花村想太、止まらない“マーベル”語り キャプテン・アメリカのバイクに乗り、アイアンマンに憧れる

花村想太

4オクターブの音域でファンを魅了する5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE(ダイス)。ボーカル担当の花村想太さんは、映画『アイアンマン』に“男子心”をくすぐられて以来、何度もリピートして作品を鑑賞するほど、どっぷりと“マーベル沼”にハマっているそう。愛が高じてキャプテン・アメリカと同じモデルのバイクに乗るために大型バイクの免許を取得するほど、マーベルをこよなく愛する花村さんに、シリーズの魅力やいつかかなえたい“野望”などたっぷりと語っていただきました。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください

撮影:草刈雅之 取材・文:磯部正和
記事制作:オリコンNewS

マーベル沼の入口はCMで観た『アイアンマン』

花村想太

――『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズ(ヒーローたちが活躍するアメリカのマンガ「マーベル・コミック」を原作とした実写映画の作品群)の作品を全作観ていらっしゃるそうですが、そもそもマーベル作品を観ようと思ったきっかけは?

入口は、映画『アイアンマン』(2008年公開)でした。CMで流れていたものすごいアクションシーンが目に留まって、子どものころに観ていた『仮面ライダー』や戦隊モノを思い出したんですよね。あとから、僕が観たシーンは日本の戦隊モノをイメージして作ったシーンだったと聞いて、正にそこに惹かれたんだなと思いました。すごく“男子心”をくすぐられる作品だなぁと思って映画館に行って、夢中になって観たのが始まりでした。

そのあとに『アイアンマン2』(2010年公開)、次に『アベンジャーズ』(2012年公開)を観ました。『アベンジャーズ』はアイアンマンが出ているからという理由で観に行ったんですが、そこで、他のマーベル作品とヒーローや世界観がつながっていることを知りました。日本でいうと仮面ライダーやウルトラマンなど異なった作品のヒーローたちが一緒になって戦うような世界観に衝撃を受け、一気にマーベル作品に引き込まれました。

そこから、『アベンジャーズ』に出ていた『キャプテン・アメリカ』シリーズ(2011年公開ほか)や『マイティ・ソー』シリーズ(2011年公開ほか)、『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)などの作品を見るようになり、あとはもうずっと、新作が公開されるたびに映画館に足を運んでいます。

アイアンマン=トニー・スタークを応援したくなる

花村想太

――花村さんにとって『アイアンマン』の一番の魅力はどんなところでしょうか?

(ロバート・ダウニー・Jr演じる)トニー・スタークという人物が、とにかく誰よりも人間味があるところ。欲があるというか、自分の気持ちに正直な男性というのはすごく憧れました。自分がしたいことをすぐ行動に移す実行力にはしびれますし、ただ行動するだけではなく、やってしまったことに後悔したり、心の弱い部分が見えるところも人間味があって愛着がわいてしまうんです。

アイアンマン

本名:アンソニー・エドワード・“トニー”・スターク
身長:185.42cm、アーマー装着時は195.58cm
体重:86.18kg、アーマー装着時は192.78kg
能力:標準型アーマーは、優れた腕力・スピード・飛行能力を誇る。両手にはリパルサー・ビーム、胸にはユニ・ビームを搭載。特殊な用途に応じて複数のタイプのアーマーが存在する。
初登場:『Tales of Suspense』#39(1963年3月)

1963年にマーベル・コミックから生まれた実写映画化作品の1作目。それと同時に、マーベル・コミックの実写映画を同じ世界観のクロスオーバー作品として扱う『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの第1作目となる。巨大軍需企業「スターク・インダストリーズ」の社長で大富豪のトニー・スタークは、自身が開発した兵器が悪用されていることを目の当たりにし、世界平和のために自らアーマー(パワードスーツ)を装着してアイアンマンとなり、戦うことを決意する。

花村想太

過ちとともに成功しているというか、元は遊び人で失敗しながらもある女性と出会って幸せになっていく過程や、課題を改良して一つ一つステップアップしていくところも好きですね。僕もそういうタイプの人間というか、自分がやってきたことをアップデートして1段1段上がっていく感覚が好きなので。

他のキャラクターは精神面で成長していくんですけど、技とか根本的な強さの成長が見られるのはトニー・スタークなのかなと思います。最初はアイアンマンの力強さや豪快さに引き込まれたんですけれど、だんだん、アイアンマンというよりトニー・スタークを応援しているような気がします。

頑固さが愛くるしいキャプテン・アメリカ、多くを学んだスパイダーマン

花村想太

――トニー・スターク愛がひしひしと伝わってきます。ほかにも好きなマーベルヒーローはいますか?

みんな魅力があって、全員について良いところを語れるのですが、特にキャプテン・アメリカとスパイダーマンが好きです。僕の中ではアイアンマンとキャプテン・アメリカが“二大巨頭”なんですよね。

キャプテン・アメリカ

本名:スティーブン・“スティーブ”・ロジャース
身長:187.96cm 体重:104.33kg
能力:人間の身体能力を極限まで高めた存在。ボクシングの達人で、柔道や格闘技の訓練も受けている。超人血清のおかげで、驚異的な耐久力も持つ。
初登場:『Captain America Comics』#1(1941年3月)

大恐慌の最中に両親を失い、天涯孤独の身で配達員として生計を立てていたスティーブは、軍の徴兵基準を満たないほど貧弱な体だったが、ナチズムへの義憤と愛国心に駆られ、1941年に軍の「超人兵士計画」に志願。生体実験で超人血清を注入され、キャプテン・アメリカとして生まれ変わった。第2次大戦末期に氷の中に閉じ込められるも、何十年も後に発見され、蘇生された。

花村想太

キャプテン・アメリカのすごいところって、正義が揺らがないところだと思うんです。正義の解釈って難しくて、ある人にとって正義でも、違う人から見たら悪かもしれない。そんな中、頑なに自分の考える正義を信じてまっすぐ進む。まっすぐすぎて一番頑固なキャラクターなのですが、そこが愛くるしいなと思うんです。

あとは、自分が弱いことを知っているからこそ、強くなった自分におごることなく、しっかりと気持ちを保てるところも好きです。これから観てみたいという方のために詳しくは話しませんが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)ではキャプテンが助けに来たシーンで号泣しました。この作品は何度も映画館に行って観ましたね。僕がキャラクター一人ひとりに愛情を抱いてマーベル作品を好きになれたんだなと思わせてくれた人が、キャプテン・アメリカでした。

スパイダーマン

本名:ピーター・ベンジャミン・パーカー
身長:177.8cm 体重:81.65kg
能力:ほとんどの物体の表面に張りつくことができ、超人的な腕力、スピード、反射神経を持つ。危険を知らせる“スパイダー感覚”の持ち主。手首のウェブ・シューターからは、強力なクモの糸を発射する。
初登場:『Amazing Fantasy』#15(1962年8月)

高校生のときに放射能を浴びたクモに刺されたピーターは、壁にはり付くことができるなどクモのような能力を得る。クモ糸を発射する装置「ウェブ・シューター」とクモをイメージした赤と青のコスチュームを作り、自ら「スパイダーマン」と名乗って人気者となったピーターは、ほどなくして、大いなる力と大いなる責任について学び、人々のために自分の力を使うことを決意する。

花村想太

スパイダーマンは、新しいことに挑戦したいとか、自分が特別になりたいと思っている子どもたちに、しっかりと進む道を照らしてくれる存在。ただかっこいいというだけでなく、一つ一つの作品に対してテーマを作って、観る人の心に問いかけているのがマーベルなのかなと思わせてくれたのがスパイダーマンでした。

特別な能力を手に入れても、有頂天になってしまうと、足元をすくわれて本当のヒーローにはなれない。才能を持ったときに、おごることなく、しっかりと能力を使えるかどうかが試される。スパイダーマンからはいろいろなことを学びました。

アベンジャーズとして戦うとしたら……アイアンマンは荷が重い(笑)

花村想太

――花村さんのように、特定の作品からオールスターの『アベンジャーズ』を観て、個々の作品の後にまた『アベンジャーズ』に戻ると、また違う発見もいっぱいありますよね。

はい、全然違いますね! 「だからこうだったんだ」と気づくこともいっぱいあります。

――ご自身がもし「アベンジャーズ」の一員で、最凶最悪の宿敵・サノスと戦うとしたら、どのヒーローとして戦いたいですか?

アイアンマンの立ち位置には憧れるのですが、あれはトニー・スタークだからこそだと思うので自分には荷が重いかな(笑)。自分ができることとしたら、そうだなぁ……(長考して)ドクター・ストレンジ(魔術によってさまざまな超常的現象を起こすことができるヒーロー。映画ではベネディクト・カンバーバッチが演じている)のように、背後から助けるような感じがいいですね。メインで戦う勇気はないので、補助に回りたい。でも、ストレンジがいるからこそサノスと戦えたと思うんですよね。

花村想太

――2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』が世界映画興行収入歴代1位の大ヒットとなり、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)で『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズのフェーズ3が区切りを迎えました。20年春には外出自粛期間もありましたが、マーベル作品を観返す時間もあったのでは?

はい、シリーズ全23作品を最初から公開順に観返しました(笑)。もう何回も観直していて、これが何回目なんだかわからないほどですが、1から観返すのが好きなんですよね。『~エンドゲーム』を観てからもう1回最初の『アイアンマン』から観返すことによって、「このシーンの裏ではこんなことが起きていたんだ!」「この話はあそこから持ってきたんだな」とか発見があって本当に楽しい。縦横に話がつながっているシリーズの歴史や面白さを改めて感じられました。

――マーベル好きが高じて公式BOOK『MARVEL AVENGERS SHOULDER BAG & POUCH BOOK』(2019年8月発売)の表紙を務めたり、ご自身のTwitterやInstagramではマーベルの限定グッズなども公開されていますが、中でも自慢のマーベルグッズがあればご紹介ください。      

キャプテン・アメリカと同じモデルのバイク(本人提供)

キャプテン・アメリカと同じモデルのバイク(本人提供)

グッズではないんですが、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)でキャプテン・アメリカが乗っていたバイクと同じモデル、ハーレーダビッドソンのストリート750を買いました。キャプテンがバイクに乗っている姿がめちゃくちゃかっこよくて、そのバイクの形もすごく好きで。

2016年以降のモデルはデザインが変わってしまっていたので、新品に近い中古バイクを探して購入しました。見つけたときは幸せでしたね。しかも、それまでバイクは中型免許しか持っていなかったので、これに乗るためにわざわざ大型免許を取ったんです(笑)。最近では乗っていなくて車庫に置いてあるんですが、このバイクは自慢というか、思い入れが強いです。

玄関の傘立ては限定品のマーベルグッズ(本人提供)

玄関の傘立ては限定品のマーベルグッズ(本人提供)

「MARVEL男子会」が楽しかった! 中川大志、小野賢章と語り合う

花村想太

――痛快なアクションやエンターテインメントの楽しさもさることながら、壮大なスケールの人間物語もマーベルの魅力だと思いますが、マーベル作品に影響を受けたり、救われたりというエピソードはありますか?

たくさんあるのですが、印象に残っているのは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で、“正義”って人の立場で大きく変わるんだなと思ったことです。1つのボタンの掛け違いで大きく変わってしまう。マーベル作品はそうせざるを得なかった人生まで描いてくれるので、友達との関係性も深く考えさせられました。身を挺して間違いを正し、落ちるところまで落ちないように守るのも友達であり、正義である。自分の人生の中で、マーベル作品が大きな存在であることは間違いないですね。

Da-iCE(左から)岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝

Da-iCE(左から)岩岡徹、花村想太、和田颯、大野雄大、工藤大輝
――グループでの活動に影響を与えることもありますか?

『アベンジャーズ』などはチームワークが大切で、僕らのグループも団体活動なので、共感するところもありますし、少なからず影響を受けているような気がします。一人が突っ走ってもチームワークがよくないとうまくいかない。かといって個々の力が弱いと歯が立たない。僕らも一緒で、チームとしてのバランスを考えることはとても大切で、グループでいるときの自分と、ソロで活動している自分ではスイッチを切り替えています。

グループでの自分は、協調性や平等感みたいなものを大切にしています。例えば相方の(大野)雄大くんが歌っているときは、自分は一歩下がるとか、控えることの大切さもあると思うんです。でもソロ活動では、どれだけ自分の色を出せるかということに重きを置いています。そういうところはマーベル作品から自然と学んでいるような気がします。

花村想太

――ちなみに、Da-iCEのメンバーもマーベル作品をご覧になっているのでしょうか?

もちろん! メンバーとマーベル作品のことを話すこともありますよ。でも、僕のマーベル愛は飛び抜けているので(笑)。芸能界の中でもこれだけ観ている方も少ないと思うんですよね。

『ブラックパンサー』MovieNEX発売決定イベントの模様

以前、『ブラックパンサー』(2018年公開)のMovieNEX発売記念イベント「MARVEL男子会」で俳優の中川大志くんと、声優の小野賢章さんとご一緒したときはマーベルのことを深く語り合うことができて、めちゃくちゃうれしかったんですよね。もっと業界内でもマーベル仲間を増やしていきたいです。

吹替えは「圧倒的に」藤原啓治さんのトニーが大好き

花村想太

――吹替え版と字幕の両方で観ることもあるとお聞きしました。

以前は吹替えで観る機会が多かったのですが、いまは字幕版でも観ています。両方の良さがありますよね。字幕で見ると、実際の俳優さんの声が聞こえるわけで、より世界観に引き込まれるという良さがあります。

一方で吹替え版は、キャラクターに対してなんとも言えない親近感がわくんですよね。字幕だとどうしても文字を追ってしまって、細かい表情や動きをほんの少し見逃してしまうこともあるんですが、吹替え版だとちょっとした小ネタとかにも気づくこともできます。

花村想太

――吹替え版で好きな声優さんはいらっしゃいますか?

もう圧倒的にトニー・スタークの声を担当していた藤原啓治さん(2020年4月逝去)です。かっこよさのなかに切なさがにじみ出ているし、『クレヨンしんちゃん』のお父さんの声も担当されていたように、コミカルな感じもあって。字幕版のクールなトニーと、吹替え版のコミカルだけどかっこいいトニーの印象のギャップが楽しめました。藤原さんのトニーが大好きです。

下段中央が藤原さん

――感情移入できるキャラクターと、圧倒的な映像美。さらには音楽もマーベル作品の魅力だと感じますが、曲作りの面でも刺激を受ける部分はあるのでしょうか?

マーベル作品は音楽も最高ですよね。それこそ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)を観ながら歌詞を書いたこともあります。

音楽で特に衝撃を受けたのは『ブラックパンサー』ですね。舞台となるワカンダ王国は、一見すると時代から取り残された国のように見えて、その中身は高度な科学技術を持つ超文明国。だからこそなのか、音楽は最新のヒット曲、ヒットメーカー、ラッパーを起用して構成されているんです。時代の最先端をいく音楽がめちゃくちゃかっこよくて。物語との親和性もすばらしいなと思いました。

――コロナ禍でなかなか洋画の公開が難しい状況ですが、まだまだ『マーベル・シネマティック・ユニバース』は続いていきます。花村さんは今後、どんな形でマーベル作品と関わっていきたいか、野望があれば聞かせてください。

やっぱり究極の目標は、声優として作品に参加できたら最高に幸せですよね。声優の経験もないので、キャリア的には難しいことですが、しっかりお芝居の勉強をして、いつか見てもらえるチャンスがあればモノにできるように準備はしていきたいと思っています。それほど大好きです。音楽でしっかりと結果を出していけばチャンスが巡ってくる確率が上がると思うので、もっともっと音楽活動を頑張りつつ、自分の夢を同時に叶えていけたら最高ですね。

『ONE PIECE』主題歌は「たっぷり愛情をかけて書いた」

花村想太

――花村さんの音楽活動について、2020年からバンドプロジェクト「Natural Lag」を始動したり、Da-iCEとしては6ヶ月連続リリースをしたりと非常に精力的でしたが、2020年はどんな手ごたえを感じた1年だったでしょうか?

6ヶ月連続リリースの第1弾シングル『DREAMIN’ON』(2020年8月発売)が、テレビアニメ『ONE PIECE』の主題歌に選んでいただけたことが、特にうれしかったですね。僕は作詞を担当したんですが、子どものころから今まで観続けている作品に携わることができるなんて、本当に感無量でした。小学校4年のとき、主題歌『ウィーアー!』で踊った記憶もあるくらい幼い頃から慣れ親しんできたアニメなので、たっぷり愛情をかけて歌詞を書くことができた経験はこのうえなく大きかったです。

Da-iCE『DREAMIN' ON』MV

それと、第3弾シングル『image』(同10月発売)は、僕とNatural Lagのメンバーがリモートでやりとりして作曲したんですが、有意義な曲になりました。最初、僕がサビだけ作って送ったら、バンドのメンバーが膨らませてくれて1曲のトラックにして送り返してくれたんです。それを聴いていたら、僕がふだん作らないようなメロディーがパッと浮かんできて、最初に送ったサビを全て変えたんです。初めてのことでした。この新しいサビができた瞬間というのがすごく衝撃的で、新鮮でしたね。

丸山桂里奈さんが夫・本並健治さんと出演 Da-iCE『image』ImageVideo

ただ、歌うのには3オクターブくらい必要な難しい曲になってしまって(笑)。“結婚式で歌えるような曲”をというテーマをいただいていたので、少しでも楽曲に親しんでもらおうと、歌詞は新郎が新婦に手紙を書くような感覚で、等身大のメッセージをストレートに書きました。

花村想太

――その2曲も収録された6ヶ月連続リリースの最後を締めくくるアルバム『SiX』が1月20日にリリースされました。

本当にたくさんの方に協力してもらってできあがったアルバムです。その中でも、andropの内澤崇仁さんに楽曲提供していただいた『Love Song』や、BLUE ENCOUNTの田邊駿一さんとメンバーの工藤大輝が共作した『Revolver』、この2曲は自分たちだけでは絶対に出てこないような色合いの楽曲になっています。新しいDa-iCEを引き出していただけてありがたいですし、これまでにない要素を感じていただけると思います。

花村想太

――このアルバムを携えて1月16日から行われるはずだったDa-iCE初の全国アリーナツアーは延期となりました。コロナ禍でさまざまな困難が続きますが、2021年はどんな年にしていきたいと思われていますか?

一番の願いは、世の中が平和になってほしいということ。昨年は僕自身も新型コロナウイルスに感染してしまいましたが、自分たちができることを協力しあって、ウイルスという敵と闘っていかなければいけないと感じています。もちろんツアーもやりたいし、歌いたいし、舞台にも立ちたいです。やりたいことはたくさんあります。Da-iCEとしては「ドームに立ちたい」という夢もありますが、まずは世の中が平和にならないと現実味を帯びない言葉だと思います。

ファンの皆さんの前でライブができない代わりに配信ライブやメディアなどを通じてDa-iCEの魅力を伝えていければと思いますし、このインタビューを読んでくださった方が少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。そして何より、このような状況下でも多くの方々のおかげで新しいアルバムを届けられることを幸せに思います。

花村想太

――Da-iCEの音楽に励まされている方がたくさんいると思います。それでは最後にお聞きします。花村さんにとって「マーベル」とは?

「教科書」みたいな存在です。作品から生きるうえで大切なことをたくさん学んでいますし、観返すたびに新たな発見がある。僕の人生にとって本当に大切な作品です。

プロフィール

花村想太

花村想太(はなむら・そうた)
1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。2011年結成の5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のボーカル兼パフォーマーとして活動中。男性としては稀有な「4オクターブの声域」を持ち、女性キーも歌い上げる。クリエイターとして作詞・作曲も数多く手がけ、俳優としてはブロードウェイ・ミュージカルの日本版『RENT』で主演を務めるなど、幅広い活躍を見せている。

作品情報

Da-iCE 6thアルバム『SiX』

Da-iCE 6thアルバム『SiX』(2021年1月20日発売)

2020年8月から「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトに、音楽で五感を表現する作品を毎月1作ずつ発表してきたDa-iCE。6ヶ月連続リリースの集大成として放つオリジナルアルバム『SiX』では、五感を超えた「第六感=SiX」を刺激する。人気アニメ『ONE PIECE』主題歌『DREAMIN’ ON』、昨年10月期の玉木宏主演ドラマ『極主夫道』主題歌『CITRUS』、andropの内澤崇仁が楽曲提供した『Love Song』、BLUE ENCOUNTの田邊駿一とメンバーの工藤大輝が共作した『Revolver』などが収録されている。

 

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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