとノア、23歳の最年長コンビが選ばれました。
【#2:思い、思われ、恋、焦がれ】
――“人見知り”のがく ノアに伝えた気持ちは……――
がくがノアを誘った「太陽LINEデート(デートの誘いが全員に通知され、そのデートに誰でも参加できる)」にマサ、そうま、ひとみ、マリカも参加し、撮影用の機材を見に行くことに。6人での試し撮りで盛り上がると、男女2ショットでコミュニケーションをとっていきます。
前回、そうまからブレスレットをもらい、自身もそうまが気になっていると語っていたノア。ですが、太陽LINEデートで誘われたがくから「年一緒だし話しやすい。(自分は)めっちゃ人見知りするの。だから、こんなに早く誘って、来てくれるか不安だった。来てくれてありがとう」と真摯な言葉をもらいます。これにノアも「こちらこそ誘ってくれてうれしかったよ。ありがとう」と笑顔を見せ少し心の距離が縮まった様子。
一方、そうまとノアも気になっている同士2ショットで話します。「ノリで来たの?」と聞かれたそうまは「ノリじゃないよ。行きたいな~と思ったから、ノアがいるし」と笑顔。ノアも「太陽LINEで(そうまも)来るってなったからうれしいって思った」と素直に気持ちを伝え、撮影場所の話題では「一緒に海行きたい!」と提案して早くも良い雰囲気を漂わせました。
――よしきの健気なアタック開始 ひとみ思わず赤面――
今シリーズのミッションとなる映像制作が本格的にスタートし、カメラを手に外へ出たよしきとひとみ。最年少のよしきがひとみの事を気にかけている様子で、先ほどの太陽LINEデートに参加した意図を尋ねます。ひとみは「マサくん、そうまくんが行こうとしたから(自分も)行ってみようかなって」と、前回ブレスレットをもらったマサが理由のひとつだったことを暗に伝えます。
よしきは「さっき(制作の)班決めでさ、俺もアトリエに残ろうかと思ったけど、ひとみちゃんとまだ喋れてなかったからこっちに来たかったんだ」と、朴訥(ぼくとつ)ながらも素直な言葉でアタック。よしきの健気な姿にひとみも「なんかうれしい……ありがとう。恥ずかしい―!」と顔を覆い思わず赤面。ひとみをめぐるマサ&よしきの三角関係も動き出しました。
その夜、これまで動きを見せていなかったゆらが突如、太陽LINEを送信。メンバー一同を驚かせます。誘った相手はカイトで「もっと話したいので、次のアトリエ前に遊びに行きませんか?」と呼びかけました。
【#3:見上げれば夏の大三角形】
――7人の気持ちがすれ違う水族館デート――
『オオカミ』シリーズでは定番の水族館デート。前回、カイトを誘ったゆらの太陽LINEデートに集まったのは、ありさ、マリカ、よしき、ひとみ、マサを含め7人で、それぞれの秘めた思いが交錯していきます。
まずは、ゆらと彼女に誘われたカイトの2ショット。初回では3人の女子から思われるモテモテぶりだったカイトに対し、ゆらは緊張が隠せず言葉に詰まってしまいます。それでも意を決し「なんか、もう誘っちゃってるじゃん? だから私の気持ちは見え見えだと思うんだけど。でも、恋愛的に仲良くなろうとすると緊張しちゃうし、普通にいっぱい喋りたいなと思って」と伝えたゆら。
これにカイトは「うれしい、そう言ってくれるだけで。この前(女子は)グイグイ行ったほうがいいかどうかって話になったけど、(自分も)鈍感だから、今日みたいに分かりやすく来てくれたほうが、ちゃんと向き合って考えたいなって思える」と受け身な答え方をします。
前回に続き、よしき&ひとみの2ショットも実現。「“会いたい人”とは一緒に回らなくていいの?」と尋ねたよしきは、ひとみに「まあ……あとで」と返され、気まずい表情。それでも「気になってる人とは話せた?」と聞くひとみに「(今)話してるかもしれない」「(ひとみが気になってる)何人かの中に(自分が)入ってればいいけど」と好意を伝え、めげない姿勢でひとみを照れさせます。
その後、よしき、ゆらに加え、マサに“意中の人”をはぐらかされてしまったマリカが合流。2ショットで不完全燃焼だった3人はどこかホッとした様子で「今めっちゃ楽なんだけど!」とこぼし、スタジオを爆笑させていました。
――よしきの思いに揺れるひとみ 結末にスタジオ涙――
10人それぞれが主人公のオムニバス映像を制作するにあたり、主人公が自分で相手役を指名することが決定。第1弾の主人公に決まったひとみは、誰を指名するかで苦悩します。最初から気になっているのはマサ、でも「最近よしきが積極的に来てくれてて……」とノアに打ち明け、水族館での一件を告白すると「少女漫画みたい……ヤバかった」とはにかむひとみ。心が揺れ、なかなか指名ができません。
よしきに“ワンチャン”あるかも!と色めき立つスタジオ。しかし、完成した映像が披露されると、ひとみが選んだ相手は、マサでした。
10人で映像を見ながら、切ない表情のよしき。相手役に選ばれず、懸命に“撮影スタッフ”に徹する彼の姿が、『オオカミくん』主題歌である『そっけない』(RADWIMPS)とともにフラッシュバックされると、スタジオの横澤夏子さんも「よしきで泣くと思わなかった~」と涙を拭い、「でも、(ひとみを)あそこまで悩ませた、選択肢に入ってきたところまでのぼり詰めたんだから!」と、彼の努力を称えていました。
――“夏の大三角関係”に発展? ノアに攻勢をかけるがく&そうま――
この日、ノアをめぐるそうま&がくの駆け引きにも動きが。今度はそうまが太陽LINEを送信し、ノアを海デートに誘います。当然がくは心穏やかでなく、どう反応するか一同が注目。ここでがくは、まさかの「月LINE(他のメンバーに知られず2人で会える。内容は送信した人、受信した人しか見られない)」を発動し、ノアをデートにお誘い。がくとそうまがノアを取り合う三角関係が完成し、ノアがどちらを選ぶのか気になる中、次回へ持ち越しとなりました。
【#4:太陽と月のあいだ ゆれる方舟】
――そうま、“本業”のサーフィンで魅了 ノアと2人きり海辺デート――
そうまがノアを誘った太陽LINEデートは、結局2人きりでのデートに。プロサーファーのそうまは引き締まった肉体美にサーフボードを携え、ビーチでノアを出迎えます。さっそくノアの前で波乗りを披露することになり、波打ち際で海原に“一礼”し水の中へ。軽々と波をとらえ華麗にターンを決める姿に、ノアも「すごいわ! めっちゃすごい!」と憧れの眼差しを向けます。
爽やかな笑顔でビーチに戻りノアと向き合ったそうまは、「海、誰とでも来たいってわけじゃないんだよ。ちゃんと気になってる人、というか好きな人と(来たい)……」と誘った真意を伝えます。そして気になるのが前回ラストにがくの送った月LINEのこと。「がっくん(がく)が月LINE使ってたじゃん? あれ誰に使ってるのかずっと気になって。多分ノアなんだろうな……」とそうまは切り出します。
それに対しノアは、がくからこの日の夜デートに誘われていることを告白。すると、そうまは「俺もそんなの見たらすぐ月LINE使いたくなっちゃうよ」とすかさず気持ちをアピール。さらにノアが「もう誰にも使えなくなっちゃうよ?(※月LINE、太陽LINEが使えるのは各自1度ずつ)」と返すと、「誰にも使えなくなってもいいんだ」と一途さを見せ、ノアも「本当? それはうれしいな」と笑顔が弾けました。
――プラネタリウムがそうさせる ノアへ大胆に迫るがく――
一方、そうまの太陽LINEに対し、月LINEでノアにデートを申し込んだがくは夜のプラネタリウムへ。2人でカップルシートに寝そべって“急接近”すると、暗闇と星空の演出で場内はなんともロマンチックな雰囲気に。
「(自分のことを)オオカミだと思う?」とおもむろに切り出したがくに、「ちょっと思ってた。でも、オオカミなのかは最後までわからないけど、今楽しいから良いかなって思っちゃった。もういろいろ考えて頭がパンクしそう」とノア。がくは「でも、俺は違うよ、マジで。誓う」と静かに訴えます。
“人見知り”のがくだけに、ノアと目を合わせるのにも緊張感が伝わってくる様子。しかし最後、がくは意を決して「あと10分だけ、手を繋いでよ」とお願い。「今、なんて言いました? ちょっと恥ずかしいんですけど……」と照れるノアですが、気づけば2人の手はしっかりと繋がれていました。「俺はもうノアにしか行かない。オオカミくんでもない。信じてほしいです」とがくに見つめられ、ノアも「わかった、ありがとう」と笑顔でうなずくのでした。
次回はいよいよ最初のクライマックスとなる運命の中間告白。すでに多くの片思い、三角関係などが複雑に絡み合う展開となっていますが、告白で喜びに沸く者、涙を流す者はそれぞれ誰になるのか、結果が待ち遠しいところです。
それでは皆さん、また次回。ガオガオ。
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