みんなが乗り越えてきた“トラウマアニメ”5選 一生忘れられない衝撃展開【#ファンに聞いてみた】

トラウマアニメ5選

名作として語り継がれるアニメの中には、衝撃のストーリー展開やインパクトの強すぎる描写で、視聴者に強烈な“トラウマ”を植え付けた作品が少なからず存在します。今回はアニメファンの皆さんに、そんな脳裏に焼き付いている“トラウマアニメ”をアンケート。忘れられない“トラウマポイント”も語ってもらいました。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施

記事制作/オリコンNewS

Another

『Another 限定版 第1巻 [Blu-ray]』角川書店、2012年

『Another 限定版 第1巻 [Blu-ray]』角川書店、2012年 Amazon
放送:2012年1月~3月
原作:綾辻行人
監督:水島努
シリーズ構成・脚本:檜垣亮
キャラクター原案:いとうのいぢ
アニメーション制作:P.A.WORKS
キャスト:阿部敦、高森奈津美、前野智昭、山本和臣、市来光弘、米澤円、野中藍、福圓美里

綾辻行人さんの同名小説が原作。夜見山北中学校3年3組で数年に一度、クラスメートや関係者が亡くなる怪現象「災厄」をめぐり、クラスの「対策係」たちが災厄を止めるべく奮闘する学園ミステリホラーです。

クラスメートたちが災厄の犠牲となるシーンがトラウマ要素満載の本作。蒼白なトーンの作画やSE(効果音)の使いどころなど、恐怖と不気味さを引き出す細やかな演出もみごとです。また、とある理由でクラスから「いないもの」として扱われるヒロイン・見崎鳴(みさき・めい/CV・高森奈津美さん)は、片目が義眼+眼帯というインパクト大な見た目属性。うすら寒い雰囲気を醸しながらも、内面のピュアさがにじむかわいらしさも備えていて、『Another』の魅力を象徴する存在と言えるでしょう。

『Another』OPテーマ ALI PROJECT『- Kyomu Densen - 凶夢伝染』

【ここがトラウマ】

「クラスメートで海行って、サービス水着回かと思ったら……すごい死に方で震えました」

「階段で目に傘刺さって死ぬって発想がすごい。でも、怖いだけじゃなくて、鳴ちゃんや赤沢さんなど主要キャラの魅力もしっかり表現されている点が名作だと思います!」

ひぐらしのなく頃に

『アニメ「ひぐらしのなく頃に」コンプリートBD-BOX 2006-2012 [Blu-ray]』NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、2020年

竜宮レナ=『アニメ「ひぐらしのなく頃に」コンプリートBD-BOX 2006-2012 [Blu-ray]』NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、2020年 Amazon
放送:『ひぐらしのなく頃に』2006年4月~9月、『ひぐらしのなく頃に解』2007年7月~12月
原作:竜騎士07/07th Expansion
監督:今千秋
シリーズ構成:川瀬敏文
キャラクターデザイン:坂井久太
アニメーション制作:スタジオディーン
キャスト:保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、たむらゆかり、堀江由衣

昨年から新たなストーリーで放送された『ひぐらしのなく頃に業』PV

原作は同人サークル・07th Expansion(監督・脚本/竜騎士07)が2002年に発表したゲーム作品。昭和58年、架空の村「雛見沢村」を舞台にした連続怪死・失踪事件の真相に迫るミステリーホラーで、2006年から放送されたTVアニメは『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』の2編が全50話という長大な規模で描かれました。昨年から今年にかけて新作ストーリー『ひぐらしのなく頃に業』『ひぐらしのなく頃に卒』もTV放送されています。

ヒロインの竜宮レナ(CV・中原麻衣さん)が刃物の“なた”を手にしたビジュアルが有名な本作。雛見沢村の伝統行事である「綿流し」にまつわる「オヤシロさまの祟り」で登場人物が次々とむごたらしい死を遂げていき、後々まで語り継がれる伝説級のトラウマシーンを数々生み出しました。

グロテスクな描写にある程度耐性がないと見るのがつらい作品ですが、一編のミステリーとして紛れもない名作であることも確か。各キャラクターの視点から複層的に語られるストーリーや、謎の解明に向け加速する後半の緊迫感など、まるで長編小説を読んでいるような厚みのある作劇が、長く愛されるゆえんと言えるでしょう。過酷な運命を乗り越えようと手を携える少年少女たちの姿に、最後は感動すら覚えるはず。

【ここがトラウマ】

「おはぎになんで針入れるの……。おはぎ見るたびに絶対あのシーン思い出します」

「優しかったレナが『嘘だッ!』と豹変する瞬間が個人的には一番のトラウマでした!」

魔法少女まどか☆マギカ

『魔法少女まどか☆マギカ 6』Blu-ray、アニプレックス、2011年

『魔法少女まどか☆マギカ 6』Blu-ray、アニプレックス、2011年 Amazon
放送:2011年1月~3月
監督:新房昭之
脚本:虚淵玄
キャラクターデザイン:蒼樹うめ(原案)、岸田隆宏
アニメーション制作:シャフト
キャスト:悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、加藤英美里、野中藍

10周年の今年、新作映画の製作が発表された

今年10周年を記念した新作劇場版の制作も発表された本作は、虚淵玄さんの脚本による重厚な心理描写やシリアス展開が話題を呼び、魔法少女アニメに一石を投じた作品。キラキラな魔法少女アニメだと思っていたら、序盤で唐突に主要キャラクターが死んでしまう展開があまりに有名です。

伝説の第3話、巴マミの場面カット

この作品では、“魔法少女の活躍”というより、魔法少女たちの戦う理由やその代償、果ては人の業の不条理さといった側面が容赦なく描かれていきます。怒涛の鬱展開が続きますが、その先に主人公・鹿目まどかの圧倒的な存在感を見せつけられるクライマックスが待っています。

(左から)主人公の鹿目まどか、暁美ほむら

【ここがトラウマ】

「初回でこの子いいな、推していこうと思っていたキャラが3話にはお亡くなりになりまして……。一生忘れません」

「第3話の『マミる』が有名ですが、その後も、さやかの報われなさすぎるエピソードなど色々つらかったです。でも、最後はまどかの決断に感動して泣けました!」

がっこうぐらし!

『がっこうぐらし!Blu-ray BOX(スペシャルプライス版)』NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、2019年

『がっこうぐらし!Blu-ray BOX(スペシャルプライス版)』NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、2019年 Amazon
放送:2015年7月~9月
原作:海法紀光(原案・原作)/千葉サドル(作画)
監督:安藤正臣
シリーズ構成:海法紀光
脚本プロデュース:ニトロプラス
キャラクターデザイン:飯塚晴子
アニメーション制作:Lerche
キャスト:水瀬いのり、小澤亜李、M・A・O、高橋李依、茅野愛衣、加藤英美里

『まんがタイムきららフォワード』で連載されていた、海法紀光さんが原案・原作、千葉サドルさんが作画の漫画が原作。かわいらしいキャラクターデザインとは裏腹に、高校生(原作では大学編なども存在)たちの壮絶なゾンビサバイバルが展開されます。

作品の冒頭は“学校全体を借りて寝泊まりする”部活「学園生活部」を舞台にしたほのぼの日常系アニメを装って始まりますが、第1話の終わりでその世界観は一気に突き崩されます。平和な光景はすべて主人公の妄想で、実際には学園生活部は高校の一部に立てこもり、外の世界から襲いくるゾンビたちとの戦いに身を投じていた、という衝撃のストーリーが繰り広げられます。

『がっこうぐらし!』平和な日常アニメ要素しかないOP曲『ふ・れ・ん・ど・し・た・い』

【ここがトラウマ】

「原作を読まずにアニメを見た者です。最初はかわいい女の子たちが楽しそうに学校生活を送ってて『ああ、きららの日常アニメだなあ』って癒やされてたのですが……。心の準備もできず悪夢の世界に引きずり込まれました」

「ゾンビとの戦いの中で大切な人を次々失っていく。そういう別れの連続がとにかく切ない」

BANANA FISH

『BANANA FISH Blu-ray Disc BOX 1(完全生産限定版)』アニプレックス、2018年

『BANANA FISH Blu-ray Disc BOX 1(完全生産限定版)』アニプレックス、2018年 Amazon
放送:2018年7月~12月
原作:吉田秋生
監督:内海紘子
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:林明美
アニメーション制作:MAPPA
キャスト:内田雄馬、野島健児、川田紳司、平田広明、石塚運昇、細谷佳正

吉田秋生さんによる同名漫画が原作。ベトナム戦争の最中、米軍兵士・グリフィンは突如錯乱し、同隊の兵士たちに銃を乱射し死傷させてしまう。取り押さえられたグリフィンは「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉を口にする――。「バナナ・フィッシュ」をめぐる陰謀に、主人公のアッシュ・リンクスたちが立ち向かう物語です。2018年放送のTVアニメでは舞台が現代になり、イラク戦争の最中という設定に変更されています。

本作で絶大な人気を誇るのが主人公のアッシュ(CV・内田雄馬さん)。金髪碧眼の美しい顔立ちに加え、強く、頭が切れ、カリスマ性も兼ね備えるパーフェクトボーイ。一方で、その壮絶な生い立ちからどこか寂しそうな佇まいとのギャップもたまりません。そんなとにかく推せる主人公のファンには辛すぎる展開で、この作品は幕を下ろします。視聴者にとっての救いの無さを本作のトラウマポイントとして挙げる方が多かったです。

ED曲はKing Gnuの『Prayer X』

【ここがトラウマ】

「わかってはいたけれども結末で推しが死ぬ」

「最終回のラストもラストに衝撃の展開で、暫く涙も呼吸も止まりました、それから1ヶ月はお葬式気分でしたし、今でも思い出してはしんみりしてしまいます。
そのくらい生々しく生と死、幸せと不幸を描いた作品だと思います。登場キャラそれぞれに背景や行動原理があって、全員好きになれる分、結末の不条理さをずっと引きずってしまう大好きな作品です!」

 


 

この他にも、『School Days』『BLOOD-C』『東京マグニチュード8.0』など多くの作品名が挙がりました。“トラウマアニメ”というと強烈なワンシーンが注目されがちですが、作品そのものが面白いからこそ、後々まで語り継がれていくもの。この機会に過去の“トラウマ名シーン”を敢えてもう一度見返してみてはいかがでしょうか?

 

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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