宮沢氷魚の“自炊道” 宮沢家の“キャンベルスープのリゾット”ほか、シンプルで美味しいレシピ3選

宮沢氷魚

2017年に連続ドラマ『コウノドリ』で俳優デビューを飾り、その独特の存在感で大きな注目を集めて以来、俳優道にまい進する宮沢氷魚さん。多忙な日々のなか、心と身体のバランスを保つのに“自炊”が大きな役割を果たしているといいます。ステイホーム期間中は1日3食自炊し、インスタライブでは、ぶり大根などの料理にもチャレンジしていることを明かしていました。そんな宮沢さんに、料理をするようになったきっかけや、おすすめのゴールデンレシピ、さらに自炊を長く続けるための秘訣などをお聞きしました。

撮影:田中達晃(Pash) 取材・文:磯部正和
記事制作:オリコンNewS

両親が料理をする家庭で育ち、小さいころから料理に触れていた

宮沢氷魚

――料理が趣味で、ステイホーム期間は1日3食自炊をしていたとお聞きしましたが、どんなきっかけで料理に興味を持ったのでしょうか?

両親がどちらも料理を作る人で、男の人も料理を作るのが当たり前という環境で育ったので、自然と僕も子供のころから料理を手伝っていたんです。         

お父さま特製の「ガパオライス」

本格的に始めたのは、大学生のころアメリカに2年間留学していたとき。あまり日本食を食べられるお店がなかったので、それならば自分で作ろうと思ったのがきっかけです。日本に帰ってきてからは実家暮らしだったので、あまり自炊をしていなかったのですが、この仕事を始めて一人暮らしするようになり、また料理欲に火がつきました(笑)。

宮沢氷魚

――留学中は日本食をメインに作っていたのですか?

そうですね。寮に共同キッチンがあって、そこで味噌汁とかすき焼きを作ってみんなで食べたりしていました。

――最初に作った自炊ご飯の記憶は?

我が家のオリジナルかもしれませんが、ツナフィッシュライス&マッシュルームスープという料理ですかね。キャンベルのクリームマッシュルームのスープ缶とご飯とツナ缶を混ぜて炒めてリゾットみたいにする料理なのですが、小さいころに親と一緒に作った記憶があります。

宮沢氷魚

――「これは失敗したな……」という料理はありましたか?

留学中に作ったプリンですかね。アメリカのプリンってすごく甘いのですが、僕はカラメルが苦い方が好きなので、自分で作ろうと思ったんです。向こうのレシピ本って温度が華氏で書かれていて、摂氏と間違えてしまい、半ナマのなんとも言えないプリンが出来上がってしまいました。

それがものすごく不味くて。オーブンに入れ直して焼いてみたのですが、まったく美味しくなかったです(笑)。

宮沢氷魚おすすめ料理レシピベスト3

宮沢氷魚

――では、宮沢さんのおすすめの料理レシピを教えてください。まず1つ目は?

自分で作っていて簡単かつお洒落だなと思うのは、カジキマグロのレモンソテーですかね。これは定期的に作っています。カジキマグロは水気を取ったあと、小麦粉か片栗粉をつけ、味つけは塩コショウ。ちょっと肉がかたいなと思ったら、日本酒か白ワインを振りかけて、シンプルに焼いて、最後に醤油とバターとレモン汁で完成。簡単ですが、見た目も綺麗でおすすめです。

宮沢氷魚

――シンプルで美味しそうですね! 続いて2つ目を教えてください。

トマトスープです。トマトをたくさん買うのですが、結構すぐ柔らかくなってしまうんですよね。それをコンソメスープと混ぜて、タマネギを入れて完成です。僕はトマトの食感が好きなので大きめにカットして入れますが、それが苦手な人はミキサーでドロドロにして入れてもいいと思います。         

宮沢氷魚

――メイン料理と、スープができました。お次は?

先ほど僕が初めて作ったと言った、ご飯とツナ缶とクリームマッシュルームスープのリゾット風はすごく簡単でおすすめです。見た目も結構、高級レストランで出てきそうな感じで、最後にパルメザンチーズを振りかけるとすごくお洒落な感じに仕上がります。

カジキマグロとトマトスープ、そしてリゾットで一つのセットメニューみたいになるし、3つ作っても20~30分ぐらいで完成するので、友達が自宅に来るときなど、サッと作って出せるからおすすめです。

宮沢氷魚

――食材は常に冷蔵庫にぎっしり詰まっているのですか?

仕事が忙しくなると、買ってもダメにしてしまうことがあるので、基本は冷凍の野菜を中心に使います。冷蔵庫よりも冷凍庫が充実しているかもしれません。ほうれん草やブロッコリー、カリフラワー、アスパラがあれば、結構なんでもできちゃうんです。鶏肉や豚肉も冷凍しておけば日持ちするので……。

自粛期間中はずっと家にいて、スーパーに行くぐらいしかなかったので、冷蔵庫の方がパンパンでした。調味料も凝ったものをたくさん揃えて、これまで作ったことないような料理にも挑戦できたので、ある意味で充実した時間を過ごすことができました。お酢とかも種類があるので、揃えようとするとキリがないんですよね(笑)。

「ミッションをクリアしていく感覚」 自炊を長続きさせる方法

宮沢氷魚

――宮沢さんにお話を聞いていると、自炊の楽しさが伝わってきます。一方で、食材が余ってしまったり、後片付けが面倒くさかったりと、いざ自炊を始めても長続きしない人もたくさんいると思います。宮沢さん流の自炊を長続きさせる方法は?

向き不向きってあると思うのですが、僕は結構段取りを考えるのが好きで「この食材ならこういう使い方ができるから、たくさん買っても大丈夫」とか「この順番で料理をしていけば、スムーズに片付けができる」とか頭のなかで組み立てています。それがうまくいくと、料理が出来上がったときに洗い物も終わっていたりして、すごく爽快な気分になれるんです。

計画を立てて、そのミッションをクリアしていく感じが好きなんですよね。もちろん面倒くさいなと思うときもありますが、僕はストレスなく楽しく自炊ができています。

行き当たりばったりでやってしまうと、ゴチャゴチャして嫌になってしまうので、自炊する前に、イメージして段取りを考えてから始めると、意外と長続きするのかなと思います。

日本食を一緒に作り合えるようなパートナーだったら楽しいかも

宮沢氷魚

――いまとてもお忙しいと思いますが、自炊は続けていますか?

映画やドラマの撮影があると遅い時間に帰宅することも多いのですが、そのまま寝ようとしても、脳が仕事モードでなかなか寝付けないんです。お酒を飲んだりお風呂に入ったりしてリフレッシュする方法もありますが、その一つのオプションとして、簡単な料理をすることでリセットされるので、結構自炊しています。

宮沢氷魚

――先ほどのプリンのように、お菓子やデザートも作られるのですか?

祖母がアメリカにいるのですが、小さいころは夏休みと冬休みは向こうに行っていて、一緒にクッキーなどを作っていました。いまも現場にクッキーを焼いて持って行ったりします。男がお菓子を作るのって、まだまだ珍しいみたいで、皆さんに覚えてもらえることも多いので、良いコミュニケーションツールになっていると思います。         

ドラマ『偽装不倫』現場に宮沢さんが差し入れたクッキー

宮沢氷魚

――これだけしっかり自炊している宮沢さんですが、将来パートナーになる方に作ってもらいたい料理などはありますか?

アメリカにいたときは日本食を作っていましたが、いまはあまり作らなくなっているので、日本食は食べてみたいですね。地域によって味つけとかが全然違うじゃないですか。育ってきた環境が違えば、同じ料理でも違うのが日本食の面白さだと思うので、お互いの料理を出し合って、味の違いを楽しめたらいいですね。

僕は料理や家事を女性がするものだとは思っていないので、一緒にできたらいいなと思っています。

宮沢氷魚

――宮沢さんにとって料理は生活の一部になっているように感じられます。ズバリ宮沢さんにとって料理とは?

自分の心と身体を整えてくれる一つのメソッドだと思っています。料理をすることで、自分を一番いいコンディションに持っていってくれる。そんな存在です。

プロフィール

宮沢氷魚

宮沢氷魚(みやざわ・ひお)

1994年4月24日、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。2015年に『MEN’S NON-NO』専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、同誌専属モデルに起用。2017年にドラマ『コウノドリ』で俳優デビュー。以降、話題作に次々と出演し、2020年に初主演映画『his』、PARCO劇場オープニングシリーズ第1弾舞台『ピサロ』出演。2021年3月26日公開の映画『騙し絵の牙』出演も控えている。

作品情報

騙し絵の牙

映画『騙し絵の牙』
2021年3月26日公開
監督:吉田大八
脚本:楠野一郎、吉田大八
原作:塩田武士『騙し絵の牙』(角川文庫/KADOKAWA 刊)
出演:大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ/斎藤工、中村倫也、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也/國村隼、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市
公式サイト

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嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!? 宮沢氷魚は新人小説家役で出演する。

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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