白洲迅、ラーメンに注ぐマシマシの情熱「生きる原動力」 大好きな店と、思い描く“理想の一杯”

白洲迅

Instagramに「麺スタグラム」と銘打ってラーメン写真をアップし、折に触れて熱すぎる“ラーメン愛”を口にしてきた俳優の白洲迅さん。自身でも「いつの頃からかラーメンについてよく聞かれるようになりました(笑)」と実感しているように、今では周囲にもラーメン愛好家として知られるようになってきました。「生きる原動力」とまで言い切る白洲さんのラーメン道について、好きになったきっかけから味や食べ方のこだわり、そして理想とする至高のラーメンまで、“マシマシ”のその愛に迫りました。

撮影:田中達晃(パッシュ) 取材・文:遠藤政樹
スタイリスト:持田洋輔 ヘアメイク:生田アリサ
記事制作:オリコンNewS

子どもの頃はまさかの“ラーメン嫌い”だった

白洲迅

――そもそもラーメンを好きになったきっかけを教えてください。

実は、小さい頃はラーメンが大嫌いだったんですよね。

――えっ! 意外ですね。味がダメだったとか、そういう理由なのでしょうか。

味が嫌いだったわけじゃなくて、僕、猫舌なんです。家族はラーメン好きでよく食べに行っていたのですが、僕はとにかく食べるのが遅くて。男3人兄弟の長男なのですが、弟たちより食べるのが遅いのが嫌すぎて、「ラーメン行くぞ!」となっても、僕だけ途中でお寿司を買ってもらってラーメンは食べないみたいなことも(笑)。

白洲迅

――それがどうしてまた、ここまで熱いラーメン愛に?

いつ頃からかはっきりしないのですが、気づいたらしょっちゅうラーメンを食べにいくようになっていましたね。多分、高校生ぐらいだと思うのですが……そうだ。きっかけは「家系ラーメン」にハマったからでした。

――なるほど! ちなみに猫舌は治りました?

治ってないです。だから食べるのはいまだに遅いです(笑)。

白洲迅

――麺類にはラーメン以外にもそばやうどん、パスタなどがありますが、ほかの麺類はいかがですか?

麺類は大好きです。そのなかでも、ラーメンが圧倒的に好きですね。“最後の晩餐”で食べたいものは? と聞かれたら、もちろんラーメンですね。

――それなら、もし状況が許されるなら1日3食ラーメンでも?

いや、それにはこだわりがありまして。「ラーメンを一番おいしく食べたい」「常においしく食べたい」と思っているので、ラーメンが続いてしまうと2食目のラーメンが100%で“おいしめない”。それはラーメンに対して失礼なので、しません。

                           

 
 
 
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「ラーメンのために走る」

――“おいしめない”のは確かにもったいないですね(笑)。ということは、「ラーメンのためにランニング」「店まで自転車で長距離移動」といった行動は、すべてラーメンをおいしく食べるために行っている、と。

そうです、そうです! 例えば「今日このラーメン屋に行きたい」と決めたら、まずおなかを空かせて、ラーメンYouTuberさんの動画を見る。そうやって店に行きたい欲・モチベーションをさらに高めて高めて、やっと家を出るんです。

白洲迅

――なるほど。イメージトレーニングをすることが、おいしく食べるための最高の“調味料”になるわけですね。

はい(笑)。プラスアルファで店に行列ができていると、それはそれでまた調味料に。お預けを自分に課して「早く食べたい!」っていうので、またテンションが上がりますね。

――そうすると「Stayhome」中は店にラーメンを食べに行くこともままならず、大変だったのでは?

大変でしたねぇ……。ただ一つ良かった点は、Uber Eatsで普段は宅配をしていない店でもラーメンを配達してくれるようになったのがうれしかった。

白洲迅

――気になったお店は?

「野郎ラーメン」と「(蒙古タンメン)中本」が宅配できるようになったのが、すごく良かったですね。家で食べられたのはうれしい。

二郎は別格? 家系・無化調……愛するラーメンの味3選

白洲迅

――ラーメンの味には基本から変化球まで含めると、さまざまなものがありますが、その中からベスト3を選ぶとしたら?

正直、「ラーメン二郎」は殿堂入りというか別格と言ってしまったらあれですけど……。

 
 
 
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「ラーメン二郎」三田本店

――白洲さんにとって、やはり二郎系は格別なのですね。

そうですね(笑)。二郎を含めないのであれば、1位は鶏ベースのしょう油。味噌も塩も食べますけど、一番はしょう油ですね。

――しょう油系もバリエーションが豊富にあります。

わかりやすい分類ができなくて申し訳ないのですが、鶏ベースのしょう油。あとは煮干し系のしょう油、家系ラーメン。トップ3を挙げるとするならば、この3つかな。

白洲迅

――その中でハマっている、またはオススメの店はありますか?

学芸大学にある「麺処 びぎ屋」かな。わりとあっさり目のしょう油なのですが、とにかくコクがあってスープが奥深い。今、無化調は多いのですけど、ここも化学調味料が入っていないとか、体に優しそうな感じもいいですね。

 
 
 
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学芸大学「麺処 びぎ屋」

――しょう油系の汁麺ですね。ちなみに、油そばやつけ麺、冷やしつけ麺など、ラーメンにもいろいろありますが、やっぱりスタンダードな汁麺がお好きですか?

う~ん……そこは難しいんですよね。一番大好きな店では、食べるのはつけ麺。「ボニートスープヌードルライク」という永福町にある店のかつおと鶏のつけ麺で、今はなぜかメニューはなくなっているのですが、僕はかなり常連だったので、ありがたいことに特別に出してくれるんですよね。そこの鶏つけ麺はめちゃくちゃ好きです。

 
 
 
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「ねじ式」(幡ヶ谷)のまぜそば

――その心づかいはうれしいですね。味以外の部分もお聞きしますが、ラーメンを食べるときはトッピングもオーダーする派ですか?

トッピングは店によります。基本的には全部入りみたいなのを頼んじゃうことが多いんですけど。家系だったら絶対ホウレン草入れるとか、味や店によって何かしら決まってきていますね。

白洲迅

――では必ず頼むサイドメニューはありますか? それともラーメンのみですか。

基本的にはラーメンのみなのですが、家系ラーメンの場合は必ずご飯と一緒に食べます。

――たしかに家系は白米がほしくなる味ですね。

ご飯の上に豆板醤を乗せて、スープに浸したノリでご飯を巻いて口に入れつつ、そこにチャーシューも一口入れて食べる。

 
 
 
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家系ラーメンの「ラーメンエース」(西八王子)

――食べ方の作法まで決まっているのですね(笑)。

そうなんです(笑)。口の中での“バランス”があるんですよ。

すべてはラーメンのために 体型維持との両立方法は

白洲迅

――ラーメン愛がひしひしと伝わってきますが、俳優業では体形維持も欠かせないと思います。残念ながらラーメンは食べ過ぎると体形に影響を与えることもありますが、ラーメン愛と仕事を両立する上で意識していることはありますか?

今は週に4回も5回も食べないようにはしているのと、ラーメンのためにトレーニングしています。

――トレーニングのモチベーションというか目的は、「ラーメンを食べるために」ですか?

はい(笑)。俳優だから……とかではなくて、「ラーメンを食べたい」「でも食べると太っちゃう」「かといって食べないという選択肢はない」となれば、「よし、筋トレしよう!」ってなりますね。

白洲迅

――まさに“ラーメンのために”。本当に大好きなことがわかります。そうして気をつけているということですが、現在、ラーメンを食べる頻度はどれぐらいですか?

これは波がありますね。きっちりと決めてはないのですが、以前は、多いときは週4とか行っていた時期もありました。あとラーメンも種類によっては体にいいとか太りづらいとか、逆にめっちゃ太るとかあると思うので、そのあたりも意識はしています。ラーメン二郎も大好きなので(笑)。

――ラーメン二郎は、その量が人気ではありますが、そのあたりは問題なくいけますか?

元々あまり胃が強いタイプではないし、大食いかといわれるとそうでもない。ただ二郎に関しては、食べ終わった後の“苦しみ”というか「あっ胃が……」となっているのも含めて楽しい(笑)。「今、自分は消化している、頑張っているぞ」みたいな。

白洲迅

――それだけ聞くと、少し“M”的な発想の印象も……。

“M”ではないですね(笑)。でも、食べ始めてみないとわからないのですが、まだ半分にも達していないのに「もう腹9分きているぞ……」みたいなこともたまにあって。残すという選択肢はないので、そのときの絶望感たるや。二郎に関して言えば、「この量を食べきった!」という、一種の成功体験のようなものですね。

自分で作りたい! 思い描く至高のラーメンとは

白洲迅

――ラーメン愛あふれる白洲さんですが、食べに行くだけではなく、ご自身でラーメンを作ることはありますか?

作りたいなと思ってはいます。以前、製麺機をプレゼントしてもらったことがあって、一回だけ作ったことがあります。ラーメン用の製麺機というわけではないのですが、家庭用でラーメンの麺やパスタも作れる、というものを使って作りましたね。

そのときは「竹岡式ラーメン」というのを参考に作りました。千葉県富津市発祥のラーメンで、特徴は乾麺を使っていて、スープも出汁(だし)を取らず、チャーシューを作るときにしょう油やみりんなどで味付けし煮込んだスープというかタレをお湯で割り、そこに麺を入れるというもの。その方式で豚のブロックを買ってきて、大きいチャーシューを作って煮込み、麺は自分で作りたかったので製麺機を使って作ったのですが、作り方は簡単なのに、おいしかったですね。

白洲迅

――すごくおいしそうですね! では、もし自分に料理の腕もあり材料も何でも選べるという状況で理想のラーメンを作れるとしたら、味や麺の種類、トッピングまで理想形はありますか?

理想形かぁ……。ラーメンに限らず、肉で何が一番好きかといったら圧倒的に鶏で、「鶏しか食べられない」と言われても、そんなに残念じゃないというぐらい鶏が大好き。だからスープというか出汁は鶏オンリーでもいいかも。

 
 
 
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「麺処 懐や」(鷺沼)

――鶏だけということは、チャーシューも鶏チャーシューで大丈夫ですか?

う~ん……チャーシューは豚を入れさせてください(笑)! もちろん鶏も入れますけど。全然詳しくないですけど、しょう油もいろんなところのものをブレンドして一番合うものにして。

麺はどうしようかな。麺も難しいですよね。どこの小麦を使うとか、きっといろいろあると思いますけど、ちょっと香り高い全粒粉。つけ麺に使っているお店は結構ありますが、普通のラーメンに全粒粉を使っているお店ってあまりないような……本当に思い付きで言っているだけなんですけどね(笑)。

白洲迅

――麺は平打ち、それとも縮れ系ですか?

どちらも捨てがたいですけど、白河ラーメン(福島県白河市のご当地ラーメン。麺は多加水の幅広縮れ麺が特徴)も好きなので、麺はあれでもいいかもしれない……みたいな、勝手に想像をふくらませてすみません(笑)。

――理想のラーメンの話は楽しいですね。誰もが盛り上がれるというのもラーメンの魅力の一つと言えますよね。

そうですよね! ラーメンというひとつの料理のなかにいろんなジャンルや味があるのだから、素晴らしい料理だと思います。

――以前のインタビューで、「ラーメンの食べ歩きを実現させたい」とおっしゃっていました。昨今こういう状況ではありますが、その後いかがでしょうか?

そうですねぇ……食べ歩きは結局まだできていないですね。

 
 
 
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「RAMEN GOTTSU」(練馬)

――状況が落ち着いて食べ歩きをするとなったら、どのような戦略で攻めたいなど、プランがあれば教えてください。

プランがありすぎて、どうしよう(笑)。東京都内をちゃんと攻めるのか、地方に行くのか。ただ都内の上の方、練馬区の方は名店が多いのですが、個人的にはあまり行けていなくて。そっちをまず攻めたいですかね。練馬や池袋方面。まずは「練馬を攻める」みたいな感じかな。

白洲迅

――実現、楽しみにしています。では今後、ラーメン関連でやってみたい仕事などはありますか?

ラーメン関連……どういう仕事が現実的にあり得るんだろう?

――“ラーメン王”のような番組への出演とかは?

たしかにラーメン番組の評論家というポジションは理想かもしれない。それで自分でラーメン本も出して。といっても、そこまで行き着くためにはまだまだ自分は全然“にわか”で、ただ食べるのが好きなだけ。最終的には、そこまでいけたらいいですね。

白洲迅

――ありがとうございます。では最後に、白洲さんにとってラーメンとは?

ラーメンとは、生きる原動力です。

――力強いワードですね。その理由を教えてください。

今の自分にとって、食べることが自分の中でのプライオリティーの上位に入っているのですが、そのきっかけがラーメンだと思うので。小さい頃はそんなにたくさん食べるような子どもではなかったけど、ラーメンを食べるようになって、食への執着というみたいなものが生まれてきたような気がしています。ちょっと言いすぎかな(笑)。

プロフィール

白洲迅


白洲迅(しらす・じん)
1992年11月1日生まれ、東京都出身。A型。2010年、「第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でベスト30に残ったことをきっかけに芸能界入り。デビュー以降、テレビや映画、舞台などで幅広く活躍。昨年、FOD・フジテレビ深夜にて放送された『僕はまだ君を愛さないことができる』で石田蓮役(足立梨花さんとダブル主演)を演じ、話題を呼んだ。近年では、映画『HiGH&LOW THE WORST』、WOWOW『異世界居酒屋のぶ』、テレビ東京『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』などに出演。

 

作品情報
ドラマ『Life 線上の僕ら』公式サイト

ドラマ『Life 線上の僕ら』


原作は常倉三矢氏のBLコミック。下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で偶然出会った生真面目な伊東(白洲迅)と無邪気な西(楽駆)。恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた伊東は咄嗟に西にキスしてしまって……高校生から大学生、そして大人へ――変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で愛に翻弄された二人の男の人生を描いた感動の話題作。Rakuten TVとビデオマーケットにて 先行配信中(全4話)。

 

 

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この記事について
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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