【AKB48編】ファンが使っているあの言葉の意味は? “沼落ち寸前のあなたに贈る”アイドル用語辞典

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OUC48、センター試験、1830m、鍵開け・鍵閉め、DD、二本柱の会、ゆうなぁ、推し増し、エイター、焼肉IWA――あなたはこれらの言葉の意味、どのくらいわかりますか?

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続くなか、アーティストたちが自宅でも楽しめるようにとSNSやYouTubeで続々と貴重映像を公開しています。その映像がきっかけとなって、過去の映像をむさぼるように見たり、歴史をさかのぼって勉強中の方も多いのではないでしょうか。そんな“沼”の入り口にいる方たちが疑問に思いそうなファン特有の単語や、いまさら聞けない基本用語を集めて解説します。第1弾はアイドル編。まずは、活動拠点を秋葉原の専用劇場から“おうち”に移し、おうち公演などをスタートさせたAKB48界隈で使われている、あるいは使われてきた言葉を、雑誌やメディアで連載記事も多数執筆しているアイドルライター・関根弘康さんが解説します。独自の文化や“共通言語”が見えてくるはず!

文:関根弘康
記事制作:オリコンNewS

AKB48

AKB48

正規メンバー98人、研究生8人の計106人が在籍(2020年4月24日現在)。チームA、チームK、チームB、チーム4、チーム8の5チーム体制で活動し、チーム8のメンバーのみ、他の4チームのいずれかと兼任している。なお、チーム8栃木県代表の本田仁美は籍を置いたまま活動休止し、日韓12人組グローバルグループ・IZ*ONE(アイズワン)に専任中。

 

メンバー関連                 

アンダー

劇場公演やコンサートなどで休演するメンバーの代わりに、そのポジションに入る代役メンバーのこと。若手メンバーは出番を増やすために、たくさんのポジションを覚えることが求められる。ちなみに、「劇場の女神」の異名を取り、2020年1月18日に史上初の劇場公演1000回出演を達成した13期生の村山彩希は絶対に公演を休まないため、村山ポジションのアンダーは作っていないらしい。

兼任

STU48を兼任するAKB48のAKB48エース・岡田奈々(左) ※右はSTU48のエース・瀧野由美子(C)ORICON NewS inc.

STU48を兼任するAKB48のAKB48エース・岡田奈々(左) ※右はSTU48のエース・瀧野由美子(C)ORICON NewS inc.

自身のグループ/チームの活動と並行し、他のグループ/チームのメンバーとしても活動すること。過去には「交換留学」(2014年4月~15年5月)として、乃木坂46の生駒里奈がAKB48のチームBを兼任、SKE48の松井玲奈が乃木坂46を兼任するケースもあった。現在はほとんどなく、グループ兼任はAKB48兼STU48の岡田奈々のみ。

“公式ライバル”AKB48兼任が決まった心境を語る乃木坂46(当時)の生駒里奈

昇格

48グループは加入するとまずは研究生として劇場公演デビュー(STU48の1期生を除く)し、認められれば正規メンバーになれるシステムを取っている。最も遅い昇格記録はSKE48の3期生・松村香織の5年5ヶ月(2009年11月~15年3月)。

焼肉IWA

 
 
 
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AKB48の5期生で2015年8月に卒業した内田眞由美が、在籍中の14年4月にオープンした東京・新大久保にある焼肉店。メンバーが来店したり、元メンバーがアルバイトをしていたり、ファンの憩いの場。もともと内田の両親が西東京で焼肉屋を経営しており、味は確か! 店名の由来はコント番組で演じた「岩」キャラ。

ゆうなぁ

(左から)村山彩希、岡田奈々(C)ORICON NewS inc.

(左から)村山彩希、岡田奈々(C)ORICON NewS inc.

13期生・村山彩希(むらやま・ゆいり/愛称ゆいりー、ゆうちゃん)と、14期生・岡田奈々(愛称なぁちゃん)のコンビのこと。女性ファンが多い。2020年1月にはTOKYO DOME CITY HALLで『ゆうなぁ単独コンサート~かけがえのない時間~』が開催された。時を同じくして、13期生・茂木忍(もぎ・しのぶ/愛称もぎちゃん)、15期生・向井地美音(むかいち・みおん/愛称みーおん)を含めた4人でYouTube「ゆうなぁもぎおんチャンネル」を開設した。

ファン関連                  

エイター

AKB48チーム8(2019年撮影)(C)ORICON NewS inc.

AKB48チーム8(2019年撮影)(C)ORICON NewS inc.

チーム8をものすごく熱く応援するファンのこと。47都道府県で行われたオーディションで選ばれた代表メンバー47人(卒業によって空席ができた場合は順次補充される)で構成されるチーム8は、イベントも全国各地で行われるが、エイターは必ず駆けつける。

推しサイ

推しメンを応援するために光らせるサイリューム(ペンライト)のこと。メンバーごとに色の組み合わせが決まっている。48グループではSKE48が始め、そこから各グループや乃木坂46へ伝わったと言われている。AKB48ではあまり使わず、チームカラーで推す。

推し変・推し増し

最も応援している一推しメンバー(推しメン)を変えることを「推し変」、推しメンを増やすことを「推し増し」という。

TO

そのメンバーの「トップオタク」の略。総選挙で誰よりも多く投票したり、握手券をたくさん持っているなど、とにかく熱く応援しているが、周りのファンから嫉妬されることも多い。

DD

「誰でも大好き」の略。メンバーからは嫌われるが、ファンとしてはそのジェラシーを楽しんでいるフシもある。

握手会関連                  

鍵開け・鍵閉め

その日の握手会において1番乗りでメンバーと握手することを「鍵開け」、最後に握手することを「鍵閉め」という。

神対応

柏木由紀が握手会でのファンとの会話を公開

神レベルで対応がすばらしいこと。握手会の感想で使われることが多い。反意語として「塩対応」がある。

キャラアニ

AKB48『失恋、ありがとう(劇場盤)』キングレコード、2020年

AKB48『失恋、ありがとう(劇場盤)』キングレコード、2020年

CDショップでは販売されていない「劇場盤」(個別握手券付きCD)を抽選販売するショッピングサイト。握手をしたい「メンバー」「日程」「時間帯」を指定した上での抽選販売のため、CDの発売時期は推しメンの握手券が手に入るか? 申込み忘れはないか? 買いすぎていないか? ここを見ながら苦悩の日々。

個握

AKB48グループの握手会は「全国握手会」と「大握手会・個別握手会」の2種類。キャラアニ(キャラアニの項参照)限定で抽選販売されるCD「劇場盤」封入の参加券持参で参加できるのが「個別握手会」、通称「個握(こあく)」。指定メンバーと少し長めに握手ができる。AKB48の「個別握手会」は基本的に、国内48グループメンバー全員が参加するため「大握手会」と称される。姉妹グループの「個別握手会」は各グループのメンバーのみ全員参加する。

全握

CDの初回限定盤に封入されているイベント参加券持参で参加できるのが全国各地で行われる「全国握手会」、通称「全握(ぜんあく)」。自由に選んだレーンのメンバーと握手できるが、推しメンが参加するとは限らない。ミニライブも行われる。

支配人部屋

ファンが支配人に直接意見を伝えられる場。握手会会場の片隅に設けられることが多い。以前はフランクな雑談の場であったが、近年は熱い思いを抱くファンが増え、事前予約制が取られるようになった。

劇場関連                  

 
 
 
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2015年12月8日、AKB48開業10周年に前田敦子、大島優子ら“レジェンド”集結

AKB48劇場

柏木由紀が劇場内部や楽屋、公演本番をYouTubeで紹介

2005年12月8日、「会いに行けるアイドル」をコンセプトにドン・キホーテ秋葉原店8階に誕生した「AKB48劇場」(エーケービーフォーティーエイトシアター)は、AKB48の原点ともいえる専用劇場で、定員は250名。ほぼ日替わりで公演を行っているが、現在は新型コロナウイルスの影響で休館中(20年4月24日時点)。通常公演は一般男性3400円、一般女性・小学生~高校生2400円、未就学児無料。

OUC48

AKB48が拠点を秋葉原から“おうち”へ移した「OUCプロジェクト」スタート

新型コロナウイルスの影響によって、外出自粛が要請されているなか、「おうちから、ニッポンを元気に!!」をコンセプトに4月15日から始まったばかりのプロジェクト。メンバー16人が同時間帯に自宅でカメラの前でパフォーマンスを行い、16分割画面で生配信する「おうち公演」などをやっている。

劇場支配人

劇場で一番偉い人。メンバーのケアからファンの苦情対応まで業務は多忙。最も支配人歴が長いのはNMB48の金子剛支配人で10年目、周りからは「キャメロン」の愛称で親しまれている。SKE48はキャプテンの斉藤真木子が2019年7月から兼任している。指原莉乃は13年4月からグループ卒業の19年4月まで、メンバーとHKT48劇場支配人を兼任していた。なお、AKB48は19年3月から不在。HKT48、NGT48は運営会社独立に伴って支配人制度の見直しを図るとし、3月31日付で両支配人が退任した。

1830m

2012年、初の東京ドーム公演決定のサプライズ発表で流れた映像

AKB48劇場から東京ドームまでの直線距離。結成当初から東京ドーム公演を目標にし、2005年12月8日の劇場初公演から6年8ヶ月かけ、12年8月24日~26日に達成した。最終日には“絶対的センター”前田敦子の卒業コンサートが行われた。公式ブログのサブタイトルはそれまで「AKB48~TOKYO DOMEまでの軌跡」だったが、前田が8月27日に劇場公演をもって卒業した翌28日からは『~1830mから~』に変更されている。

チケセン

AKB48グループチケットセンターの略称。48グループの劇場公演やコンサート、イベントを見るためにはこのチケット公式サイトで会員登録し、事前の応募が必要。

イベント関連                  

じゃんけん大会

AKB48『チャンスの順番(通常盤Type-A)』※右から3人目がセンターの内田眞由美 キングレコード、2010年

AKB48『チャンスの順番(通常盤Type-A)』※右から3人目がセンターの内田眞由美 キングレコード、2010年

AKB48のシングル表題曲の選抜メンバーを運のみで決めるイベント。2010年9月に行われた第1回は、一度も選抜メンバーに選ばれたことのなかった内田眞由美(焼肉IWAの項参照)が優勝し、19枚目シングル『チャンスの順番』(10年12月発売)でセンターポジションを手に入れた。第5回(14年)・第6回(15年)はソロデビューを決めるイベント、第7回(16年)ユニットデビューを決めるイベントに変わった。毎年秋に開催されていたが、19年は行われなかった。

センター試験

AKB48グループ センター試験選抜『君は僕の風』 Short ver.MV

AKB48グループについて一番詳しいのは誰か? 2018年3月に国内6グループ、海外3グループ総勢472人、ファン3400人が参加したイベント。日本6都市10会場、海外3会場で同じ時間に一斉に行われ、試験時間は90分間。AKB48の歴史の中から劇場公演、総選挙、握手会、衣装、振付、リスニングなど多岐にわたる110問が出題され、満点は200点。1位は161点を取った男性ファンだった。メンバー1位はAKB48向井地美音の157点、全体でも3位という好成績を収めた。メンバーの上位16名の「AKB48グループ センター試験選抜」にはオリジナル曲『君は僕の風』がプレゼントされた。

総選挙

総選挙で史上最多4回、女王の座に就いた指原莉乃(2017年撮影)(C)ORICON NewS inc.

総選挙で史上最多4回、女王の座に就いた指原莉乃(2017年撮影)(C)ORICON NewS inc.

ファン投票によってAKB48シングル表題曲のセンター、選抜メンバーを決めるイベント。2009年に東京・赤坂BLITZからスタートしたが、その規模は年々大きくなり、最盛期にはテレビのゴールデンタイムで生中継、平均視聴率は20%を越えるほどになった。今でもテレビや雑誌の投票企画で『○○総選挙』という言葉が使われるなど、その影響力は大きい。18年の第10回まで毎年開催されていたが、その後は行われていない。

組閣

メンバー号泣、悲鳴連発!大荒れの2014『大組閣』

チームのメンバーをシャッフルし、再編成するイベント。新陳代謝を促すために必要だとは思うが、メンバーやファンの間では評判が悪い。2014年2月には、土田晃之と戸田恵子を司会に迎え、国内の48グループ全メンバー(当時AKB48、SKE48、NMB48、HKT48)を集めて「AKB48グループ大組閣祭り」を実施。グループをまたいだ衝撃人事の連続で、初めて「異議申し立て」制度が採り入れられ、6人の移籍が取り消された。

ドラフト

3チーム競合指名となった渡部愛加里との交渉権を引き当てて歓喜する指原莉乃(2018年撮影)(C)ORICON NewS inc.

3チーム競合指名となった渡部愛加里との交渉権を引き当てて歓喜する指原莉乃(2018年撮影)(C)ORICON NewS inc.

プロ野球のドラフト会議さながら、各グループ/チームのメンバーやファンが候補者の中から欲しい人材を指名する公開オーディション「AKB48グループ ドラフト会議」のこと。名前を読み上げる役は本家ドラフト会議と同じ関野浩之アナウンサーが担当した。これまでに3回(2013年11月、15年5月、18年1月)行われているが、ドラフト落ちしたメンバーが通常のオーディションで合格したり、5巡目指名がグループの選抜メンバーに上り詰めたりと、さまざまなドラマが生まれている。

ペナントレース

48グループで一番強いチームはどこか? 劇場公演の有料会員応募倍率や、握手会の売り上げ、総選挙の得票数のデータを統計学者の考えた数式に当てはめて競う、2014年4月から行われたイベント。ルールが複雑すぎてファン、メンバー、運営、誰も理解できず、同年9月で打ち切りとなったいわゆる黒歴史。

リクアワ

2020年1位はHKT48『ロマンティック病』(C)ORICON NewS inc.

2020年1位はHKT48『ロマンティック病』(C)ORICON NewS inc.

「AKB48リクエストアワー セットリストベスト100」のこと。ファン投票上位100曲をカウントダウン形式で発表、パフォーマンスも行うライブイベントで、楽曲総選挙とも言われる。2020年は上位50曲を発表した。以前はランクインした曲を歌うために卒業生が登場することもあった。初期はAKB48のシングル曲が上位にランクインしていたが、近年はソロ曲や、姉妹グループの研究生が歌う曲など、熱いファンのいる曲がランクインすることが増え、予想しづらい。

れなっち総選挙

加藤玲奈(C)ORICON NewS inc.

加藤玲奈(C)ORICON NewS inc.

10期生の“れなっち”こと加藤玲奈が立候補者の中から個人的にかわいいと思う選抜メンバー16人を独断で決定する「推しメン総選挙」のこと。2015年から3年連続で開催された。選抜16人には、秋元康総合プロデューサーが新曲『マドンナの選択』『ハッピーエンド』を提供。写真集が作られたり、「劇団れなっち」を旗揚げして舞台『ロミオとジュリエット』(2018年5月 責任演出:堤幸彦 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo)を上演したりと手腕をふるった。

サービス関連                  

オンデマ
DMM.comが手掛ける48グループ劇場公演の動画配信サービス『AKB48 LIVE!! ON DEMAND』の略。劇場によってカメラマンやスイッチャーのテクニックが異なり、AKB48劇場のスタッフは大胆かつマニアックと言われている。

ぐぐたす

Googleが運営していたSNS「Google+」(グーグルプラス 2019年4月サービス終了)のこと。日本での展開にあたり、48グループ全体で使っていた。それまでメンバーがネットで発信する際はスタッフのチェックが必要だったが、これ以降、自己責任で24時間好きな時間に、自由に投稿することが可能に。リアルタイムで追いかけようとするファンの不眠の日々が続いた。秋元康総合プロデューサーが選出した“ぐぐたす選抜”16人による楽曲『ぐぐたすの空』(2012年)も制作された。

二本柱の会

AKB48のファンクラブのこと。AKB48劇場の客席に大きな2本の柱があることが名前の由来。

モバメ

登録したメンバーからオリジナルのメールが届くサービスで、メンバー1名につき月額330円。メンバーによって頻度が異なり、1日10通送ってくれるメンバーもいれば、月に10通ぐらいのメンバーもいる。

主な楽曲の略称                  

スカひら

AKB48『スカート、ひらり』AKS、2006年

AKB48『スカート、ひらり』AKS、2006年

2006年2月にリリースしたインディーズ2枚目シングル『スカートひらり』の略語。2作目にして選抜メンバーが高橋みなみ、前田敦子、板野友美、小嶋陽菜ら7人に絞られ、「スカひら7(セブン)」とも呼ばれた。同年6月、この曲でテレビ朝日系『ミュージックステーション』に初登場。歌詞にちなんでスカートの裾をひるがえす振り付けがあり、悪意ある人からは「アキバ系のパンツ見せ集団」と言われることもあった。

ポニシュ

『ポニーテールとシュシュ』の略語。2010年5月に発売された16枚目シングル。ミュージックビデオとCDジャケットはグアムで撮影され、全員がポニーテールにしてシュシュをつけ、水着のカットを使うなど夏らしい作品。

ヘビロテ

『ヘビーローテーション』の略語。2010年8月に発売された17枚目シングルで、『第2回AKB48選抜総選挙』で1位となった2期生・大島優子の初センター曲。写真家で映画監督の蜷川実花氏がジャケット写真とMVを手掛けた今作は多くの女性ファンを取り込み、14年2月、YouTubeでのMV再生数が1億回を突破した。当時の日本人アーティストとしては異例の再生数だった。

フラゲ

『フライングゲット』の略語。2011年8月に発売された22枚目シングルで、「第3回AKB48選抜総選挙」で1位を奪還した前田敦子のセンター曲。芸人キンタロー。が前田のモノマネでネタにしたことでも話題となった。カンフー作品風のMVは堤幸彦氏が監督を務めた。

恋チュン

『恋するフォーチュンクッキー』の略語。2013年8月に発売された32枚目シングルで、「第5回AKB48選抜総選挙」で初の1位となったHKT48指原莉乃の初センター曲。“踊ってみた”動画が社会現象化し、海外にも波及。タイ・バンコクで活動するBNK48が17年12月に2枚目シングルとしてタイ語カバー曲をリリースすると、タイ王室の王女が恋チュンダンスを踊るなど大きな話題となった。

鈴懸なんちゃら

『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』の略語。2013年12月にリリースされた36枚目シングルで、「第4回AKB48じゃんけん大会」で優勝したSKE48松井珠理奈のセンター曲。とにかく長いタイトルで、松井さえ覚えるのに苦労していた。

主なコラボユニット                  

OKL48

AKB48『永遠プレッシャー(TYPE-D)』キングレコード、2012年

AKB48『永遠プレッシャー(TYPE-D)』キングレコード、2012年

2012年末にフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』で結成されたAKB48とナイティナイン・岡村隆史扮するキャラクター「オカレモン」によるユニット。全員がレモンのかぶりもので歌って踊った。番組の小道具担当スタッフ・オカピーこと岡田寿也氏が作詞・作曲した『永遠より続くように』は、29枚目シングル『永遠プレッシャー』(12年12月発売)に収録。AKB48名義のシングルで秋元康氏以外による作詞曲が収められた初のケースとなった。『めちゃイケ』からは、13年4月に放送された『抜き打ち期末テスト』下位7人“バカ7”による「BKA(ビーケーエー)48」も誕生。川栄李奈が“バカセンター”を務めた。

坂道AKB

『誰のことを一番 愛してる?』MV

AKB48グループと坂道シリーズの乃木坂46、欅坂46、日向坂46(旧けやき坂46)から選抜されたメンバーによるユニット。2017年の第1弾『誰のことを一番 愛してる?』は欅坂46の平手友梨奈、18年の第2弾『国境のない時代」は欅坂46の長濱ねる、19年の第3弾『初恋ドア』は乃木坂46の山下美月がセンターを務めた。それ以前には、渡辺麻友と乃木坂46が組んだ「まゆ坂46」(2012年)、小嶋陽菜が乃木坂46のメンバーと結成した「こじ坂46」(2014年)、AKB48と乃木坂46の選抜メンバーによる「乃木坂AKB」(2016年)も存在した。

サシニング娘。

指原莉乃(当時HKT48)が素人時代からファンだったモーニング娘。とコラボしたスペシャルユニット。AKB48の5枚目アルバム『サムネイル』(2017年1月発売)に『Get you!』が収録されている。同年12月、『第7回AKB48紅白対抗歌合戦』にモーニング娘。'17がゲスト出演し、ライブ初披露した。ファンの間では賛否両論あったが、本人たちは楽しそうだったのでヨシ。

IZ4648

2018年12月放送のフジテレビ系『2018 FNS歌謡祭』で披露された、AKB48グループ、乃木坂46、欅坂46、IZ*ONEから選抜された24名によるユニット。番組で歌った新曲『必然性』はAKB48の55枚目シングル『ジワるDAYS』(2019年3月発売)のType-Cカップリング曲として収録。

基本用語                  

神7

神7(左から)小嶋陽菜、渡辺麻友、板野友美、前田敦子、高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子(2011年撮影)(C)ORICON NewS inc.

神7(左から)小嶋陽菜、渡辺麻友、板野友美、前田敦子、高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子(2011年撮影)(C)ORICON NewS inc.

第1回・第2回「AKB48選抜総選挙」の上位7人が、前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美と2年連続で同じ顔ぶれ(順位は異なる)だったことから、神のようにすごい7人として「神7」(カミセブン)と呼ばれ始めたのが発祥。のちに、総選挙で7位までに入ったメンバーのことを指すようになった。

キャプテン

(左から)岡部麟、込山榛香、岩立沙穂、村山彩希(C)AKS

(左から)岡部麟、込山榛香、岩立沙穂、村山彩希(C)AKS

チームのまとめ役。現在、チームAは岡部麟(おかべ・りん)、チームKは込山榛香(こみやま・はるか)、チームBは岩立沙穂(いわたて・さほ)、チーム4は村山彩希(むらやま・ゆいり)が務め、チーム8は発足当時から任命していない。SKE48だけはリーダーと呼び、グループ全体のまとめ役のことをキャプテンとしている。グループによっては副キャプテンもいる。

総監督

(左から)高橋みなみ、横山由依、向井地美音(C)AKS(C)ORICON NewS inc.

(左から)高橋みなみ、横山由依、向井地美音(C)AKS(C)ORICON NewS inc.

全48グループメンバーの代表。初代は高橋みなみ(2012年8月~15年12月)、2代目は横山由依(15年12月~19年3月)。現在は向井地美音(19年4月~)で、いずれもAKB48のメンバー。

本店・支店

AKB48を本店、姉妹グループを支店と呼ぶファンもいる。国内の支店は、名古屋市・栄拠点「SKE48」、大阪市・難波拠点「NMB48」、福岡市・博多拠点「HKT48」、新潟市拠点「NGT48」、瀬戸内7県拠点「STU48」の5グループ。海外は、インドネシア・ジャカルタ拠点「JKT48」、タイ・バンコク拠点「BNK48」、フィリピン・マニラ拠点「MNL48」、中国・上海拠点「AKB48 TeamSH」、台湾・台北拠点「AKB48 Team TP」、ベトナム・ホーチミン(旧サイゴン)拠点「SGO48」、タイ・チェンマイ拠点「CGM48」、インド・デリー拠点「DEL48」の8グループが活動中。2019年6月には、インド2つ目のグループとして、ムンバイ拠点「MUB48」の結成も発表されている。

スタッフ関連                  

茅野しのぶ

 
 
 
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AKB48の衣装総責任者・茅野しのぶさん(左)と初代総監督・高橋みなみ

AKB48の衣装総責任者。いわゆる“AKBっぽい”衣装はすべて彼女から生み出された。メンバーからの信頼も厚く、AKB48グループ総支配人やAKB48劇場支配人を務めたこともある。現在は48グループ以外のアイドル衣装も手掛けている。

北川謙二

NMB48『北川謙二』MV

AKB48グループ映像部門のプロデューサー。NMB48の6枚目シングル『北川謙二』のタイトルになったり、2013年12月の『第3回AKB48紅白対抗歌合戦』では秋元康氏が書き下ろした小嶋陽菜とのデュエットソング『2人はデキテル』を歌ったり、何かとファンの前に出ることが多い。

サプライズ

スタッフが手紙を持ってくる、劇場支配人が登場する、いきなり映像が流れ出すなど、発表の仕方はさまざま。シングルの選抜メンバーや正規メンバー昇格、組閣、新グループ結成など、グループ/メンバーにとって大きな出来事が予告なしに発表される。

【まとめ】AKB48文化は劇場から生まれる                  

AKB48インディーズデビューシングル『桜の花びらたち』AKS、2006年

AKB48インディーズデビューシングル『桜の花びらたち』AKS、2006年

 AKB48の文化は秋葉原の劇場から誕生したと言っても過言ではない。2005年12月8日の劇場デビュー当時、アイドルが専用劇場を持つということはまれ。そこで毎日公演をやるということで、声優、地下アイドル、グラビアアイドルなど、さまざまなジャンルを応援するファンが冷やかしで入り、次々と“沼”にハマっていった。

 そんな出自の異なるファン文化がミックスされ熟成していったのがAKB48の文化。そこでさまざまな用語が誕生したが、当時は劇場に通う仲間内でしか通用しないものだった。

 それが変わったのは2008年あたりから。日本テレビで深夜にAKB48のレギュラー番組がスタート。レコード会社をキングレコードに移籍し、『大声ダイヤモンド』(2008年10月発売)をリリースし、オリコン週間シングルランキング初登場3位。いわゆるアイドルオタク以外にもAKB48が届くようになる。そこでハマったファンが劇場に来るようになり、AKB48用語は広まっていった。

『大声ダイヤモンド』MV

 その一方で定員250名の劇場はファンが気軽に集まれる場所ではなくなり、握手会やコンサート会場がファンの集まる場となっていった。サプライズ発表も劇場でなく、コンサート会場やオフィシャルブログでされることが増え、用語も現場よりもネットで増えていったように記憶している。

 2010年代は国民的アイドルとして、テレビが主戦場になっていく。メンバーのニックネームやシングル曲の略称など、一般人にもある程度通じる用語となった。恒例のサプライズもそのスケールが大きくなり、衝撃だったのは2013年大みそかの大島優子の卒業発表。『NHK紅白歌合戦』内で発表され、元旦のスポーツ紙の一面を飾った。

大島優子(2014年卒業時)(C)ORICON NewS inc.

大島優子(2014年卒業時)(C)ORICON NewS inc.

 現在では姉妹グループも増え、各地でそれぞれの文化が育まれ、独自の用語も生まれている。では2020年のAKB48劇場はどうなのか? 当時の熱狂を知る者からするとライト化が進んでしまっているように感じる。だが、最近では以前より劇場公演の抽選が当たるようになった。ファンが再び通えるようになれば、新たな文化が生まれ、新たな言葉が誕生する。それを楽しみに待ちたい。

 

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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