声優界きってのプロ野球好き、そして熱烈な鷹党(福岡ソフトバンクホークスのファン)として知られる内田真礼さん。「野球選手ってカッコいい」から始まって、今では福岡に観戦に行くほどハマっています。鮮烈に記憶に残っている試合、歴代の推し選手など、内田さんの熱すぎるホークス愛の歴史を徹底的に掘り下げました!
撮影:石川咲希(Pash) 取材・文:遠藤政樹
記事制作:オリコンNewS
ホークスファンになったきっかけは、新垣渚投手
――東京都出身の内田さんが福岡拠点のホークスを好きになったきっかけは何だったのでしょうか?
おそらく中学生の頃、新垣渚(あらかき・なぎさ *)投手のプレー姿を見てカッコいいと思ったのがスタートですね。ただその頃はまだプロ野球に12球団あることすら知らなくて、ただただ純粋に野球選手ってカッコいいなと思っていました。
*新垣選手は2002年にホークスに入団し、2014年にヤクルトに移籍するまで、約12年間ホークスで活躍。
ホークスを支えた(左から)和田毅投手、新垣渚氏、杉内俊哉氏
――なるほど。小さい頃から野球中継をよく見るおうちだったのでしょうか?
うちはご飯食べるときも野球を見るような家で、野球は小さい頃からよくTVで流れていました。おじいちゃんが巨人ファンだったのもあって、テレビ中継ではよく巨人戦を見ていたので、巨人の選手も結構好きでした。二岡(智宏)さんや(高橋)由伸さんを見て、「カッコいい~!」とか言っていました(笑)。
それに、ドラマ『木更津キャッツアイ』も好きでしたね。「野球をする男の子ってカッコいいな」というのがまずあって、自然とプロ野球もカッコいい!となったのでしょうね。そんな感じで、野球好きの女子でした。
――根底に野球好きというのがあったのですね。では初めて球場に野球観戦に行ったときのことは覚えていますか?
初めて行ったのは高校生ぐらいの頃で、千葉マリンスタジアム(現・ZOZOマリンスタジアム)にロッテ対ホークス戦を見に行きました。詳しいことは覚えていないけど、「負けた……」って記憶だけはあります(笑)。
――球場での初観戦で、応援しているチームが負けるのは辛いですね。ほかに印象に残ったことはありましたか?
学生の頃はただただカッコいいなと思っていただけで、ルールとかもよくわかっていなかったですね。その頃は選手のブログを読んでも、キャンプって何だろう、「ゲッツー」って何だろうと?と、詳しいことはわかっていませんでした(笑)。
――それが現在ではすっかり筋金入りのホークスファンに。いつからルールなどにも詳しくなっていったのでしょうか。
声優になって仕事で福岡に初めて行った時、スタッフさんたちとヤフオク(福岡 ヤフオク!ドーム。現・福岡PayPayドーム)で試合を見て、改めて「こんなに楽しいんだ!」と思ってからですね。
それまでも神宮球場などに行ったことはあったけど、野球好きというより、どちらかというと選手が好きなだけ、みたいな感じでした。それが、福岡で野球を見てからは毎日のようにTVをチェックしたり、『パ・リーグTV』(*)を観て情報を仕入れたりするようになりました。
*パ・リーグの試合を動画配信しているインターネットサービス。
たしか「鷹の祭典」(*)のユニフォームが青だった年(2016年)で、そこからずっと試合を観るようになり、ルールや選手を覚えていき、どんどん沼にハマっていった感じです。ガッツリとハマってからは、まだ4年ぐらいですね。
*2004年から行われているイベント。毎年デザインされる限定ユニフォームをホークス選手たちが着用し公式戦に臨む。入場者たちにも同じデザインのユニフォームが配られ、球場が一体となって盛り上がる。
内田真礼が忘れられないホークス戦・3試合
――さて、そんな内田さんが、ホークスの忘れられない「3つの試合」を選ぶとしたら、どの試合でしょうか?
2017年9月3日:ソフトバンク対楽天(ヤフオクドーム)
好きな試合でいうと、ホークスが和田毅(わだ・つよし)投手、楽天が則本昂大(のりもと・たかひろ)投手で投げ合って、(アルフレド・)デスパイネ選手が最後に打ってサヨナラで決めた試合。どうしても和田さんの先発の試合が見たくて行ったのですが感動しました。(リバン・)モイネロ投手も抑えで出ていて。あれは記憶に残っていますね。
ソフトバンク 1 - 0 楽天
先発・和田は安定感抜群のピッチングで7回3安打無失点に抑え、チームのサヨナラ勝利を呼び込みました。一方の打線は楽天先発・則本を打ちあぐねるも、最後は5番・デスパイネが意地の一打を放ち、優勝までのマジックを「12」としました。
――和田投手と則本投手による投手戦が手に汗握る好試合でした。
なかなか点が入らなくてどうなるのかなと思っていたら、デスパイネ選手がサヨナラ打。一番思い出に残っています。
――では続いての試合をお願いします。
2018年7月10日:ソフトバンク対北海道日本ハム(東京ドーム)
東京ドームでやった「鷹の祭典2018」の試合で、日ハム戦。東京にホークスが来ているときは観に行きたいと思って行ったのですが、大負けして……。結構日ハムにトラウマを持っていた時期でした(笑)。
ソフトバンク 0 – 12 日ハム
先発・武田(翔太)は6回途中2失点と粘りのピッチングを見せました。しかし、リリーフ陣が相手打線の勢いを止められず、2試合続けての二桁失点を喫しました。
一方の打線は大幅な打順変更も実らず、散発3安打と沈黙し連敗となりました。
――内田さんが観戦に行った日が0対12で、その前日も1対10と大差で敗戦しています。
そうでした。すごい点差で負けて……。記憶に残っています。「東京ドームでの日ハム戦は怖い!」というジンクスが自分の中にあります。
――推しチームの負けジンクスが的中しちゃうのは嫌ですね。しかも「鷹の祭典」というイベント試合というのがまた……。
せっかく「鷹の祭典」なのに、という感じでした。「ここからは気持ちを入れ替えてセレモニーいきますよ!」みたいなアナウンスがあったのを覚えています。光のセレモニーはきれいでしたが……。
――切なすぎます。では最後の試合を教えてください。
2015年10月29日:ヤクルト対ソフトバンク(神宮球場)
日本シリーズのヤクルト対ホークスで、神宮にホークスが来ていて日本一が決まった日に観に行っていました。
ヤクルト 0 – 5 ソフトバンク
先発・スタンリッジは6回を4安打無失点に抑えて試合を作り、ホークス史上初の日本シリーズ連覇に大きく貢献しました。
一方の打線は4番・李大浩が先制の2ランHRと大爆発。シリーズを通して4番の役割を十分に果たしました。
――ホークスの日本一決定の瞬間を生で見られるのはうらやましい。記憶に残っている理由はそれでしょうか?
その頃は新垣さんがヤクルトにいて、私はというとまだガッツリホークスファンになっているわけではなくて、“渚ガール”(新垣選手のファン)だったわけです。だからホークスの日本一を見届けているのですが、気持ち的には「どうしたらいいかな……?」と。工藤(公康)監督が胴上げされていて盛り上がっているけど、私は乗り切れない感じで(笑)。バックネット裏ぐらいのいいところで見ていたのに、微妙な気持ちになったのを覚えています。
――複雑ですね。
ただその後、新垣さんがホークスに球団職員として戻ってきてくれて(*)安心した記憶があります。今でも日本シリーズのときに買ったタオルを持っています。
*新垣氏は2016年に現役引退し、2017年からソフトバンク球団に職員として復帰した。
ホークス沼にどっぷりハマるきっかけの選手は……
――もともと新垣投手に注目して野球やホークスのファンになったとのことですが、ほかにはどのようなホークス選手を応援してきましたか? 歴代の応援選手を教えてください。
ガッツリ“沼”にハマるきっかけは松田宣浩(まつだ・のぶひろ)選手で、ずっと好きで応援しています。
プラス応援する選手はいつもいて、千賀滉大(せんが・こうだい)投手や岩嵜翔(いわさき・しょう)投手も好きです。岩嵜投手はモーションに入る前の仁王立ちがいいですね。最近はちょっと変わったかな? ピッチャーが好きなんです。特に今年は私も“満塁怖い病”(*)に陥ったので、帰ってきてくれた時は本当にホッとしました。
*今季のソフトバンクは、開幕3戦目のロッテ戦で満塁打を被ったことから始まり、6月26日の西武戦まで、7試合で3発の満塁弾を浴びるという連鎖に苦しみ、関係者やファンの間から「満塁の呪い」と呼ばれ恐れられた。
――たしかに今年のホークスは「満塁の呪い」のような出来事がありましたね。ほかにはいますか?
あとは「おじ鷹」(*)も好きですよ。和田毅投手も大好きだし、高谷裕亮(たかや・ひろあき)捕手も好きだし、うっちー……内川聖一(うちかわ・せいいち)選手も好きです! 若い選手も好きですけど、わりとベテランが好きかな。おじ鷹はみんな推しています。
*ホークスのベテラン選手たちを指す愛称。
――どんどん出てきますね。
2018年まで所属していた五十嵐亮太(いがらし・りょうた)投手が引退発表されたじゃないですか(*)。ベテランの方を見ていると、そういうふうに引退も見えてきたりもするのでさみしい……というのもありますけどね。
*五十嵐選手は2013年から2018年までホークスに在籍し、その後古巣ヤクルトへ。2020年10月25日の試合で引退登板。
――内田さんが投手好きというのは耳にしていましたが、どこに魅力を感じているのでしょうか?
野球選手の足に注目しがちなんです。投球フォームが人それぞれ違ってカッコいいと思うんですよね。私もマウンドから投げさせて貰いましたが……全く届かず(笑)本当にプロの方って凄いなぁと純粋に尊敬しています。
――では、今ホークスで一番注目している選手は誰でしょうか?
石川柊太(いしかわ・しゅうた)投手です。8月に川﨑宗則さんと一緒に試合中継の副音声をやらせていただいたんですが(*)、その翌日と翌々日の2日間、試合を見に行ったんです。自分が出演した日は負けてしまったので、その後どうかなと思っていたら、石川投手の試合がすごく良かった。
*BS12で8月21日に放送されたロッテ・ソフトバンク戦の副音声解説を元ホークスの川崎氏がつとめ、ゲストで内田さんが出演した。
やっぱり野球っていいなと思わせてもらったし、石川投手の球が速くて、改めていいなと思いました。どんどんいいピッチャーになっていくし安定感もある。今年はケガ人が多かったので「ケガをしないでください!」と思いながら見ていました。
この為に腕振ってるとこもある#青春ツアー#ももいろクローバーZ#島原#もってこーい pic.twitter.com/51y8K3ixII
— 石川 柊太 (@isikawaZZZ) 2018年11月24日
中央後ろが石川投手
――石川投手といえば「ももいろクローバーZ」ファンで有名ですが、ご自身のファンになってほしいなと思ったりはしますか?
ぜひ、なってほしいです! 石川投手がインタビューで“ももクロちゃん”たちと並んでいる写真を見ると、すごくいい笑顔をされていて「わかるよ!」ってなります(笑)。もちろん野球選手としてすてきですが、私も野球選手と並んだらそういう顔になっちゃうだろうなと思うので(笑)、そのときは、どちらかというと“同志”とか“仲間”だなって感じました。そんな気持ちで応援していますね。
――ホークスには内田さんと同じく名前に「礼」の字がある高橋礼(たかはし・れい)投手もいますね。
去年インタビューで「令和は高橋礼の年です」と言っていて、「かわいいな!」と思いました(笑)。1試合中に、嘉弥真新也(かやま・しんや)投手と高橋礼投手が出てくると、(名前の漢字をとって)「真礼」ってなるんですよね。以前、ピッチャーだけで「田真礼」までいったことはあって、「内田真礼」が完成しそうでしたが、「内」がいませんでした(笑)。
ファン垂涎のお宝グッズを所有
――ホークスは長期政権の方が多いですが、特に好きな監督はいますか?
現役の時も見ていましたが、工藤(公康)監督が好きです。工藤さんの仕草って、まねしたくなるんですよね。私は「リクエスト」(*)するときの工藤さんが好きでまねしています(笑)。ニコニコしていて表情にすぐ出ちゃうところもいいですよね。
*審判の判定に異議がある場合、監督がビデオ映像による検証を求めることができるのがリクエスト制度。日本プロ野球では2018年から導入。
――では、野球観戦する際に決めていること、必ずすることはありますか?
球場にユニフォームを持っていくのですが、福岡のときだけはホームユニフォームの白を着て、それ以外だとビジターの黒のユニフォームを着ることですね。取材も東京で受けるときは黒かタカガール(*)にしているのは、自分の中のこだわりとしてあります。なので、福岡に行ったらやっと白が着られます(笑)。
*タカガールとは、ホークスを応援する女性のこと。球団では「タカガールデー」イベントを開催したり、毎年タカガール専用のユニフォームを作るなど、タカガールを応援している。
あと、その日の推しのユニフォームを着たいので、例えば「和田さんが先発」の日に和田さんユニを持っていなかったら、その場で買います。リストバンドなども買って、その日の推しの背番号と共に戦うというのが楽しいんです。その時ならではのものを買うことが多いですね。
――まさにファンの鑑。そうなると、グッズをたくさん持っていそうですが、どれぐらいあって、どう収納しているのでしょうか?
家には、好きなものを集めた趣味部屋があって、そこの棚には何でも掛けていいと決めているのと、あとは備え付けの収納にバーッと入れています。グッズ、どのくらいあるだろうな……100点以上、いや、もうちょっとあるかな。とにかくだいぶあると思います。
あと優勝するとタオルとかバッグとか買っちゃいます。(日本一になった)2017年はものすごく買いましたね。この年は、「8回に岩嵜投手が出て、9回にサファテ投手が出てきたら絶対勝てる!」みたいな流れがあって、最高の年でした。
――ホークスは女性限定のユニフォームなど、グッズを多く出している印象があります。
多いですよね。レプリカユニフォームも着ますし、結構好きなのが帽子ブランド「ニューエラ(NEW ERA)」とコラボしている帽子です。カラーものやデニム、ハートがついているものとかあって、かわいくて買っちゃいますね。
お気に入りのものだと、中村晃(なかむら・あきら)選手の「打撃職人」シリーズ(*)。ちょっと武士っぽいというか侍っぽさがあるので、作務衣とか売っていたんですよ。あと扇子とか渋めの日本風のグッズは買いました。
*卓越した打撃技術で「打撃職人」と称される中村晃選手にちなんだ応援グッズ。
――城所選手の「キドコロ待機中」とか周東選手の「走れ!周東!」など、遊び心ある応援グッズもいいですよね。球場に行ったら必ず買ってしまう感じですか?
行ったらとりあえず買います。結構、毎回“爆買い”です。女性マネージャーと行ったときは着せます。「これがいいよ」「似合う♥」とか言って、なんとか仲間を増やそうとしていますね。
あと、なぜか行くとピンバッジがほしくなります。ガチャガチャをやりたくなるんですよね(笑)。それとオンラインではまだ売っていない選手のユニフォームを自分でプレスして作るのもやっています(*)。
*PayPayドームなどにあるHAWKS STOREでは、ガチャガチャでピンバッチを入手できる。また、ユニフォームやキャップにワッペンを圧着してオリジナルを作成できるサービスも。
――数ある中でも自慢の逸品を教えてください。
誕生日にイベントをやらせてもらったときに、松田さんと岩嵜さんと福田秀平さん(現・千葉ロッテマリーンズ)からサイン入りユニフォームをいただきました。しかも動画コメント付き。それは家宝ですね。
――そんな内田さんがホークス勝利のために行っている願掛けなどはありますか?
自分的には、ビジターに行ったときは相手チームの選手のフードを食べない。例えば、ビジターでマリン(ZOZOマリンスタジアム)に行ったらロッテ選手にちなんだものは買いません。食べると負けるんですよ。なんでもないメニューを買うようにしています。
声優仲間で野球トークも
――ところで声優業界にホークス仲間はいますか?
黒田崇矢さんがホークスファンで、会うと話すこともあります。ただ周りには西武ファンが多くて、ホークスファンはあまりいないので、ここ数年は毎年争っています(笑)。ホークス仲間ゲットできないかな。
山寺宏一さんは楽天ファンなのですが、先日お会いしたとき、時間が空くと携帯を見ているなと思ったら、どうやら何かしらの配信でチェックしているようでした(笑)。私がホークスファンだとわかると、(ちょうどリーグ優勝が決まる直前だったので)「おめでとうございます」って言われて、「まだわからないじゃないですか」と返す、みたいなやりとりがありました。パ・リーグ同士のし烈な争いは面白かったですね。
あと、Kis-My-Ft2の宮田(俊哉)さんとは、共演させていただいた際に「ホークス仲間だね!」なんて話をしたこともあって、ホークスを応援している人がいるとうれしくなりますね。
――熱すぎるホークス愛にあふれる内田さんですが、改めて、野球やホークスのどんなところにグッときているのか教えてください。
野球は“応援する側”と“される側”に分かれていますよね。自分も応援される側で活動している中で、「応援している気持ち」になれることに喜びを感じました。いろんな人が協力しながら応援団をやっていて、例えば「鷹最強」と書かれた旗を見ると、「最強と思ってくれている人がいることが力になるんだ!」と感じて泣けてくるというか。選手たちの頑張りにくわえて、応援する人たちにもすごいパワーを感じて、興味がわきました。私もその一員になることが幸せだなと思って通うようになり、どんどんのめり込んでいきましたね。
そんなホークスは見ていてすごく元気が出る。毎年優勝争いしている強いチームであることはもちろん、強いだけじゃない、エンターテインメントとしてもファンを楽しませてくれるのが好きなところですね。
ホークスファンとして掲げる壮大な夢
――今までホークスファンでいて救われた瞬間はありますか?
野球があるから日々頑張れるみたいなところがあって、オフシーズンになるとどうも体調が優れないな、みたいなことも……。野球とともに自分のバイオリズムがあるという感じですね。いよいよ「球春到来」という時期……2月くらいから元気が出てきて、夏はすっごい元気になります。
今年は野球がスタートしたとき、それがあるだけで「救いになっている」「助けてもらっている」とすごく感じました。こんなに待っていたんだなって。その日のオーダー(打順)がTwitterに上がっただけで「わー!」となるし、それを考察するだけでもテンションが上がって楽しくなっちゃう。毎日感謝いっぱいという感じですね。
――まさに野球に合わせて生活リズムが刻まれているのですね。そういう意味ではコロナ禍の今年は大変でしたが、改めて良さに気づいた年にもなった、と。
もう生活の一部なので、いつか福岡に住んでみたいなって思います。東京出身で、なんとなくさみしさを感じるほどになりました。
――もはや第二の故郷ですね。内田さん自身、ホークス関連の仕事も増えていますが、今後かなえてみたい夢はありますか?
「ふうさん」(ホークスのマスコットキャラクター)の声を担当するのが夢です。「こふうさん」でもいいのですが(笑)、博多弁で「頑張るばい!」なんて言ったりしたいですね。就任記念に始球式をやらせていただいて、ふうさんたちと一緒に写真を撮ってみたいです。
『いざゆけ若鷹軍団』15周年記念特別バージョン
――声がついている球団キャラクターはないので、かなり画期的ですね! 見てみたいです。
あとはホークスの公式で『いざゆけ若鷹軍団』(公式球団歌)をカバーするのも夢。以前自分のライブでは生バンド演奏で、ダンサーのみんなにチアリーダーの振りを覚えてもらって歌ったことがありますが、今度はAAAさん的な感じでぜひカバーしたいです(*)。
*2007年、「FUKUOKA SoftBank HAWKS with AAA」名義で、シングル『いざゆけ若鷹軍団2007』が発売された。
――どちらも大きな夢ですね。では最後に、内田さんにとってホークスとは?
私にとってホークスは太陽です。明るくて、自分もそうなりたいと思っている。そんな存在です。
スペシャル動画
プロフィール
内田真礼
12月27日生まれ、東京都出身。アニメ『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役、『約束のネバーランド』のノーマン役、『ドメスティックな彼女』の橘瑠衣役など、人気作品に出演。高い演技力で幅広い役柄をこなす。2014年4月に『創傷イノセンス』でCDデビュー。同年には「第8回声優アワード」にて新人女優賞を受賞した。
作品情報
11thシングル『ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら』(11月25日発売)
初の楽曲提供を受けるAKU INOUE、kz(livetune)によって手がけられたダンスポップチューン。作詞作曲、編曲の担当をそれぞれクロスした楽曲制作となっている。ミュージックビデオでは2つの楽曲が織り交ぜられた構成になっており、1枚のシングルで1つの世界観が構築されている。初回限定盤は、フルカラーブックレット、DVD付。DVDには『ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら』Music Videoやメイキング映像も収録される。また、FC数量限定でアナログレコード盤(30cmLP)もリリース。12月19日、20日、26日にはFC会員対象の11thシングルリリース記念イベントを開催。当選者限定で視聴できるオンラインイベントとなり、当選者は内田に希望のメッセージを言ってもらえる特典がつく。
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この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
