【Vol.2】「プデュ2」でJO1に続け!『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』 プライドをかけたポジションバトル、波乱と名演

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視聴者がデビューメンバーを投票で決める、韓国の音楽専門チャンネルMnetの人気サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズの日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(通称:日本版プデュ、日プ)。練習生たちが歌やダンスなどの課題に挑み、容赦なく順位付けされる姿に多くの視聴者が熱狂しました。2019年に行われた第1弾では、投票で選ばれた11人がグローバルボーイズグループ・JO1としてデビュー。オリコン週間シングルランキングでデビュー作から2作連続で1位獲得を達成するなど、日本を代表するボーイズグループとして成長を続けています。そして現在、第2弾となる『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』が開催されています。今回もコンセプトはそのままに、し烈な争いが繰り広げられ、盛り上がりを見せています。JO1に続くグローバルボーイズグループの誕生を前に、『SEASON2』を振り返っていきましょう。Vol.2では、ポジションバトルを紹介します。(※Vol.3は6月11日公開予定)

記事制作:オリコンNewS

 

#6 ポジション評価前半 波乱のチーム分け、ステージでは個性を解放

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#6では、これまでのすべての順位がリセットされ、熱い戦いの火蓋が再び切って落とされます。し烈なグループバトルをくぐり抜けた練習生40人が次に挑むのは、ボーカル、ラップ、ダンスの3つのポジションから選んで、チームごとに競う「ポジション評価」。チーム内1位の練習生には1万票、各ポジション全体の1位になれば10万票が加算されます。これを聞いた練習生からは、予想以上のベネフィット(ご褒美)に驚きの声が上がりました。

今回、国民プロデューサー代表・ナインティナインの代役として青山テルマが登場。冒頭に、参加する練習生の交代を告げます。17位の席を獲得したものの新型コロナウイルス感染のため番組を欠席していた古瀬直輝(こせ・なおき)が、収録参加を断念すると説明。17位が空席となったため、第1回順位発表式で41位になり涙をのんだ髙橋航大(たかはし・わたる)が合流することになりました。

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「ポジション評価」では、練習生たちは順位発表順に、ポジションごとに設定された課題曲を選んでいきます。ただし、ほかの練習生がどの曲を選んだのか知ることができないため、好きなメンバーがいる楽曲を選ぶことはもちろん、ライバルを避けることもできない仕組みになっています。

さらに今回は、チームが決定するまでポジションも課題曲も明かされない新ポジション「HIDDEN」も設定されました。情報が隠されている代わりに、1位は2倍のベネフィット(得票数)が与えられます。つまり、チーム内1位で2万票、ポジション全体の1位で20万票が加算されることになります。この“ハイリスクハイリターン”の課題曲を誰が選ぶかも注目の一つです。

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また課題曲ごとに定員が決まっており、定員に達した曲を選ぶことはできません。そのため、第1回順位発表式で下位だった練習生は希望の曲を選択できず、さらに頭を悩ませることになりました。練習生40人は悩みに悩んだ末、下記のチーム編成となりました。

【ボーカル】

・清水翔太『花束のかわりにメロディーを』
メンバー:飯沼アントニー、太田駿静、仲村冬馬、藤牧京介

・Official髭男dism『Pretender』
メンバー:篠原瑞希、高塚大夢、福田歩汰、松本旭平

・いきものがかり『さよなら青春』
メンバー:上田将人、小堀柊、阪本航紀、笹岡秀旭、四谷真佑

【ラップ】

・KEN THE 390 feat. ACE COOL, Moment Joon『Nobody Else』
メンバー:池崎理人(※「崎」はたつさき)、田島将吾、西洸人

・KEN THE 390 feat. R-指定, 般若『Overall』
メンバー:井筒裕太、大和田歩夢、中野海帆、村松健太

【ダンス】

・Nissy(西島隆弘)『NA』
メンバー:飯吉流生、内田正紀、髙橋航大、平本健

・SEVENTEEN『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』
メンバー:木村柾哉、小池俊司、許豊凡、テコエ勇聖、西島蓮汰

・JO1『OH-EH-OH』
メンバー:ヴァサイェガ光、大久保波留、栗田航兵、後藤威尊、佐野雄大、松田迅

【HIDDEN】(ポジション評価はダンスに該当)

・BTS『Dynamite』
メンバー:尾崎匠海、小林大悟、寺尾香信、福田翔也、森井洸陽

そして情報が隠されていた「HIDDEN」の課題曲はBTS『Dynamite』(ダンス)と明かされ、練習生からはどよめきが起きました。ボーカル志望の尾崎匠海(おざき・たくみ)は「正直、ダンスだけだと思っていなかったので、すごいびっくりしてるんですけど、選んだからには精一杯このチームで頑張って勝ちたいと思います」と力強く意気込みました。

 

【ダンス】JO1『OH-EH-OH』

いよいよ各チームが、本番に向け練習を開始します。JO1の『OH-EH-OH』に挑んだ「T-changer」チームは、トレーニング中にリーダーのヴァサイェガ光(ひかる)が「自分で振り付けをつくったが、本当にこれでいいのかなと思うことがある。みんなに教えてるんですけど、自信が持てない」と、トレーナーのDA PUMP・KENZOに悩みを打ち明けます。KENZOは「誰かが引っ張っていかないといけないけど、全員が全員、引っ張る気持ちでやったほうがいいかな。このグループのために何ができるのか、(全員で考えて)やってあげることが大事」と声をかけました。

「T-changer」の練習風景

KENZOの言葉にメンバーたちも奮起し、それぞれが意見を出し合い全員が目立つことを意識して練習に取り組みます。そんななか、急成長したのがメンバーの佐野雄大(さの・ゆうだい)。「人に見せていいものじゃないくらい、ひどいダンスを毎回している。みんなのレベルまでいけるように練習します」と自分を奮い立たせます。猛練習により、佐野のパフォーマンスはほかのチームから絶賛の声が上がるほど成長し、トレーナーの仲宗根梨乃が「雄大、どうしたの?」と仲宗根らしい表現で賛辞を送ると、佐野も「今までで一番自信あります」と笑みを浮かべました。

「T-changer」のパフォーマンス

そして迎えた本番。チームの一体感を出しつつ、それぞれが個性を発揮する華やかなステージングを披露しました。観覧した国民プロデューサーの投票により、チーム内で1位に輝いたのは松田迅(まつだ・じん)。松田自身もその結果に驚いたようで、「え、待って……やばい!」と興奮を隠せませんでした。そして「1位になった瞬間は『えっ!』って感じでしたね。次に、またその次にいきたいなと思います」と自信をみなぎらせました。

 

【ボーカル】清水翔太『花束のかわりにメロディーを』

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ネット上で話題を席巻したのは、清水翔太の『花束のかわりにメロディーを』を歌唱した「X4」チームです。ボーカル実力者がそろった4人組で、センターを勝ち取ったのは藤牧京介(ふじまき・きょうすけ)でした。そんな彼らですが、トレーニング中は、トレーナーの菅井秀憲から厳しい指摘を受け、リーダーの太田駿静(おおた・しゅんせい)が苦戦を強いられます。

「X4」の練習風景

メンバーとの練習中に“本音”を問われると、なかなか思うような歌唱ができず、不安や危機感を感じていると告白。突然、言葉を詰まらせ「辛いっすね。難しいっす。落ちた後のことを考えてしまう……」と号泣する場面もありました。そんな太田に、仲村冬馬(なかむら・とうま)は「国民プロデューサーの人たちに『(自分たちは)もっと上にいるべき人なんだよ』っていうことを、この曲を通して表してほしい」と声をかけました。                  

「X4」のパフォーマンス

こうした危機を乗り越えたチームには絆が生まれ、自信を持って当日を迎えることができました。本番では、そのハイクオリティなパフォーマンスにほかの練習生たちが驚がく。4人の美声にトレーナーが涙を流す一幕もありました。そして投票の結果、藤牧がチーム内の1位となりました。「みんなと同じチームになれて、本当にうれしい。本当に最高です、このチームは」と感無量の様子。太田は最下位の4位になり「ちょっと悔しい結果ではあったんですけど、4人のチームであの歌を歌えたことが一番だと思っているので、本当に感謝をしていますね」と、支えてもらったメンバーに謝意を表しました。

 

【ダンス】Nissy(西島隆弘)『NA』

Nissy(西島隆弘)の『NA』を披露したのは「Na(ナトリウム)」チーム。ダンス経験者だが振り付け経験のない髙橋航大(たかはし・わたる)が構成に苦戦し、トレーニング中もKENZOから「音楽って楽しいよね、ダンスって楽しいよねって伝わる曲なのに、あなたたちからは何も伝わらない」と叱られ、落ち込んでしまいます。そんな彼を、飯吉流生(いいよし・るい)をはじめとするメンバーたちが「自信を持ってほしい」と励ましながら、全員が新たな気持ちで練習に取り組みました。

「Na(ナトリウム)」の練習風景

一方、もともとボーカル志望で入った内田正紀(うちだ・まさき)、未経験の飯吉はダンスに苦しみますが、ダンス経験者の平本健(ひらもと・けん)たちがフォローに入るなどして、ひたむきに練習を重ねました。日を追うごとに少しずつ成長する面々に「前回より、すごくすてきになったと思います。やっと勝負できる時間になってきたんじゃないですか?」と笑みを見せるKENZO。仲宗根は「もっと超えないと残らねぇぞ。まだまだいけるでしょ」と鼓舞し、チームとしても、個人としても“爪痕”を残す大切さを説きました。

「Na(ナトリウム)」のパフォーマンス

KENZOの「ここが一番心配だな……」という不安をよそに、本番では4人がポップでエネルギーに満ちたパフォーマンスを見せます。チーム内で1位となった髙橋は「みんな、ありがとうございます」と深々とお辞儀。「僕一人じゃなくて、みんながいるからこそできたステージだったので、本当にみんなにも感謝したいし、僕の中でも良い経験ができたので良かったです」と語り、41位から復活したチャンスを生かして、しっかり“爪痕”を残しました。

 

【ラップ】KEN THE 390 feat. ACE COOL, Moment Joon『Nobody Else』

KEN THE 390の『Nobody Else feat. ACE COOL, Moment Joon』を披露したのは、順位発表で上位に食い込んだメンバーが集結した「ドス鯉倶楽部(どすこいくらぶ)」。「国民プロデューサーに伝えたいこと」をテーマに、自ら歌詞を手掛けました。ラップ経験のある池崎理人(いけざき・りひと)や田島将吾(たじま・しょうご)が順調に制作していくのに対し、西洸人(にし・ひろと)は苦戦しました。その姿を見た田島が、気分転換のために西を外に連れ出す場面も。池崎が歌詞を書くのを手助けする一方で、西は田島とともにチームをダンスで引っ張っていきます。

「ドス鯉倶楽部」の練習風景

本番が迫ったある日、トレーナーの指導時間ではないものの、3人はKENZOのもとへ直接出向いて指導を懇願。ラップだけでなくパフォーマンスとしてどう評価されるのか、教えを乞いました。3人のパフォーマンスを見たKENZOは「感動しました」と笑顔で一言。続けて「純粋に何か気持ちが伝わってくる。自分の歌・ラップに集中して入ってた感覚がすごくよかった。いいじゃん!」と太鼓判を押します。ホッとした表情を浮かべた3人は、いよいよ本番に挑みます。

「ドス鯉倶楽部」のパフォーマンス

パフォーマンスでは、キレのある見事なラップと息のあったダンスで観客を魅了しました。投票により、1位 田島、2位 池崎、3位 西という結果になりました。田島は「みんな良かった」とにっこり、池崎は「よく頑張ったよなぁ。本当にありがとう。この3人でやれて良かったなって思って……」と、きつかった練習を回顧して涙を浮かべます。最下位となってしまった西は「まぁ予想はできてたんですけど……」と悔しさで頬を濡らしましたが、「最初はしんどかったんですけど、でも最終的にすごい有意義な時間だったと思えたので悔いはないです」と前を向きました。

#7 ポジション評価後半 チームで支え合い成長、1位に輝く練習生は…

【ボーカル】Official髭男dism『Pretender』

Official髭男dism『Pretender』をパフォーマンスするのは、「Officialチャレ団dism」チームです。リーダーは松本旭平(まつもと・あきひら)、センターは高塚大夢(たかつか・ひろむ)に決定します。一同は練習に励みますが、自分たちのことで手一杯となり周りが見えていない状況に。トレーナーの青山テルマからも「デコボコでもいい部分はあるんだけど、気持ちが1つじゃない」と指摘されます。もともと大人しい性格の福田歩汰(ふくだ・あゆた)が感情表現をうまくできなかったり、センターとして難しい楽曲に挑む高塚が壁にぶつかったりと苦悩が続きました。

「Officialチャレ団dism」の練習風景

そんな彼らの悩みを取り除いたのは青山。部屋を真っ暗にして歌うトレーニングで、メンバーたちに、自由に声を飛ばす重要性を説きました。「全部今持ってる不安とかストレスとか、自分の声で消していってほしい。何で歌いたいのか、何でマイクを持っているのかっていうことだけを考えて、この声を誰に届けたいのかっていうのを想像しながら遠くまで届けてほしい」と訴えます。こうした経験で“心の底から歌を楽しむこと”に気づくことができた4人。気持ちも充実した状態で本番を迎えることができました。

「Officialチャレ団dism」のパフォーマンス

ステージでは、センターの高塚を中心に4人が美しいハーモニーを響かせます。別室で見ていた他の練習性も、その完成度の高さに驚きの声を上げました。チーム内で1位となった高塚は「この結果を意味のあるものにして、これからもっと自分は成長するから、自信とか糧にしていきたいと思ってます」と謙虚に語りました。

 

【ラップ】KEN THE 390 feat. R-指定, 般若『Overall』

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「這い上がる」という意味の「Crawl up」と名付けられたチームは、KEN THE 390 feat. R-指定, 般若の『Overall』に挑戦。脱落圏内のメンバーがそろっているため、チーム名のごとく、自作リリックのテーマは「這い上がる」に決定しました。リーダーの中野海帆(なかの・かいほ)が中心となってサビのフロウ(歌い回し)を考えます。その印象的なフロウは、村松健太(むらまつ・けんた)が「頭にずっと残ってる。何でこれ思いつくの? 天才か何かなんじゃない?」と驚がくするほどでした。

「Crawl up」の練習風景

ダンスでも魅せたい4人は、トレーナーのKENZOのもとへ。パフォーマンスを披露したあと、井筒裕太(いづつ・ゆうた)は「グループとしての成長が見えてない。ずっとそのモヤモヤが消えなくて……」と、涙を流しながら語りました。胸中を吐き出したことで、全員が前を向くきっかけとなります。また、トレーナーのKEN THE 390にフリースタイルバトルを挑む一幕も。当然のことながら返り討ちにあい、その格の違いに「すごすぎる」と感嘆の声を漏らすことになりましたが、最後まで積極的なレベルアップに励みました。

「Crawl up」のパフォーマンス

迎えた本番ではアップテンポのリズムのなか、息もつかせぬ怒涛のラップを展開します。加えて、第1回順位発表式で1位に輝いた木村柾哉(きむら・まさや)に対して、村松が「打倒マサヤ 起こすマサカ」と宣戦布告ともとれるライムを披露。大いに会場を盛り上げました。センター&リーダーを務めた中野が1位となり、井筒は2位となり悔しさをにじませつつも、「みんな頑張りましたね」と晴れやかな表情を浮かべました。

 

【HIDDEN/ダンス】BTS『Dynamite』

「HIDDEN」を選んだ「コワイモノシラズ」チームは、BTSの『Dynamite』をパフォーマンス。センターは尾崎匠海(おざき・たくみ)、振り付けは福田翔也(ふくだしょうや)が担当し、“彼らだけ”の『Dynamite』を作り上げていきます。しかし、指導するKENZOは「これセンター匠海なんだ? 全然目立ってない。もうちょっと魅せる部分を作らないと」ときっぱり。ほかのグループのメンバーからも「センターが目立っていない」と指摘を受けました。そこで、「浪速のプリンス」チームでセンターを務めた経験がある後藤威尊(ごとう・たける)が、「常に自分を見ろって感じで自分を見てほしい」とアドバイス。自己表現を課題に練習に励みました。

「コワイモノシラズ」の練習風景

殻を破れずにいた尾崎に、トレーナーの仲宗根は「まだカッコつけている。新しい自分に出会える努力をしてほしい」と要求。「私はあなたのカッコよくない部分が大好きです」と、自分をさらけ出すことの大切さを説きます。そんな彼女の言葉に「振り切ってできない自分がいた。それが今日(思いを)吐き出せて、ありのままでいこうと思いました」と吹っ切れた様子の尾崎。果たしてパフォーマンスはどう生まれ変わったのか。

「コワイモノシラズ」のパフォーマンス

いよいよ迎えた本番。尾崎はスタートから全力で挑み、センターとして恥じることのないパフォーマンスを見せつけました。それに触発されたのか、全員で一丸となり、ポップでキュートなダンスを惜しげもなく披露。そして、投票ではダンスに定評のある福田を抑え、尾崎が1位となります。最後は円陣を組み「やりきった」「ほんまに最高のチーム」と称え合い、ともに成長できたことを喜びました。

 

【ボーカル】いきものがかり『さよなら青春』

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「うたうたいばかり」チームは、いきものがかりの『さよなら青春』を歌います。メンバー5人中4人がメインボーカルを経験しているため、センター決めに苦労しましたが、阪本航紀(さかもと・こうき)が担うことになりました。しかし、トレーナーの菅井から、歌が人工的に感じると指摘されます。歌詞に込められた思いについて“事務的”な考えをする阪本に対して、「ナンセンス。あなた、歌に向いてないわ」とばっさり。「あなたたちなら、もっとできます。ここが一番下手くそだけど、鍛えれば一番うまくなると思っている」と“菅井らしい言葉”でエールを送りました。

「うたうたいばかり」の練習風景

続くトレーニングでは、阪本に「やっぱりソウルがないとダメだよ!」と伝え、指導にも熱が入ります。それに応える彼らのパフォーマンスを見た菅井は「問題ない」と合格点を与えます。ただし、「きれいな音楽だけをやろうと思わないで」と最後に注意を促しました。トレーニングを終えた阪本は、達成感を感じて目をうるませます。一方、リーダーの笹岡秀旭(ささおか・ひであき)は「本番、僕らが出すべきものが、今みたいなモノなのかな」と確かな手応えを感じていました。

「うたうたいばかり」のパフォーマンス

ステージでは、椅子に座り純粋に“歌だけ”で勝負した5人。桜が舞い散る演出の中、感情いっぱいに歌い上げ、見届けた国民プロデューサーから万雷の拍手が贈られました。センターの重圧を押しのけ、充実のパフォーマンスを披露した阪本が1位に。メンバー全員と固い握手を交わし、「いいチームだったし、みんな一生懸命。最高の思い出になりました」としみじみ語りました。

 

【ダンス】SEVENTEEN『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』

そして最後に、SEVENTEEN『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』を「BUDDIES」チームが踊ります。リーダーは振り付けも兼任する木村で、センターは小池俊司(こいけ・しゅんじ)に決定しました。順風満帆のスタートかと思われましたが、小池の消極性が目立ちました。トレーナーのKENZOは「その場所でスペシャリストとして置かれるのであれば、もっと力を発揮すべきだね。それができないんだったら、センターなんてやめちまえよって俺は思う」と厳しい言葉をぶつけます。

「BUDDIES」の練習風景

フォローに入った木村は、小池に改めて、なぜセンターをやりたかったのか問いかけます。すると小池は言葉を詰まらせつつ、「一番前で踊っている人がカッコいいなと思ってた」とセンターにかける思いを打ち明けました。これをきっかけに積極性が生まれた小池。次のKENZOのトレーニングでは、気持ちを全面に出してパフォーマンスを披露し、KENZOは「自分が一番になるんだっていう気持ちはどこかに置いてほしい」「いいじゃない。俊司がセンターの意味があるんじゃないか」と言葉を送りました。                  

「BUDDIES」のパフォーマンス

本番ではステージをいっぱいに使い、哀愁あるメロディーに合わせてシンクロしたダンスを披露。手の先まで感情を込めた踊りを見たKENZOはスタンディングオベーションで讃えました。そして“絶対王者”の木村を抑え、1位になったのは小池。安堵の表情を浮かべつつ、「自分自身だけじゃ変えられない何かがいっぱいあった。いろんな人たちに支えられてこの1位を獲れた」と感謝していました。惜しくも2位となった木村は「悔しい反面、うれしい気持ちもあった」とし、センターの大役を果たした小池に拍手を贈りました。

各ポジション1位発表! ベネフィットをゲットした練習生は…                  

(左から)阪本航紀、小池俊司、中野海帆(C)LAPONE ENTERTAINMENT

(左から)阪本航紀、小池俊司、中野海帆(C)LAPONE ENTERTAINMENT

全組のパフォーマンスが終了となり、ボーカル、ダンス、ラップの各ポジション1位が発表されました。ボーカル部門は、いきものがかりの『さよなら青春』を伸びのある美声で歌唱した阪本(うたうたいばかり)が147票を獲得し、見事1位に選ばれました。「びっくりしています。うれしいです。でも、チームのみんなのおかげだと思います」と改めて支えてくれたメンバーに感謝を伝えました。

ラップ部門1位は、KEN THE 390 feat. R-指定, 般若の『Overall』に挑戦し、リーダーとして力強くチームを引っ張った中野海帆(Crawl up)。132票でトップとなり、「驚きとうれしさとメンバーに感謝と、いろいろあるんですけど、リリックに書いた通り『No.1ラッパー』というところに一番感情をこめていて、それが今日、現実として現れたことが本当にうれしいです」と素直な思いを吐露しました。

ダンス部門1位は、SEVENTEEN『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』でセンターを務めた小池俊司(BUDDIES)でした。159票と圧倒的な支持を得たことに驚きを隠せない様子でしたが、「このチームのメンバーが自分を信じてセンターにしてくれたと思うので“絶対に獲らないと”っていう気持ちがありましたし、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語りました。

次なるステージは「コンセプト評価」 突然の順位発表に戸惑いも

新たな課題「コンセプト評価」課題曲が発表

激戦を終えた練習生を待ち受けていたのは、次なる課題「コンセプト評価」です。ここでは、この課題のために作られた5つのオリジナル曲のなかから、練習生がパフォーマンスする曲を国民プロデューサーの投票(マッチング投票)によって決定します。

「コンセプト評価」では、会場投票で最も良いステージを見せたチームと、チームの中で一番印象的だった練習生を決めます。1位となったチームには24万票のベネフィットが与えられ、会場投票の結果で1位となった練習生に10万票、2~8位に2万票ずつ振り分けられます。

今回は少し特殊なルールとなっており、練習生たちはマッチング投票の結果が出る前に、まずは自分で曲を選んで練習を始めます。そして、3日後の投票結果発表で改めて正式なチームが編成され、本番に挑みます。つまり、自分が選んだ曲と国民プロデューサーが求める曲が違っていたら、大きなロスとなってしまいます。

練習生たちは、国民プロデューサーが自分にパフォーマンスしてほしいと思っている曲を予想して曲を選ぶのか、それとも、自分が挑戦してみたい曲を選ぶのか、判断を迫られます。ここで問われているのは、デビューした後にもかかわってくる「自分が求められているポジションを分析する力」です。

そして、いよいよマッチング投票結果発表の日。しかし、集められた練習生たちに最初に言い渡されたのは、「ポジション評価」の結果を加味した最新の順位でした。

その発表では、これまで常に1、2位争いを繰り広げていた木村、田島がそろって3位以下に順位を落としました。3位となった木村は「まだまだ未熟な分、もっと成長していきたいという気持ちもあるので僕の目指すところはずっと変わらないし、強い意志を持って頑張っていきたい」、4位の田島は「2つ(順位が)下がっていて悔しいです。絶対今の自分のままで止まってはいられないとずっと感じていた。番組を通して自分も変わっていきたいし、国民プロデューサーの皆さまにも見せていきたい」と、それぞれ決意を新たにしました。

小池俊司(C)LAPONE ENTERTAINMENT

小池俊司(C)LAPONE ENTERTAINMENT

「ポジション評価」のベネフィットにより、26位だった小池が1位にジャンプアップしました。小池は国民プロデューサーの投票に感謝し、「自分はポジション評価で11万票をいただいた。この票がなかったら20位以内に入れているとは思っていないので、次のコンセプト評価でも気を引き締めて1位をキープできるように頑張りたいなと思います」と力強く意気込みました。

そして「コンセプト評価」を経た順位発表で20人が脱落することが明らかになりました。ベネフィット次第では、再び大きな順位変動も起こりえます。デビューに向けた戦いは、これからさらに厳しさを増していきます。

番組情報

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』

インターネット動画配信サイト:GYAO!
毎週木曜日後9:00 ~レギュラー配信中
最終回(6月13日)はTBSで午後2時から生放送

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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