内田雄馬、ドライブがある日常 午前3時に起きる日々も「運転している方が元気」 ファンのお悩み相談にも回答

内田雄馬

アニメ『BANANA FISH』のアッシュ・リンクス、『フルーツバスケット』の草摩夾(そうま・きょう)など、役ごとに新たな魅力で見る人を惹きつける声優・内田雄馬さん。最近では朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系 月~金 前6:00~8:00)でナレーターに挑戦するなど、ますます活躍の場を広げていますが、忙しい内田さんにとって、癒やしになっているのが“ドライブ”。「運転している方が元気になる」と話すほどに内田さんを魅了する、ドライブの楽しさについてお聞きしました。

そして、今回はファンの皆さんから内田さんへの質問を募集。朝のルーティンや将来への悩みなど、じっくりお答えいただきました!

撮影:KOBA 取材・文:東海林その子
記事制作:オリコンNewS

免許を取得するだけのはずが……教習所通いで気づいたドライブの楽しさ

内田雄馬

――内田さんが車やドライブを好きになったきっかけを教えてください。

もともとガジェットやロボットみたいなものが好きで、その一部として車も好きでした。でも、乗る気はまったくなかったんですよね。免許を取るっていう発想にも至らなかったんですけど、3年前くらいに時間ができまして、何かしたいと考えたときに「免許を取ってみるか」と。取るだけでいいやと思っていたんですけど、教習所に通い始めたらどんどん楽しくなっちゃって、結局その年に車を買いました。

――もともと免許を取ろうと思わなかったのはなぜだったのでしょうか?

自分には向いていないと思い込んでいたんですよね。僕はいろんなことを一緒にやるのが苦手だから、車はすごく神経を使うし、難しいって思っていたんです。でも実際に運転してみると、サポートしてくれる機能もいっぱいあるし、何より“集中しなきゃいけない”という状況がすごく気持ちいい。前後左右の確認や、「この先には交差点があってこれから信号が赤になりそうだな」とか、細心の注意を払う感覚が自分としては落ち着くんです。

内田雄馬

――現在はほとんどの移動が車ですか?

そうですね。声優は長時間の収録よりも(短時間の)細かい仕事が多いので、その分移動も多いんですけど、免許を取るまではタクシーを使っていて、乗るたびに寝ていたんです。それが断続的に続くのがしんどかったんですけど、自分で運転すると、早めに到着して車内で休憩してコントロールできるので、運転するようになってよかったですね。

内田雄馬

――精神的にも身体的にもいい変化があったんですね。ハンドルを握るとキャラが変わる、という人もいますが、そういうことはありますか?

僕は変わらないと思います(笑)ビビりなので、そのままビビり続けたほうがいいなと思っていて。それって楽しいの?って言われるかもしれないですけど(笑)、楽しいんですよ。

ぼーっとしている時だと自分の悩みだったり、余計な考えが生まれてくるけど、車は運転に集中すればいいので、余計なことを考えないで済む。それが心地いいんだと思います。車に乗っていると考え事が捗るし、思考の整理にも役立つと思うんです。

休日は1日中運転していることも いずれは車で「世界一周したい」

内田雄馬

――コーヒーを飲む、音楽を聴くなど、車に乗るときのルーティンはありますか?

あまりにも(車に)乗るのが日常なので、逆にそんなにないかもしれないですね。“乗る”こと自体がルーティンというか(笑)。でも音楽やラジオはいつもかけています。今はYouTubeも音だけを流せるので、それをラジオ代わりにするのも楽しいですね。音楽はその日や時間帯によっても聴きたいものが違います。今は音楽配信サイトで自作のプレイリストを公開しているので、それを聴いていただいて「こんなことを考えて乗っているのかな」と、楽しんでもらえたら(笑)。

内田雄馬's PLAYLIST Midnight YUMA’s way -LINE MUSIC-

――そちらもチェックします!(笑) 今後、車で行きたい場所はありますか?

自分の車でいろんなところに行きたいっていう気持ちがすごくあって、一番は車で世界一周をしたいんです。国内なら北海道や沖縄とかも行きたいなって思います。あとは瀬戸内海もキレイだろうな。山形や京都まで走ったことがあって、片道3~400kmくらいあったと思うんですけど、楽しかったですね。とにかく走るのが好きなので……車っていいですよね(笑)。

内田雄馬

――車愛が伝わってきます(笑)。よくドライブに行く声優仲間はいますか?

数年前からですけど、車仲間も増えていますね。石川界人くんはすごく仲が良くてよく一緒に出かけますし、長距離だと中村悠一さんに誘っていただいたり。このメンバーとは時間を合わせて出かけたりもしますね。

――中村さんとは700kmのドライブをされていましたよね。

そうですね(笑)、それくらいは結構平気で乗ります。運転は疲れるって言う人もいますけど、僕は気分転換になるので疲れないんですよね。もちろん別のことで肉体が限界を迎えていたらキツいですけど、運転が疲れるってことはないんです。“精神が体を癒やす”という感じで、運転していた方が元気なので、休みの日は1日中運転していることもありますね。

内田雄馬

――では、内田さんにとっての車やドライブを一言でいうなら?

「未知」です。毎日違う道を通ったり、知らないものに出会いに行けたりするのが楽しいんですよね。いろんなところに行こうって思うきっかけになってくれたものなので、車は旅の象徴というか、歩き出す足をくれた存在なんです。

1日のスケジュールは? 午前3時に起床する日々

内田雄馬

――今回はファンのみなさんから質問を募集したので、こちらにもお答えいただきたいと思います! まずは、『あさチャン!』にまつわる「朝の情報番組のナレーションを担当するにあたって、毎日サイクルが変わったのではないかなと思うのですが、最近の1日のスケジュールが知りたいです!」という質問から。

もうめっちゃ変わりました。今は大体(午前)3時に起きて歯を磨いて、青汁を飲んで出かけるという感じですね。時間があったら青汁にプロテインも混ぜます。人前に出られるような格好ではない(笑)、ボサボサの状態で4時くらいにスタジオに入って、収録が始まるというスケジュールですね。

――寝るのは何時くらいですか?

20時や21時に寝たいなという感じではあるんですけど、仕事して帰ってきて準備をしていると、どうしても22時くらいにはなりますね。でも車で昼寝ができるので助かっています。車がなかったらもっとしんどかったかもしれません。

内田雄馬

――青汁はもともと飲んでいたのですか?

飲んでないです(笑)。たまたま先輩に「豆乳青汁がおいしいぞ」って教えていただいて、飲んだらすごくおいしかったので買っておいたんですよ。『あさチャン!』が始まってから朝ごはんに何を食べようかなって考えた時に、最初はいっぱい食べる気にならなかったんです。

ただ、食べないと喋れないと思い込んでいたので、最初の1週間くらいはブリトーとおそばを食べていました。でもだんだんそんなに食べる必要はないな、逆に重たいなって気づいたんです(笑)。それから収録前は青汁だけにして、終わってからごはんを食べるようになりました。

内田雄馬

――試行錯誤があったんですね(笑)。朝は声が出にくいイメージがあるのですが、声の調子を整えるためにやっていることはありますか?

大きい声を出したりはしないですけど、移動中に小さいリップドリルやハミングをしていますね。収録の前に下読みみたいなものがあるので、そこで声を出して、1時間もするといつも通りの声が出るようになります。

内田雄馬

――もう一つ、早起きの秘訣などあれば教えてください!」という、朝にまつわる質問です。

今はアラーム2つで起きているんですけど、最初は「起きられなかったらどうしよう」という怖さがあったので、家にあったものにプラスして目覚ましを3つ買ったんですよ。光ったり、枕の下に入れて振動するものとか。でも逆に落ち着いて眠れないなと思って(笑)、結局音が鳴るものだけを使っています。

別に朝が苦手なつもりはなかったんですけど、それで起きられているのでうれしいですね。アニメや海外ドラマの収録は大体1週間に1回ですが、『あさチャン!』は毎日なので他の現場よりもいっぱい経験できて、体になじんできているのかもしれません。

「声を使うことが楽しい」がモチベーションになる

内田雄馬

――「あまり仕事に対して、モチベーションが上がらなくなってきているので、上げ方を教えてください」という質問も届いています。

どのようなお仕事をされているのかはわからないですけど、自分がなぜその仕事をするのかを一回明確にしてみるのがいいかなと思います。仕事をするために仕事する人はいないと思うんですよ。お金を稼がなきゃいけないとか何か理由があるはずなので、その目的をより明確にしてみる。

お金を稼ぐにしても、例えば欲しいものがあるとか、理由をはっきりさせることで「じゃあ今日はこのために頑張ろう」って思えるんじゃないかなって思うんです。単純においしいごはんを食べたいからでもいいと思いますし、働けばお金をもらえて好きなことができるので(笑)、それだけでも十分だと思いますけどね。

内田雄馬

――ちなみに、内田さんのモチベーションになっていることはなんですか?

僕はただ単純に声を使うことが楽しいので、それがモチベーションになっていますね。その先に、自分が表現したものを待ってくれていたり、それに感動して、生活の糧にしてくれている人がいる。お手紙もたくさんいただいて、自分たちがしたことがすごくいい影響になっているのを体感させてもらったから、いろいろ作っていきたいなと思うんです。それはみなさんから、仕事を通して教えていただいたことです。

内田雄馬

――続いては、将来の夢についてです。「今は声優さんになりたいと思っていますが、なりたいと思った動機が『楽しそうだな』みたいな軽い思いです。ラジオや声優さん達の絡みを見たり聞いたりしてると、この職業を本心から楽しんでいるんだなと思っています。この『楽しそう』だけの気持ちで『声優』という職業を目指しても良いのか教えてください」という悩み相談です。

自分の気持ちがどれくらいなのか、目指してみてわかることもあると思うんですよね。だから踏み出した方がいいと思います。やってみたら意外と好きじゃなかったとか、めちゃくちゃ楽しいとか、その先でまた新しい“考えるべきこと”と出会うはずなので。ただ、こんなことを言っておいてなんですけど、声優というお仕事は正直、お金を稼ぐという意味ではあんまりおすすめできる職業ではないと思います。不安定な職業なので(笑)。

――経験者は語る、ですね(笑)。

でも、楽しいからやっているという人も多いので、本当にお芝居や表現することをやってみたいなら、すごく向いていると思うんです。なので、まずはその気持ちを持って一歩踏み出して、そこから考えてみるのがいいと思います。

 

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プロフィール

内田雄馬

内田雄馬(うちだ・ゆうま)

東京都出身。『BANANA FISH』(アッシュ・リンクス)、『フルーツバスケット』(草摩夾)のほか、『この音とまれ!』(久遠愛)、『東京喰種トーキョーグール:re』(不知吟士)、『弱虫ペダル』(新開悠人)など、声優として数々の人気作で存在感を発揮。『アイドルマスター SideM』(桜庭薫)や『うたの☆プリンスさまっ♪』(鳳瑛二)などのシリーズでは、ライブイベントで高い歌唱力を披露している。爽やかに突き抜ける声と、キレのあるダンスを武器に2018年5月30日、アーティストとしてデビューした。2020年9月28日より、TBS系朝の情報番組『あさチャン!』(月~金 前6:00~8:00)のナレーターを務めている。

 

 

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